入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’24年「冬」(33)

2024年02月09日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 明日の今ごろは雪の古道を歩いているのだろうか。荷物は極力持たず、羽毛服と若干の食料だけにしておくつもりだが、ビールがまだ上に残っているかどうか気になる。確か、2,3本は残してきたつもりだが、用心のため少し担ぎ上げた方がいいだろう。
 
 以前は荷物に決まって煙草が加わった。嵩張るし、濡れないようにするため、長い山行ではその扱いに工夫が要った。今では煙草の値段は上がるばかりだし、喫煙者は肩身の狭い思いをしなければならない。さぞかし気苦労もあるだろうと思っている。
 煙草を吸い出したのは高校の1年くらいだったから早かった方だ。しかし、30代の半ばでは止めた。その後、40代と50代に短い間ながら少し吸った。
 こんなことを考えたこともなかったが、煙草を吸っていたのはわが人生の中では意外と短く、せいぜいが20年かそこらだろう。
 
 山をやって良かったことといえばいろいろあるが、禁煙を決断したことは中でも大きい。周囲の友人たちも殆どが禁煙している。いまだに止められず口から紫煙を吐いている人たちを見ると気の毒に思うほどだ。
「オレは酒が飲めないから」なんて言ってごまかしているのもいるが、酒も飲まず、煙草も吸わない者はいくらでもいる。まぁ、気分を落ち着かせたり和らげる効果はどちらにもあり、そのうちのひとつぐらいはということだろう。分からぬでもない。
 
 しかし、防衛費を増やすために、たばこ税を上げようとする安易な策には賛成しない。今でも喫煙者からしっかりと税をふんだくっているではないか。弱い者いじめのようなことはしなさんな。もっとしかるべき所があるし、しかるべき人たちがたくさんいるだろうに。

 禁煙ができるのだから禁酒もできるだろう、といわれれば肯うにやぶさかではない。前から呟いているように、できる自信はある。しかし、煙草とは違い今現在、そうする必要を感じてない。
 最近、身体にはあまりよくない日本酒は止めて、焼酎に切り替えようとしたが、これはすぐに断念した。やはり徳利から盃につぐ、あの行為、あの気分は捨てがたく、焼酎には、どうも日本酒のような情緒がないような気がする。
 日本酒の空瓶がますます増えることになるが、それでも一日を閉じる大切な行事だから仕方ない。


 上記のURLは昨年7月当牧場で開催されたピアノコンサートの動画です。是非、ご覧ください。
 本日はこの辺で。

 

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