今夜はスーパームーン。満月で、地球に最接近した月のこと。最近ではこんな天体現象もよく知られるようになった。スーパームーンとしては68年ぶりに最もに地球に近付くという。その距離35万6千500キロ。地球から最も遠く離れた時と、最接近した時の距離の差は約5万キロにもなると、昨日の新聞記事にあった。
もしも地球に月という衛星がなかったなら、という話を読んだことがある。月の地球への影響力は絶大で、月がなかったら地球は安定した惑星として、生命を育むまでには至らなかったかもしれないという。
月は毎年4センチ位づつ地球から遠ざかりつつあり、何十億年かすればもはや地球の衛星ではなくなるとも。そうなれば、もしも月がなかったなら、という話になって、地球には恐ろしいことが次々と起こるらしい。あまりにも遠い未来のことで、科学的な関心はあったとしても、一般人がそんなことを考えたり、想像してみても仕方ない。
それにしても、地球と月との関係もそうだが、われわれはこの広大な宇宙にあって奇跡的で、極めて希少な存在であるようだ。そう考えれば、毎日のように流れてくる内戦だテロだ、独裁だ難民だ等々とあまりにやるせないニュースが多く、あのカマキリ面した男を始め無能非情な為政者らの厚顔が憎い。
鉛色の空は日も射さず、冬ざれた眺めが遠くまで続く。霧ヶ峰、美ヶ原、鉢伏、タカボッチなどは見えているが、その背後にある北アルプスの峰々はは雲の中・・・と、思ったら、後ろ立山の方は薄日が射している。珍しいことだ。
明日から狩猟が解禁となる。
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