入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’16年「初冬」 (1)

2016年11月03日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 午前8時、気温5度C、晴れ。上に泊まる。昨夜雪が舞ったらしいが、しかとこの目で確認することはできなかった。朝一番で牧区の見回りと、罠の点検に出た。
 大沢山から入笠山の山頂を見ると、早くも人の姿がチラホラとしていたが、彼らは望むような眺望を楽しめたのだろうか。北アルプスは初冠雪があったかと期待したが、無粋な雲が山並みを隠してしまって何も知ることができないまま帰ってきた。 昼、マナスル山荘本館へ昼飯を食べに行ったら、八ヶ岳が冠雪していた。当然北アルプスも雪だったろう。
 太った雄鹿との対決は勘弁してほしいと一昨日だったか書いた。それでも、5台ほど仕掛けてある罠の様子も見て回った。鹿の姿はなし。いつものことながら軽い失望と安堵。罠を仕掛けた以上は捕獲につなげたいが、さてその後のことを考えると、いまだに気が重い。しかしあの人たちは、そんなことに頓着せず、ただ美味しいと言って食べてくれればそれでいい。

 JALNECのメンバーと入れ代わるように、星の狩人TBI氏が来た。カント氏は来ない。空が澄み渡り、今夜の星空は凄いことになる。もう一晩ここで、久しぶりに望遠鏡も持ち出し、「無窮の遠(おち)」へと旅をすべきか迷っている。
 風に冷気を感じるようになった。きょうからタイトルを変えることにした。天候不順な天気ばかり続いたが、それでも去っていく秋に深い感謝と、惜別の思いを感じている。

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