人類とウィルスの戦いに終わりはない。
そもそも人類の進化の過程において、ウィルスが大きな役割を果たしていたことが判明して、まだ半世紀に満たない。まだまだ謎だらけではあるが、ウィルスが遺伝子情報に係ることにより、なんらかの変化が生じたことは確かなようだ。
人が人である限り、ウィルスは人間に感染することを止めないし、それを止める方法もない。ただしワクチンなどの開発により、ウィルス感染症を緩和することは出来る。
まだ消毒やマスク、防塵などでウィルス感染のリスクを減らすことも可能だ。ただし完全には出来ない。なぜならウィルスは小さすぎて、その存在自体を人は自ら感知できない。
医学的な検査のみが、ウィルス感染を教えてくれる。もしくは発病することにより、ウィルス感染が判明する。
断言しますが、人類はウィルスから逃れることは出来ない。また、おそらくは逃れるべきでもないように思います。今回の新型コロナウィルスの世界的な感染拡大にあって、日本を始めとして幾つかの国では比較的穏やかな感染で済みました。
どうやら予防接種として受けたBCGが、なんらかの影響を残して感染拡大を防いだとの新説が出回っています。まだ科学的に立証された訳でもありませんが、可能性は否定できないと思います。
日本では一応、非常事態宣言は解除され、徐々に日常生活を取り戻しつつあります。でも、まだまだ油断大敵だと私は警戒しています。
これは私の感覚的な私論ですが、日本で新型コロナウィルスの感染拡大が比較的小規模で済んだのは、自宅での待機というか安静にしていたからではないかと思うのです。
年齢的なものや、職場環境などもあるでしょうが、外出や出勤がなくなったことで、自宅でのんびり出来た方は多かったと思います。ウィルスに限りませんが、病気が発病するのは、往々にして疲れていたり、ストレスが貯まっていたり疲弊している時が多い。
家でのんびりと安静に暮らせたことが、結果的に新型コロナウィルスの発病を免れたのではないかと、私は想像しています。
基本的なことですが、病気にならないためには、バランスの良い食事と、清潔な生活、疲労を残さない余裕ある生き方が大事なのだと思うのです。
まァ今回の自宅待機で太ってしまった方も少なくないと思います。それでも病気で苦しむよりはマシ。でも、少しずつ運動して痩せたほうが、より健康で快適な暮らしになると思います。
さて、私も夜の散歩を復活させるかな。