★2021年振り返って

　　　　　　　　　　　　

★2021年最後の日曜日

　今年も残すところあと6日。この先には2022年が始まります。受験がもうすでに一般試験などは始まっていますが所謂共通テスト、岐阜県公立高校受験が始まってきます。現在は冬期講習の真っ最中ですが1月14日で終えてしまいます。その間に中学生は実力テストが始まります。かなり学校によって進みのいい処と悪いところがありバランスに欠けますがどのようになるのでしょうか。業者テストでなければ偏差値が出せないほどの少子化ですから習った習っていないとかそういう問題はかなり出てくる気がいたします。講習用教材ですら習ったとか習っていないの話が出ますが習っていないところは指導していっています。それは業者テストになった場合出来ないと困るからです。先生が作成したのならばそれはそれでいいのではないでしょうか。まずは従来通りの範囲を進めています。

　さて今日は今年最後のブログ更新ですから思うままに実施してきたことを書いておきたいと思います。整理をすることは前向きになって考えないともうそれは暗いブラックゾーンに入ってしまう感じです。現在の社会において8050に代表されるひきこもりとか社会からの挫折、孤立感、捻じれた社会観は非常に多くなりました。しかしもうひとつ踏み出せばと思うことがしばしばあり残念に思います。今日のYouTubeの「もう少しだけ」なのです。コロナ禍の中で私どもがこの春からやってきたことは何かそれをしっかりと考え悪かったところは顕著に受け止めよかったところは今までに増して進めていきたいと思います。

　基本的に私どもは典型的な理系の学習塾です。文系が駄目だということではありませんし私自身文系ですから文系科目の方が好きですが昔から何故かそうなってきました。不思議な現象です。まずやってきたことは昨年からの家庭学習に力を入れて来たと云うことです。現在の家庭学習は下記の通りになります。

①塾用教材の動画配信（無料）
②Monoxer（モノグサ）暗記を中心としたゲーム的要素の強いAI教材（無料）
③atama+　高校生の共通テスト8割に設定したAI（芥見教室限定）
④Z会アオイゼミ　中学生、高校生限定の全科目対象の動画配信（1か月教材込み　2200円で自宅配信）
⑤Bit・campus 小学生、中学生限定の全科目テスト配信（1か月1000円で自宅配信）

この様に5つの点を重点的に始めました。特に評判のいいのは塾用教材の動画配信です。塾で先生の話が今一つ理解が出来ない場合同じ問題を動画の中で専門講師が解説してくれます。パソコン、タブレット、スマホ何れも対応が出来ています。この動画は先にも行けますし仮に3年生ですと2年生の教材、1年生の教材にでも見ることは可能です。従ってテスト直前には絶対的な効果を発します。科目は全科目無料です（実質は無料ではありませんがDOZANgroupで補填をしています）。非常に評判のいいものです。体験もその場で出来ますので教材を見ながらすることも可能です。

次に人気があったのはやはり土曜講座です。この講座は自習から生まれたものです。好きな時に来て好きな時に帰る。友達とじゃないと行きにくいとかそういう不満をバラバラになるのを一緒にまとめてしまったのですが、ならば時間を決めて先生をつけてやろうじゃないかということで10数年前に始めました。ここでは90分は1科目限定ですが好きな科目をしています。5科目に拘る方は5科目にすればいいし、苦手科目に拘る方は苦手科目に、前年の科目、前々年の科目がしたいが出来ないかと言うご質問をよく聞きますがそういう点も土曜講座は考慮致しています。解答があればなんでも結構です。講師の質は現役医大生や薬大生、名大生や難関大学生、元学校の教諭などが対応を致しています。従って高校生は共通テスト直前ですが全科目数学をしたいと言って週2回数学、土曜講座C・D数学の週4コマが数学ということもただあります。英語、数学のみの予備校が多い中全科目指導しています。中学生も学校のワークをしたりする人も見えたり、小学生は計算が出来るのに応用問題が出来ないという人が大いに頑張っています。小学生だから45分授業だ、60分授業だというのは明光義塾の中にはありますが長良教室＆芥見教室では実施していません。90分1科目が基本です。しかし、どうしてもという場合は90分算数・国語という2科目も致し方なく実施しています。現在の空き状態では高校3年生が抜けた分しか余裕はありません。芥見教室ではもう自習室さえ使用できない状況になっています。但し、土曜講座のみは実施していません。

