岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★平均点の壁、400点の壁

2022年05月15日 14時37分02秒 | 学習塾

★テスト対策

 いつも思うことがあります。入塾相談に見えた時しっかりしている子、甘える子、寡黙な子等々色々なお子様が見えます。積極的にこちらの質問にどんどん答える子もいれば逆に質問をしてくる子も見えます。どの子も真剣なのですがうまく表現が出来ない。つまり自己主張が出来る出来ないではなく自己主張の仕方が理解できていない子が多いのに驚きます。私は明光義塾の傘下に加盟して今度8回目の更新(3年毎)になります(予定では・・・)が昔も今もさほど変わりはありません。少子化でお子さんが少なくなってきました。そういう中でパイの奪い合いをしていくのは自然なわけですから一人でも多くの方が入塾して欲しいのは何処の塾でも同じだと思います。しかし、話を聞いていますとこの子は個別よりも集団の方が向いている、この子は個別より家庭教師の方が向いているなど色々なことが頭をよぎっていきます。お子さんの学力差は仕方がないのですが白紙の状況の中で先入観だけで考えるとそうなります。無料体験の場合問題は私が作成していますが基本問題から平均点問題。そして応用、発展問題へと移行をしていきます。問題と言っても最初にしたい科目や単元は絞りますのでその中でどのような形で進んでいくのか、授業態度はどうなのか、質問はどうか等色々問いかけていき生徒の様子を時々見に行きます。面談時に一度ご父兄と教室に来ている子は一度見ていますので落ち着老いてやっています。面談がご父兄のみで体験の時初めて教室に来た場合はやはり緊張がかなりあります。ですからそこで余裕を持って進めることが出来るかどうかというよりか講師の方の話が十分理解が出来るかどうかになるわけです。生徒も講師の方を観察すると同時に講師の方も生徒を観察しています。互いに色眼鏡で見ているわけですのでそこには信頼度、安心感を追求していくのです。体験も何件かしたいと最初から言ってくる方や決めて来る方も見えます。特にご兄弟の方が以前在籍していた場合は直接お電話を頂いたり致します。驚いたことは直接携帯にお電話を頂いたりしたこともありました。上のお子さんの時に私の携帯番号は在籍生徒のご父兄には公開していますので保存していただいたようです。そうして入会をして頂いたりしています。

 問題はここからなのですが前提が長くなってしまいましたが入会しても成績が壁にぶつかり伸びない子が見えます。成績が伸びないのには色々理由があると思いますが通常は間違いなしに成績は上がります。成績は上がるのですが二つの壁があります。その子が持っている心の悩みが一つの壁になっているのですがまず平均点をクリア出来ない子が見えます。一生懸命しているのですが成績は何時も平均点前後という子です。実力テストにしろ中間テスト・期末テストなど度の難易度は別としても平均点前後の子は多いです。また400点に届きそうで届かない子、つまり380点や390点台の子供たちです。これはそれぞれに壁があるのです。この壁をぶち破らないと成績は伸びていかないです。では何が問題なのでしょうか。それぞれ検証していきましょう。

 まず平均点前後をいつも行ったり来たりしている子は比較的真面目で几帳面なお子さんが多いです。ノートもきれいに取っていますし蛍光ペンで大事なところは色付けして見るからに優秀に見えます。兎に角真面目であるだけに反面可哀想になります。でもこの子には大きな問題を抱えています。平均点前後ということですから一番多い処だとも言えます。この子供たちが平均点を越えない理由は荒っぽく言えば「真面目過ぎて面白くない」ということです。もっと極論を言えば得意科目がない、合っても自分で得意科目だと自己満足しているだけで点数はついては来ていない状況です。ですから冒険心がない訳です。学校では先生が板書に書いたものはきれいに映していることだろうと思います。それでは携帯で写真に収めた方が手っ取り早いということになります。現実的に携帯は持っていけませんから写すということはないでしょうがその方がまだ効率がいいです。この平均点前後で悩まれている方にご提案を致します。まずは高校受験でどこの高校に行きたいのか、それとも得意科目は何にするのか明確にしてください。問題は学校のワーク依存にならないでください。こういう真面目な方は必ず依存的なところが多いです。ですからレールを敷いてその上を走りたいのです。テストの範囲表が配られますがきっちりやり遂げてしまう子が多いです。でもそれが平均点前後しか得点が取れない原因だということを本人は知りません。もっとその上の問題に挑戦してください。出来る問題を隅から隅まできちんとしてしまう子供が多いです。その殻を破ってください。もう一つ言えば行きたい高校の偏差値に対して自分が何点不足しているのかを知るべきです。性格が真面目だけにその辺の分析は出来ると思います。偏差値詳細は http://mm-homepage.com/dozan/

