

きょうの写真は2枚とも再録で今冬撮影されたものではない。トップはご存知Ume氏の作品である。そしてその次は、ARKW女史が「みろく山の会」を率いてやって来た時に撮影したものである。
今週末、2グループ(1グループは管理棟泊、もう1グループは昨年も来てくれたISKW隊)がやってきてくれることになっているし、2月下旬には今年も「NPO法人みろく山の会」も予約が入っている。しかし今冬は、もしかしたらこういう雪景色は期待できないかもしれない。どこかの国の大統領は地球温暖化を認めようとしない方針のようだが、明らかに温暖化の傾向は否定できないところまで来ている。それがこの星に生きるわれわれの共通認識だと思う。
この季節の霧氷や雪を被った景色の美しさは、きょうの2枚の写真からも充分にうかがえる。しかし、こういう幸運に出会うためには重い荷物を背負い、雪や風に吹かれることを覚悟しなければならない。冬の山というものはそういうもので、こうした写真もそういう中で運がよければ撮影できる。
星座の写真も同じことが言える。極寒の中、長時間露光に耐えるだけでなく、高価な機材を運び込み、時間をかけて調整し、準備する。そして震えながら何時間も待つ。
もう、当てずっぽうで撮ってきた写真もついに尽きてしまったので、今後は好評だったUme氏の作品を時々再録させてもらう。その際、クレジットの入った写真は当然著作権が生ずるので、ご承知おかれたい。
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