ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

ミュータント・タートルズ

2015-02-16 12:40:00 | 映画

亀って案外と怖いぞ。

子供の頃、縁日の屋台で買ったミドリガメを飼っていた。私は生き別れになった愛犬ルルの名前を借用して、そのミドリガメにもルルと名付けて水槽に入れて世話をしていた。

餌は熱帯魚店で売っていた緑色の顆粒を与えていた。そのせいでミドリガメは草食性だと思い込んでいた。ところがだ、ある日、やはり縁日の金魚すくいで手に入れた金魚をカメの水槽に入れておいて数時間後に驚いた。

なんと、金魚の腹が喰い千切られて水槽の底に沈んでいるではないか。まちがいなく犯人はミドリガメのルルだ。ちなみに金魚の大きさは、ミドリガメより一回り小さい程度であり、腹の部分だけが一噛みで千切れていた。

カメって肉食だったのか。

そういえば、動物図鑑にカミツキカメという南米の恐ろしげな肉食性のカメが記載されていた。どうやらミドリガメも肉食というか雑食らしい。よくよく見ると、歯こそないが、けっこう鋭い口蓋をもっており、この一噛みで金魚を喰い千切ったようだ。

カメ、侮りがたしである。

ところで表題の映画は、かつてアメリカで大人気を博した漫画ミュータント・タートルズの実写版である。なかなか良く出来た映画で十分楽しめたのだが、正直言うと、このカメ、あまり可愛くない。

少なくてもアメコミの方が可愛かった。もっというと、実写化すると怪物じみてしまい、正義の味方っぽくない。さすがに敵役を噛み千切るような真似はしなかったが、敵役の方が格好良くみえたのも確かだ。

なんでもかんでも実写化するのは止めたほうがいいと思うな。

コメント (2)
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