　次に同じくして志望校判定模試と全国高校共通テストの実施をしています。これは全員半強制的に参加していただいています。入塾条件は参加が条件になります。どうしても受験できない場合はご相談ください。志望校では5校、共通テストでは6校の判定を実施しています。小学5年生から高校3年生まで志望校が判定できます。中学1年生でも判定は5校しますが岐阜新聞テストとの誤差は±1点ほどです。それほど正確に出ます。難易度は岐阜新聞テストより少し難しめかと思います。このテストを始めた元は個別指導だからです。全科目指導できない、すると学校の点数しか把握できませんが習っていない科目を判断する、希望している高校、大学を見るということは非常に大事になりますが把握できないというのが個別指導の欠点でした。それを補うために実施をしたのが始まりです。従ってこのテストの費用は半額で実施しています。明光義塾全体でも使用するようになってきましたが私どもはそういう歴史がありますので同じものでも今更金額を正常通りにして下さいとは言えないので半額です。

　大まかにはこのように実施してきましたが講師の先生は講習時は別として平常時は準固定制にしています。講習が終わった後にアンケートを全員に書いてもらっていますのでそこで調整をしています。あの先生はよく分からない、あの先生の云うことはよく分かるとか男性の先生、女性の先生とか色々ですが出来るだけ気の合う先生にしています。得てして教室内が気が合いますと笑い声が聞こえてきますが長良教室＆芥見教室では笑い声は禁止です。つまりそれは活気ではなくただうるさいのです。活気＝うるさいのとは全く違います。いやうちの塾は声がガンガン出ていますがうるさくはない、笑い声はないと言うのは大丈夫です。私が云うのは笑い声があちらこちらで喋っている状況ですので誤解のないようにしてください。

　そんなことで2021年度ももう終わりになりました。個人的には私の小説「午後3時50分僕たちは鉄橋を走った」と「ワインと檸檬」の作品が岐阜中央図書館と地元愛媛県新居浜市中央図書館に取り上げて頂いたことは非常に嬉しい話です。来年も2冊刊行致しますが（もう出来上がっていますが）来年郡上踊りが100年祭らしいのですがたまたま偶然にも郡上踊りを書きましたのでお願いしようかと観光課の方とお話をしたところです。孤独感や挫折感に悩まされコロナ禍の中で逃避をしていく若者が多くそういった時代背景を書いてきました。諦めなく強いものに立ち向かっていく若者は時代のエースなのです。そういう若い世代の学生を来年も育てていきたいと思っています。

　最後に今年つまらない私のブログを読んでいただいたみなさんに心から感謝いたします。もう15年にもなりますがいいことばかりではなくつまらないことや愚痴っぽいことも多く書き不快な思いをされた方もお見えになったかもしれません。どうかご容赦のほどお願い申し上げます。来年は今年以上に頑張っていいブログを書きいつかそれを本にまとめてみようかとも思います。今年一年本当に有難うございました。感謝

＜今日の言葉＞
「一人の人間にはその運命と人生とを決するような時が生涯、一度は必ずあるものであり、それを乗り切った瞬間、彼の未来は全面的に変わるものだ」
　　　　　　　　　　　遠藤周作「埋もれた古城」

YOASOBI -もう少しだけ(Mou Sukoshi Dake) フル 歌詞付き Lyrics[日本語 | Romaji | English] 　　　　　　　　　　　　

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