入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’20年「夏」(64)

2020年08月15日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

Photo by かんと氏

 ペルセウス座流星群は期待したような「流星群」ではなく、たった一つだけだったため、この写真に付す題名は「流れ星」にした、とのかんとさんの添え書きがあった。一昨晩そして昨晩は、予定通りにここへ来ていればきっと望むような天体写真が撮れただろうにと惜しまれる。
 いや、待て、コロナを案ずる雨男のかんとさんが来られなくなって、それで天気はこれほど良くなったのか、なんて呟けば温厚な彼も怒るかも知れない。しかし・・・。
 というような減らず口を呟いていたら、今度は北原のお師匠から電話が入った。何と師は今夜、この入笠での天体ショー見てみたいと、郎党を引き連れて上がってくるという。90歳を超えてなお師の好奇心は尽きせぬ泉のようらしく、もちろんご要望にお応えするつもりでいる。

 きょうは朝からロケハンがあり、その対応で半日が終わる。牛守の仕事は多様化するばかりだが、この牧場を存続させ、ここの自然を守っていくためには、こういう方面からの収入も無視できない。1名でウン十人に対するわけだから、臭いほど偏屈になることもある。唯一の味方はここの美しい自然だが、このごろの撮影関係者は概して紳士的で助かる。




     いずれも仲の良さそうな夫婦二組

 キャンプ用品は便利になるが、テントやタープは大型化するばかりで、一体あんなテントやタープを持っていって、混雑した多摩川のあの河川敷などでもキャンプができるのかと余計な心配までしたくなる。用品メーカーは、便利でさえあればいい、大きさなど構わない、売れればいい、ばかりでやたら利用者におもねって、そこら辺の配慮があるのかと疑問を感ずる。受け入れる側もそうなれば、多くのキャンップ場はあれこれの理由を付けて料金を上げ、対応していかざるを得なくなるだろうに。ムー。
 いま高座岩、テイ沢から戻ってきた夫婦に露天風呂に入りたいと言われ、今度は風呂番に。湯が沸けば、次は本業に戻り、牛たちが待っている給塩に行かねば。考えるほどのことではないが考えたら、きょうは早出して、朝飯と昼食を忘れていた。

 それから大事なお知らせ。今月の23日から26日までは小屋もキャンプ場も休業します。
 本日はこの辺で。
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