市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

熱戦を通じて友好と親睦を深めあった日台親善ソフトボール大会

2009-08-09 13:27:00 | 国内外からのトピックス
■昨年8月21日の北京オリンピックの女子ソフトボールで、日本チームが念願の金メダルを獲得したことは、まだ記憶に新しいと思います。このとき活躍した選手が所属するルネサス高崎、太陽誘電はともに群馬県内に事業所を有しており、女子ソフトボール日本リーグ第1部に参加しています。

 日本のトップレベルの選手たちがいる群馬県の女子ソフトボールは、歴史的にも組織的にも厚みがあります。日本のトップレベルということは、今や世界のトップレベルという意味であり、女子ソフトボールでは、「世界のメッカ」と言っても過言ではありません。

■群馬県の中でも、わが安中市では、女子シフトボールが盛んで、小学校をはじめ、中学、高校ともレベルが高く、群馬県内はもとより全国においても優秀な成績を収めています。この背景として、女子ソフトボールの普及や発展に貢献してきた関係者のたゆまぬ努力を抜きには語れません。

 このたび、かねてから交流の深い台湾から、女子塁球隊が訪日して、親善試合を通じて競技力の向上を目指し、さらに友好親善の輪を広げることができたので、ここに報告します。



8月4日(火)午前9時から久芳グラウンドで行われた日台親善ソフトボール大会の開会式の模様。
■日台親善ソフトボール大会(主催:群馬県ソフトボール協会http://gunmasoftball.ikaduchi.com/、主管:安中市ソフトボール協会、後援:安中市・安中市教育委員会・安中市体育協会・上毛新聞社、協賛:群馬県中体連ソフトボール部・安中市少女ソフトボール連盟http://www.geocities.jp/annaka_soft/・内外ゴム㈱http://www.naigai-rubber.co.jp/)と銘打ったイベントに参加したのは、台湾から、台北懸徳音國民小学塁球隊(役員12名、選手16名)と、南投懸埔里國民中学塁球隊(役員6名、選手15名)の2チームです。

長旅の疲れも見せず、8月2日(日)夜10時半に宿舎についた台湾の徳音國小塁球隊の役員・児童ら一行。

 対戦する日本側チームは、小学校が、原市プリティースターズ、5・8スーパーレッド&安中リトルメッツ、松井田・東横野選抜、原市フラワーズ、原市ビューティーかやの実&上町シーガールズの5チームと、中学校が、安中市立第一中学校、安中市立第二中学校、高崎市立榛名中学校、高崎市立箕郷中学校の4チームです。会場は、安中市の久芳運動公園グランドで、2009年8月3日(月)から6日(木)にわたって熱戦が繰り広げられました。

 試合方式は、小学生の部と中学生の部に分けて、小学生の部は、台湾チームに上記の安中市少女ソフトボール連盟加盟5チームが挑戦する形式をとり、中学生の部では、台湾1チーム、日本4チームによるリーグ戦としました。日程は次の通りでした。

◆小学生の部
8月2日(日) 徳音國小塁球隊、成田着(17:05 JL646)、バスで妙義町の宿舎に移動し、22:30到着。
8月3日(月) 13:00から徳音國小VS原市プリティースターズ。15:00から徳音國小VS5・8スーパーレッド&安中リトルメッツ。
8月4日(火) 09:00から中学生の部と一緒に開会式。10:00から徳音國小VS松井田・東横野選抜。13:00から徳音國小VS原市フラワーズ。19:00から歓迎パーティー。
8月5日(水) 10:00から徳音國小VS原市ビューティーかやの実&上町シーガールズ。終了後、徳音國小チームはバスで東京に移動。

対戦前、青ユニフォームの徳音國小チームと地元チームとが仲良く記念写真。

◆中学生の部
8月3日(月) 埔里國中塁球隊、成田着(13:15 BR2198)、バスで妙義町の宿舎に移動し、18:30到着。
8月4日(火) 09:00から小学生の部と一緒に開会式。10:00から埔里國中VS安中一中、安中二中VS榛名中。13:00から埔里國中VS榛名中、安中一中VS箕郷中。19:00から合同の歓迎パーティー。
8月5日(水) 10:00から埔里國中VS箕郷中、安中二中VS安中一中。13:00から埔里國中VS安中二中、箕郷中VS安中一中。
8月6日(木) 10:00から埔里國中VS安中一中、箕郷中VS安中二中。終了後、埔里國中チームはバスで東京に移動。

