ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

カニ缶

2019-12-25 11:59:00 | 健康・病気・薬・食事

カニ缶は別格だ。

もちろん、カニカマではなく、本物のズワイガニに水煮缶である。お歳暮で頂いたものである。

そのカニ缶を目の前にして、私は悩んでいた。今、食べるか、それとも後にするか。

缶詰なので、今だろうと来週だろうと味に変わりはないのは分かっている。ただ、早く味わいたいとの気持ちは確実にあった。普通ならば、すぐに開封して食べてしまう。

まずは何もつけずに食べ、次にマヨネーズを付けて堪能する。レタスと一緒にパンに挟んで食べるのも良い。でもなるべくシンプルに食べたいのがカニ缶である。

そのカニ缶を睨みながら私は悩んでいた。

何故なら先週、インフルエンザに罹患して、味覚が少し鈍いからだ。なにせ、何を食べても美味しくない。いや、本来はいかなる時でも食欲だけは失くしたことがない私が、食欲が出ないことに悩んでいた。

おかしなことに、胃袋は空腹で悲鳴を上げている。夜中に胃袋からキューキューと悲鳴が上がる音で目が覚めるのであるが、風邪のせいでまったく食欲がない。

美味しいはずのカニ缶ならば、今すぐにでも食べられる。しかし、この高熱で鈍った私の味覚は、美味しいと感じてくれるだろうか。

ちなみに、その悩んでいる最中、私の手は蜜柑の皮むきをしており、ヴィタミンCを多く含む白い繊維の部分多めにして、パクパクと口に運んでいた。甘いはずの蜜柑なのだが、やはり美味しくは感じない。ただ高熱を出した時に必要とされるヴィタミンCは大事なので、3個ほど食べて空腹感を抑え込む。

やぱり、せっかくのカニ缶は美味しく食べたいですよね。ようやく体調も回復してきたので、今夜あたり頂きましょう。

コメント
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