入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

   テイ沢の実力

2014年08月18日 | 入笠周辺の山と谷


 昨日、今日とテイ沢の”実力”を、NKZ氏の「実力」で紹介している。沢の雰囲気がよく出ていて、見る人は秋の山旅に、きっとこの渓も加えたくなるだろう。



 
 いつの間にか森も谷も草原も、秋の気配を感じさせ始めた。牧場のある中級山岳と秋の夜空が、訪れる人々に日常では忘れていた遠い昔しのnomad(=遊牧民)や、羊飼いの記憶を、ここでなら自然に甦らせることができるだろう。そして秋の星座を、幾つ覚えて帰るだろうか。
 
 今日来てみたら、大型の囲い罠に鹿が入っている。それなりの誘因をした上でのことだが、このタイプの罠による捕獲は簡単ではない。数えてみたら15頭、そのうち袋角をした雄が4頭もいる。キャンプ場に人気がなくなると決まって毎年、大型囲い罠での鹿の捕獲が始まる。が、1群の中にこれだけの頭数の雄を数えるのは珍しい。かなり有害駆除の効果はあると思うが、この後の処置を考えると・・・、分からないだろうなぁ、あの人たちには。

 ススキの穂と吾亦紅を花瓶替わりのテルモスにさしたら、また少し秋が近づいたような気がする。こんな風な一足早い秋が、上州の峠を超えたあの無人の駅にもあったことを思い出す。

 山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましては6月2日のブログをご覧ください。
 




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«     テイ沢の実力、テイ... | トップ |     無窮の遠(おち)へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

入笠周辺の山と谷」カテゴリの最新記事