■対戦結果については、紙面の都合もあり、また親善大会ということで詳細は省きますが、アウェーでの試合のためか、初戦は硬さが残った台湾チームでしたが、その後はノビノビとプレーをしていました。また、台湾では、米国式で、新学期が9月からなので、小学生6年生といっても、半年ほど年上になり、体格面で、これで小学生と思うくらい上回っていました。体力面で不利な日本チームは、いろいろな作戦を駆使して互角の勝負を挑んでいました。

■実は、台湾と安中市の女子ソフト交流は2005年に続き、今回が二度目です。今回の大会の名誉会長で、大会準備委員として尽力した岡賢氏は、米国の投球技術を日本に紹介するなど、その活発な行動力に注目した台湾ソフトボール協会が、岡氏の指導を仰ぎ、岡氏もその期待に応えたため、高い信頼を寄せることになりました。その結果、アテネ五輪当時、台湾女子ナショナルチームの倪兆良総監督は、投手陣のヘッドコーチを岡氏に要請したほどです。こうして、岡氏は現在でも台湾ソフトボール協会から絶大な信頼を得ており、台湾への影響力も大きく、今回の大会開催も、台湾側から岡氏への打診をきっかけに、岡氏ら日本側の協力で実現しました。岡氏は、今でも年2回程度、自分の指導する大学チームを引き連れて、台湾に遠征しており、次回は、来年3月に台湾で試合予定です。

 そのため、今回来日した台湾チームの監督やコーチの中には、アテネ総監督だった倪兆良氏も、北京五輪で台湾チーム総監督の張家興氏もいました。張家興総監督は、前日まで仙台で開催されていたジャパンカップ大会に台湾代表チームを率いて参加してから、こちらに合流しました。その他にも、台湾代表チームの現役、OBなど錚々たる面々がコーチとして参加していました。

■8月4日(火)午後7時から、選手らの宿舎でもある妙義グリーンホテル11階で開催された歓迎パーティーでは、両国の女子ソフト関係者が勢ぞろいし、互いに友好親善を確かめ合いました。

 両国の女子ソフトボール事情について、両国の関係者の話などから次のことがわかります。日本では、チーム数が多く、試合場所も機会もたくさんあり、とりわけ群馬県では練習環境に恵まれていること、一方、台湾では、チーム数が少なく、年間の試合数も少ないのですが、少女ソフトの強さの秘訣としては、台湾のナショナルチームの選手が引退後、直に各学校の専属の女子ソフトのコーチとして、指導にあたっていることが挙げられています。高校までに実力が認められれば推薦で大学に入り、台湾のナショナルチームのメンバーとして選抜されればよいのですが、選抜に漏れると、せっかくの実力を活かせるための社会人リーグなどが台湾にはないため、実力ある選手層の維持が難しいということです。

■それにしても、参加した台湾チームの子どもたちにとっては、今回の親善大会は大変貴重な体験になったことは間違いありません。一方、対戦相手となった、地元の子どもたちにとっても同じことが言えると思います。なお、台湾との子どもたちを通じた交流は、最近増加しており、台湾の高校生が修学旅行で群馬県の高校を訪問し、生徒主体にプログラムを準備して、互いの学校やクラブ活動の紹介を行ったり、一緒にスポーツやゲームに興じたりして、親睦を深める行事も盛んにおこなわれています。

■さて、今回の日台親善ソフトボール大会のもうひとりの名誉会長でもある岡田義弘市長も、8月4日(火)の歓迎パーティーに参加し、得意のスピーチを披露しました。岡田市長は、あらかじめ用意された「歓迎のことば」の原稿を見ないで、得意のアドリブで、挨拶をおこないました。

 岡田市長は、蒋介石のことにこだわって次のようなスピーチしました。「・・・日本が今日、このような繁栄を享受できているのは、戦後の賠償交渉で、(中華民国の)蒋介石が、500億ドルもの賠償権をすべて放棄してくれたおかげであり、われわれ日本人として一日たりとも忘れることはできない・・・」