「志望校判定模試」参照ください。高校生にしても同じことが言えます。進研模試を全国の高校で実施していますが非常に難易度が易しいです。A判定やB判定だとしてもかなり信憑性に欠けます。進研模試の場合と共通テストの誤差は偏差値マイナス7点です。それで概ね平均的に合うと思います。進研模試でいい点数、いい偏差値だと喜んでも正直かなりズレていることに後日知ると思います。偏差値70点ある人は全統模試では63点ぐらいのはずです。これが当たり前の偏差値なので進研模試はそういう意味では完璧ではありませんしそれに頼っていますととんでもないことになります。受験生は進研模試や全統、東進、代ゼミなどのテストをしっかりこなしてください。夏期講習が終われば毎週のようにテストです。自分の力を試してください。特に推薦希望で評定が4.3以下の場合は無理と考えるのが一般的です。推薦だから合格していけるという考え方は捨てた方がいいです。これも平均点前後の子が多いです。従って平均的な子の場合真面目であるがゆえにそれを越えることが出来ない。メリハリをつけることが苦手なようです。それは問題に対してどの公式を使えばいいのか瞬時に判断が出来ない子、正解に導き出すことは出来るのですが兎に角時間がかかる、遅い子が多いです。この壁を突き破るのには先ほども言いましたが目標を明確にすること、時間を図る事、常に手を動かすこと、反射的に同じことがいえる問題を探し出して解く必要があります。要は問題の質と時間の解決がその壁を破るはずです。

 では400点の壁を越えれない方はどうでしょうか。この方は非常に優秀な方だと推測できますしお友達も優秀な子が多いかと思います。「今度こそ400点を取ってやる」と何度も呟き心の中で誓ったことでしょう。優秀なだけに欠点も見つけるのも早いです。概ねうっかりミスも多いはずです。そして400点を取れなかった原因を「うっかりミス」という言葉に責任転嫁をしている子が多いです。実際うっかりミスが多いのは事実です。明確に言えば慎重さに欠ける。出来るがゆえに問題が易しすぎ「よっしゃ」ってもんで喜びコケタ!というのもありでしょう。
 しかし、考えてみてください。400点切る子のノートを見ると先ほどの平均点を前後している子のノートと比較したら非常に汚い場合が多いです。ノートがきれい、汚いで点数が違うのかどうかという点にはそれぞれ異論があろうかと思いますが問題は時間内にうっかりミスを無くして解答に導き出すことが出来るかどうかです。このラインにいる生徒は解くのも早いです。計算も殴り書きでフリーハンドでどんどん進めていく理想的です。正直こういう子供が私どもの塾に来てくれれば430点から450点まで上げることはそう難しくないです。400点の壁は自分の心の壁なのです。そして上昇志向ですから出来る友達も多い。今度こそ・・・、という反骨心もあるでしょう。

 400点を取れたはずだが平均点が低く取れなかったという子の場合何が必要かと言いますとまず400点の目標を捨ててください。410点、420点を目標にしてください。このクラスの10点、20点は200点台の子の100点、150点ぐらいに相当しますから難しいです。しかし、もう少し設定を上げてギアをもう一段UPしてください。そうすると何か見えてくるはずです。そうです見えるものは分かったでしょうか?「得意科目」です。得意科目で自分は400点をかろうじて近くまで来たが他の科目で足を引っ張っている科目があることがわかると思います。猫の目のように今回は数学だった、前回は社会だったという風に山あり谷ありの点数のバランスシートが出来ているはずです。つまり本当に理解していない方が多いのです。何となく知っているし点数は取れているというのが一般的です。高校生の場合も一番難しいところですね。評定は4.0は切っているでしょうから推薦は気に入ったところは無理で最初から共通テストになっていることでしょう。楽して希望の大学にいければいうことはありませんがそれほど甘くはありません。大学も苦手科目をつくらないようにする必要があります。特に理系科目の場合そういうことが多く出て来ます。私立大学の場合は選択科目を絞ればいい訳ですから自分の将来の職業を考慮して考えればいいです。

 そう言うことで400点を切る人は最初にワークなどはほとんどできると思いますからサーっと目を通して済ませましょう。そして範囲の中から配点の高い問題に時間配分をしっかり取れるようにしましょう。そうすれば自ずと点数は上がります。特に分析し山あり谷ありで今回はうまくいった、しかし次には分からないではいけませんので分析力を磨きましょう。中間・期末テストならその科目の先生の性格位掴んでおいた方がいいかと思います。特に数学、国語、社会の先生はそういうタイプが多いですがそう言うとまた山を張るようになりますので時間配分をきちんとしてくださいテストの問題用紙をシュミレーションする必要があるのです。出来る問題からやっていくのは当たり前ですが難しいのは飛ばしてどんどん進めてください。400点を取る力があって取れない方は問題に対する不安感があります。そのためには目標設定を少し410点か420点にあげてください。きっと成功すると思います。

 テストの時期が迫ってきましたがしっかり準備をして受け止めていきましょう。そしてテストが終われば講師の先生と検証する必要があります。つまりテスト直しです。テスト直しが終われば今度はそれの類似問題をしましょう。講師の先生に言えば大方は解決できると思いますが言いにくい場合は教室長の先生と相談してください。きっと親身になってくれると思います。 

<今日の言葉>
「十の力を持ってたら、九までは、塾だ受験だちょうちんだでいいよ。でも、一ぐらいは、残りの一ぐらいは、一攫千金じゃないけど、『やってやる!』って感覚を持ちたいね。オレ、本気でそう思っている。
成り上がり。大好きだね、この言葉。素晴らしいじゃないか。こんな、何もかもが確立されきったような世の中で、成り上がりなんて・・・、せめて、やってみろって言いたいよ」
                     矢沢永吉「成り上がり」

20歳のめぐり逢い/SIGNAL

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長良教室 058-210-1730
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