久々に呆れたフェイクニュースがこれ。
共同通信によると、欧米が香港を巡る中国の対応に対しての批判声明に日本が参加することを拒否して、欧米各国が失望していると報じられた。
私はこの報道をヤフーニュースで週末に読んだ。その時から違和感を感じていた。
安倍首相は、香港の若者たちのデモ騒動に対して、西側先進国の首相で最初に言及したことで知られている。日本では、マスコミがほとんど報じていないが、香港の若者たちは、安倍首相の言及に対して大いに感動し、励まされたと反応している。
私はそれを知っていたので、この共同通信配信のニュースを奇妙に思っていた。なにか裏があるのかとも思っていたが、週末すぐにその実態が判明した。まず産経のネット版から、この記事は削除されている。
どうやら偽装報道の臭いが濃厚である。
共同通信社とは、一般社団法人と株式会社の二形態あるが、その業務は世界各国で配信されるニュースをまとめて、日本の新聞社、放送局などに配信することを業務としている。
ただ、以前から胡散臭い噂が出ていることは、私も耳にしていた。なにせ共同通信の記事の執筆者のなかには、雑誌「世界」の常連が数人居たり、妙にコリアに肩入れしたイベントに出資したりと、政治的な偏向が感じられたからだ。
もっとも、そのような妙な記事は滅多にないため、日ごろは私も特段気に欠けずにいた。だが、さすがにこの杜撰な偽装報道にはすぐに気が付いた。
誰が、何の目的で、このようなウソニュースを報じたのか不明だが、日本政府は週末明けにはすぐに否定する談話を出している。他のメディアは様子見のようだ。
フェイクニュースといえば、朝日新聞が得意としているが、共同通信もなかなかやるもんだ。ただ、このウソ報道で、誰が得をするのか、それがさっぱり分からない。
日本は本当は親中国で、欧米とは違うのだとの世論でも形成したいのだろうか。南コリアと勘違いしているんじゃないのかねぇ。