 岡田市長は、市役所の職員に書かせた、ありきたりの「歓迎のことば」では、台湾側関係者の琴線に触れることはできないと事前に認識し、あらかじめ自分自身の言葉で挨拶をしようと、市長なりに考えた挙句、蒋介石の名前を前面に出した挨拶を決意したようです。

■たしかに、かつて、夜間外出禁止令が出ていた国民党の一党独裁統治時代では、蒋介石の話題を持ち出せば、それなりにアピールができました。しかし戦後、中国大陸での毛沢東らの中国共産党の覇権争いに敗れて、台湾に移ってきた蒋介石率いる国民党の独裁政治に長年圧迫されていた本来の台湾の人々(本省人)にとって、蒋介石の話題にわだかまりを持つ人は少なくありません。蒋介石の息子の蒋経国が死去して以来、大きく躍進した台湾の民主化により、日本人が感じている蒋介石への想いと、台湾の民衆のそれとのギャップはかなり開きがあるのです。

■2008年3月22日の台湾総統選挙では、2000年以来、民進党の陳水扁政権が2期続いた後、国民党の馬英九候補が当選しましたが、余りにも中国寄りの政策に批判がでていることはご存じのことと思います。

 世話になっている大勲位ナカソネ先生が尊敬する蒋介石の「以徳報怨」への謝辞を台湾のゲストの前で披露した岡田市長ですが、やはり、蒋介石の話題を前面に強調するのは不適切だったかもしれません。というのは、台湾女子ソフトボール関係者の間の政治的な信条は多種多様だからです。政治への関心の高い台湾では、選挙の投票率は日本の比ではありません。

■でも、懐の深い台湾の関係者の皆さんは、蒋介石の功績を賛美する岡田市長のスピーチにも、決して文句をいわず、パーティーでは、岡田市長を取り囲んで「シチョーサン」と親しく呼びかけ「乾杯(カンペイ)」を連呼してくれました。

倪兆良氏(手前右)をはじめ台湾側役員らの乾杯コールに顔をほころばす岡田市長。右奥には群馬県ソフトボール協会の南波会長。

 パーティーには、群馬県ソフトボール協会会長の南波和憲県議も、大会会長として姿を見せていました。政務調査費を使って北京五輪の女子ソフトの活躍ぶりを直に観察しに旅行したほどの熱の入れようですから、今回の大会にも顔を出したものと思われます。このほか、安中市議会からなぜか大会運営役員でもないのに、横山登市議が参列しており、岡田市長のために、一生懸命ウーロン茶や焼きソバのおかわりを運んでいました。

 大会参与として、自ら野球好きな岩井均県議も挨拶しましたが、同じく大会参与の瀧本夏代市議の姿は最後まで見当たりませんでした。やはり、配偶者が6月に起こした飲酒運転人身事故の影響で、公的な場への出席自粛を続けているようです。

パーティの中締めの挨拶をする中澤教育長。

■長年の歴史を誇る安中市ソフトボール協会は、多くの優秀な指導者を輩出し、地元の女子ソフトの発展に多大な功績を果たしてきました。同協会の会長には昨年まで、地元の咲前神社宮司の和田正氏が長年にわたり就任していましたが、昨年7月12日夜、飲酒運転による死亡事故を起こしたため、今年から正田病院長の正田弘一氏が会長を引き継いでいます。

 このため、歓迎パーティーでは、車を運転して帰る予定の日本側関係者はみな飲酒厳禁を自らに課して、ウーロン茶でのカンパイを肝に銘じていました。

■今回の大会の準備に大わらわだった安中市ソフトボール協会事務局の中島修氏によると、大会経費は全額同協会への浄財で賄い、行政からの補助金は一切受けていないとのことです。自前でこれだけのイベントを切り盛りした同協会関係者の熱意と手腕に拍手を送りたいとおもいます。

【ひらく会情報部・地域取材班】


↑お馴染みとなった後閑城址公園の北入口付近の山林に佇む蒋介石の銅像。岡田市長が、尊敬する蒋介石の恩義に報いるためには、まずこの銅像の建立費用が公金から支出されたのかどうか、あるいはタゴ事件の横領金から支出されたのか、よく調査し、いずれの場合にも、きちんとダイクンイ先生に揮毫を依頼した御仁に費用負担をさせて、これ以上、元総統がヤブ蚊に食われないよう、きちんと周辺環境整備を行うことが先決なのでは・・・。↑

