入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     24年「冬」(3)

2024年01月04日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 そろそろ夜が明けるだろう。只今の時刻5時45分。午前3時半に目が覚めて、2時間ほど床の中で妄念と付き合っていたが、ついに我慢できなくなって起きてきた。今朝はそれほど寒くない。室温は6度だった。
 きょう上に行く。雪はまず大丈夫だと思うが、万一大雪になっても、車の中にその準備はしてある。
 
 例年のことながら、里の正月はここにいても格別することがない。友人知人は上に行っていると思っているのか顔を見せないし、それに後期高齢者の一人暮らし、年々人の足は遠のく。
 昨年に続き今年も、1月最初の連休(8日成人式)に予約が入っているため、越年からあまり間を開けずに再び上に行くことになった。そうでなければ年を越したら大概は山を下りて、家にこもって人目に付かぬように大人しくしている。

 今思い返しても、年末を省けば、冬期は殆ど法華道を歩いて登った。それがひと冬の間に2度3度と続く年もあった。
 ある冬の夜、愛犬アサンジ・アジモヘタ・キクが雪の道中で姿を消し、それを探し当ててやれなかったことが最大の悔いとなってしまった。あの時は悪い条件が重なって、翌日すぐに捜索のため小屋を出発することができなかったのだ。
 そんなこともあったが、雇用主側の支援もあまり受けないまま、冬山の営業をそれなりにやってきた。いろいろな山の会や個人が来てくれたこともあり、冬山入門者には手ごろな山だろうと受け止めていた。
 しかし最近はあまり積極的になれず、問い合わせがある場合に、予定が合えば応じることにしている。

 今、白岩岳に行った二人から連絡があり、無事に戻ってきたと言う。上は思ったよりか雪が降ったらしく、20㌢位あるらしい。そうなると、途中で車を捨てる可能性も出てきた。里でも大変気になることが起こったが、急いだ方が良さそうだ。
 本日はこの辺で。
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする