入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

   ’18年「春」 (15)

2018年03月17日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 いつの間にか3月も半ばを過ぎた。昨日も独り言ちた桜だが、高知では2週間も早い開花宣言が出たり、東京も時間の問題となっているらしい。梅の開花は春の兆し、桜はその到来を代表するということなのか、それにしてもこういう話題を耳にすると、時の経過がさらに加速されたような気になってしまう。
 
 平成29年度も残り2週間ばかりとなった。現在予約は29日にK井さん他が入っているだけで、このままいくとこの年度最後の来訪者となる可能性が高い。一生懸命に3月を売り込んだつもりだったが、まだ春の光溢れるこのころの良さを充分に知って貰えなかったのは残念だった。
 営業実績を振り返ってみて意外だったのは、小屋の宿泊利用(泊数)は厳冬期2月がトップで、次は8月と11月だった。8月は納得できるが11月には驚いた。しかしこれは、撮影の関係者が小屋を利用してくれたからだとすぐに気付いた。売り上げ金額も、大したことはないが、小屋の方がキャンプ場よりも多かったのも予想外と言える。この結果からも小屋、就中冬季営業は軽視できないが、しかしこれはなかなか「行うは難し」である。売り上げは、対前年度比で5割くらい増えたが、JA上伊那は大きな組織である。そんな額はスズメの涙にも値しないだろう。せいぜいが管理人の物好きと見做されてオチ。雪の山道の話をしたら某奴、黄色い声で「登山、トザンだぜぇ」と、それだけ。
 


「ここはJAハウスです。ここでもテント設営可能ですが、名物小屋番さんと仲良くならないとです」。昨年の11月18日、種平小屋から入笠に登った登山者が「ヤマレコ」とやらに記した一文。もちろんそんな条件はなくて、2人以上のオフロードバイカー以外は誰でも利用可。穴場とはいえ、来る人全員と仲良くすることは物理的にもとても無理だし、それに、高遠饅頭みたいに「名物小屋番」と呼んでる男の主たる業務は人間の相手ではなく、牛のお守(もり)。以後見知り置かれたし。

 赤羽さん、早い完全復活を念じています。しばらくは苦戦するでしょうが、この独り言のように、そればかりの日々を送る者もいます。

 光の明度が上がる、春の入笠牧場が待っています。"Rancher Bar"は、管理人の酒類の在庫、いよいよ僅小につき、当面は各自持ち込みにてお楽しみください。
 営業については以下をクリックしてください。「冬季営業の案内(’17年度」は、前年のものを流用している部分もあって、段落や改行がおかしく、見苦しいかも知れませんが何卒ご容赦を。

 




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