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フリマ中止を巡る未来塾側と安中市・岡田市長とのバトル・・・第4ラウンド(その3)

2009-08-09 04:01:00 | 安中フリマ中止騒動
■被告岡田市長個人の準備書面(3)のつづきです。
**********

 第2真実性1)安中市からの回答日(5頁)であるが、被告岡田に長沢建設部長から平成19年9月13日8時30分に誠意を持って許可する旨連絡したことを同年9月13日午前8時50分に福祉民生常任委員会に入室すると長沢建設部長が寄って来て連絡したと報告を受けたのである。併せて、松本立家氏たち未来塾は同年9月10日午後6時30分からの未来塾と市との意見交換会の内部報告を未来塾運営委員に伝え、同年9月10日夜に、フリーマーケット開催は中止を決めたことも報告を受けたのである。
 同年9月13日午前9時開会の福祉民生常任委員会は付託議案が少なかった為質疑等少なく、午前9時8分委員会は終了したのである。
 指摘の9時45分ではなく8時45分(市長室を出た時間)と訂正します。
 原告松本氏が、同年9月14日と主張は違うのである。
 その立証は、9月13日は福祉民生常任委員会室という特殊場所であること。
 同年9月10日午後6時30分から未来塾と市との意見交換会の内容を原告松本氏たちが未来塾運営委員に報告して「フリーマーケット中止」を決めた内部情報など長沢建設部長は被告岡田に報告したのである。長沢建設部長は原告松本氏と対話したから「フリーマーケット開催中止」を9月10日夜に決めたことを知っているのである。
 2)開催準備期間についてであるが、多年に渡って「フリーマーケット」を開催して来た事からしても未来塾運営委員高橋由信市議会議員の一般質問には、真実性は十分にある。
 前項のとおり、長沢建設部長は同年9月10日午後6時30分からの未来塾と市との意見交換会の内容を原告松本氏たちは未来塾運営委員に報告してフリーマーケット開催、中止を同年9月10日の夜に決定したことなど長沢建設部長は知ることができない筈である。
 同年9月10日の夜に「フリーマーケット開催中止」を決めた事を長沢建設部長は被告岡田に報告したことからして同年9月13日午前8時30分に公園使用を許可する旨を伝えたことは真実であると自信と確信に十分な内容を伴っているのである。
 以上の観点からしても不毛の議論でなく原告松本氏はじめ未来塾運営委員及び県議、市議(運営委員)は、公共の施設、場所を利活用することからしても、もっと大らかに日時的な余裕と度量をもって対処する良識を育むよう切望するのである。
 未来塾運営委員高橋由信市議会議員は、一般質問に立ち「できますよ、40日あれば、44日あれば」(丙第4号証134頁)のとおりであることに何人も異論を挟むことを慎んで、もっと大海、広野を見て物事を運ぶことを希望するのみである。
 長沢建設部長から報告は9月13日に誠意をもって許可する旨連絡した報告を受けたのである。同時に、9月10日の夜に「フリーマーケット開催中止」を決めたことの報告も併せて受ける。
 誠意を持って許可する旨回答したことが全てであり、それ以上も以下もないのである。
 大人は、大らかに大海や広野を見られるよう切望する。2意見交換会の開始(訴伏7頁)についてであるが、平成19年9月10日午後6時20分ごろ、市長室へ被告松本氏、■■■■氏、■■■氏が無言で入室してきたのである。
 被告岡田は一見で苛苛していることが伝わってきたのである。
 被告岡田が立って御世話になりますと挨拶しても無言を押し通したのである。
 3 意見交換会開始直後、特に原告松本氏が怒鳴ったとの点(訴状7頁)についてであるが事実そのものであることを断言する。
 原告松本氏が「目を見て話をしろ」と怒鳴ったことは紛れもない事実である。
4、(1)募金に関するやり取りであるが、「阪神大震災12年前ですよね。12年前のことを市民が指摘するのですかね。」と被告岡田が発言したことは真実である。
