入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’16年「初冬」 (13)

2016年11月16日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


  いつも通る芝平の道路が明日の17日まで補修工事のため、昨日から千代田湖経由で上がってきている。藤沢川の両側から迫る色付いた山肌が見事なまでに美しい。きょうのように晴れていても、昨日のように曇天の日でも、華やか絢爛であったり、渋くて深い味わいがあったりと、天候の違いでは甲乙付けがたい眺めを見せてくれている。
 この杖突街道が南北に走る谷も広くはない。そこに幾つかの集落が街道に寄り添うように並んでいる。半日村と言われても仕方ないほど、空は遥か頭上に見えていて狭い・・・、そういう場所もある。中世以前より高遠と諏訪を結ぶ要路であって、またかつては飯田藩や高遠藩が参勤交代のためにこの街道を通り、松倉、金沢峠を抜けて江戸へと向かった歴史の道である。
 
   完璧な養生、感謝!

 きょうはそんなことを書こうとしたわけではないのに、つい脱線してしまった。
 山は静かになった。木々の葉もかなり散ってしまったが、今の時期の淋しいくらいの山の静けさを一人で贅沢なほど味わいながら、牧を閉じる準備をしている。週末には小屋に予約が入っているので上がってくるが、一応は19日の土曜で牧場の仕事は一区切りとなる。仕事を終えて山を去る感慨でも書くつもりでいたが、明日にでも。

 O沢さん、「医者には」なら訂正に応じます。訳は省略。クク。「カマキリ面」は、そういう顔をした某のことであって、カマキリを悪く言ったわけではありません。ドイッチェの件は、後日種平小屋さんに聞いておきます。伊那側は戸台からの道を含め、まだ通れますから出掛けみては。
 そうそう、富士見から入笠への道路については昨日あのように書いたところ、道路は「冬季通行止め」であると、早速役場の担当者から申し入れがありました。

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コメント
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