 被告岡田は、新潟地震大災害が2回発生していることが強く焼き付いているからである。他方、原告松本氏及び未来塾は安中市公園条例第4条などの条例違反を犯している。
 一方、被告岡田が「地震に関する寄付はわかりました」と言ったのは、寄付行為の中身は、わかったと、いうことである。
 被告岡田は、安中市公園条例第4条違反ではないとは発言していないのである。
 (2)「ここへ何回も来たんだから」との発言の不存在についてであるが、被告岡田がはっきりと記憶しているのである。
 その立証理由は、原告松本氏が持ち掛けてきた安中市役所北の土地の件で、当時の総務部長、財務部長同席のもとで原告松本氏に対し、お断りするのに、非常に苦労した苦い思いが被告岡田に強烈に残っていたからである。
(3)参加費(出店料)の徴収についての被告らの認識、原告松本氏は参加費(出店料)徴収、出店者を募るためのチラシに明確に記載されており、毎回新聞の折り込みチラシで市全戸に配布したと原告松本氏主張についてであるが、これまで前述して来たが、原告松本氏の事の運び方が最も良く現れている。
 これまでの安中市行政が弱腰にして放漫につけ込んだものである。
(4)「市民からの苦情や指摘」の具体的な主張立証の不存在との原告松本氏の主張についてであるが、周辺の米山団地の住民から苦情があった。
5 駐車場の利用の件(1)被告岡田の主張についてであるが、駐車場の利用については、東駐車場の使用は認めた。中央駐車場は認めていない。その理由は土曜日、日曜日、祝祭日は、午前10時00分にスポーツセンター利用開始である。
 「スポーツセンター職員は、■■■■■■■■■に強い威圧を受けて反論もできず言われるがまま・・・」ということが本当の内情であったことを再度確認したのである。
 午前10時00分利用開始のこの時間は、利用者のピークであり混雑や、苦情が市長に向けられるのは容易に判断できる筈である。
「第31回フリーマーケットinあんなか」出店者説明資料5頁、中央駐車場では、駐車、荷降ろしをしないで下さい。
 体育館利用者用として使用のため、また、中央駐車場を空けておくことが、イベント広場使用、フリーマーケット開催の条件となっています。次回以降の開催のためにも是非ご協力くださいと明記して、大衆市民に公約しているのである。
 反面、意見交換会の中で、長沢建設部長が運動する人は朝一番で来るため、午前10時以降は空いていれば駐車場をフリーマーケットで使用しても良いことになっていた、との趣旨の発言は、誠に軽率と言わざるを得ないと思慮する。
 その理由として、スポーツセンター使用開始は午前10時直前である。
(3)■■■■■■■■■が申請書を持参して来て、今すぐ許可してくれと言っていることは証言に基づいた結果(再確認済)の記述である。また、■■■■■■■■■がスポーツセンターイベント広場の会場責任者であるとの証言に基づいた記述である。
 原告松本氏はスポーツセンターイベント広場の責任者は■■■■等(暈している)であると主張しているが、平成20年2月6日に■■■■氏本人自ら「フリーマーケットinあんなか」の事務局長であると説明しているのである。
(4)原告松本氏の「市民からの抗議や苦情]の具体的な主張立証の不存在との主張についてであるが、被告準備書面(2)(平成21年4月7日付)2頁~5頁を精読されたい。
 「ボランティア活動は、自らに関する情報を公開することによって市民の信頼を得て、市民によって育てられて行くべき」という考え方に立脚するという広い視野を持つことで不毛の議論は慎むのが、ボランティア精神の原点であると思料する。
 原告松本氏及び未来塾は、「市民からの抗議や苦情」については、被告岡田らから、結局具体的な主張、立証はないとしているが、その立証は、いみじくも(丙第5号証及び被告準備書面(2))米山地区・■■■■■■氏が書いたとおり大衆個人市民は感傷していても不真理を直接表に立つことには、大衆個人市民は望んでいない。
6 罵言雑言(原告第2準備書面)12頁であるが、その立証は「訴状(平成20年9月17日付)9頁~10頁」下段から始まる。
 原告松本氏は、それは大声で、ボランティアをやっているのに、出店料を徴収しているからと言うことは市長の「いいがかりだ・・・のことを言うな、北関東一のフリーマーケットだ。潰す気か、これまで未来塾は300万円も寄付した、車椅子も・・・台も寄付しているんだぞ・・・」
と罵言雑言を言い放ったのである。
 市長室の隣室の秘書行政課へ(丙第2号証)通ずるドアを開けて大声で言い放ったのである。
 未来塾■■■■■■■氏、■■■氏は先に市長室を退席した。
 秘書行政課の職員は午後7時30分までの執務に精励していたのである。
 第3真実相当性(第2準備書面)13頁であるが、原告松本氏らの社会的評価を低下させる内容の記事を、全く安易に作成し配布と原告松本氏の主張についてであるが、被告岡田は、真実、事実に基づいて作成したことを断言する。
 岡田義弘は市長として、行政運営者として、フリーマーケット開催について未来塾との話し合いの内容など公表したくないと考えていたのであるが、安中市民の皆様や市外の方々から未来塾の一方的な報道では理解ができないので、当然広報等で知らせるべきだとの声が寄せられたのである。
 岡田は市長として、行政運営者として公表はしたくはなかったのであるが、談話という形で内容を公表して説明したのが真実である。
2 出席者への確認の懈怠についてであるが原告松本氏外■■■■氏■■■氏と市との意見交換会の場で、被告岡田が「地震に関する寄付はわかりました」と被告岡田が述べたとの原告松本氏の主張であるが、募金の中味は、わかったと言うことであり、了解納得したということとは違うのである。
 原告松本氏は、原告らに対し、事前確認を求めることも可能であったのに、これも行っていないとの主張しているが、原告松本氏及び未来塾が発行した未来塾ニュース第32号(乙第10号証)において、秋のフリーマーケット会場借用申請を行ったところ不受理とされましたと原告松本氏及び未来塾は虚偽の掲載をしているのである。
 その立証であるが(丙第17号証)-22頁-85未来塾■■■■■■■氏は課長が通りかかり聞いたら今日の段階では貸せないので、これは、お預かりするかですと言われましたから■■氏は持ち帰りましたと明確に発言しているのである。
 未来塾ニュースに掲載された(秋のフリーマーケット会場借用申請を行ったところ不受理とされました)
 この件の訂正とお詫びを早急に市民に周知するよう要求する。
 なぜ、このような事実と異なる記述をあえて市民に周知したかを説明されることを強く要請し、要求する。
4 市民からの苦情等について原告松本氏及び未来塾の主張についてであるが、被告準備書面(2)(平成21年4月7日付)2頁下段から被告岡田は、平成21年3月19日(木)に、■■■■■■■■■■■■■宅を訪問して質疑した。
 ■■■■氏は、平成20年3月末ごろ、原告松本氏と山下敏雅弁護士が来訪して来て■■■■氏宅の応接室で面談したことを明かしたのである。
 ■■■■氏宅の応接室で米山団地の■■■■の■■■■氏から聞いている話をした。米山団地の■■■■の■■■■氏から拡声器の音が煩くて困ると苦情抗議が来ていることを話したと証言しているのである。
 以下、詳細は被告準備書面(2)3頁~5頁を熟読(参照)されたい。
3、(1)「未来塾ニュース」は名誉毀損等には当たらないとの原告松本氏及び未来塾の主張について及び原告松本氏は未来塾ニュース(乙第10号証)裏面におけるフリーマーケット開催断念に至る経緯や意見交換会の内容に関する記事は、いかなる者の名誉も毀損せず、権利も侵害していないとの主張についてであるが、平成19年9月10日午後6時30分開始の意見交換会の場(丙第号証)頁未来塾■■■■■■■氏は、課長が通りかかり聞いたら今日の段階では貸せないので、これは、お預かりするかですと言われましたから■■は持ち帰りましたと明確に断言しているのである。
 原告らの主張は全て自分中心的に歪曲している。
 保留したとしても、結論が、いつになるのか、わからないと言われたので持ち悌った。かような経緯で■■■■が申請書を持ち帰らざるを得なかったことを「不受理」と表現することは、むしろ実態に即していると原告らは、抗弁している。
 私、岡田が、言いたいのは申し上げたいことは、ボランティアは健全な精神から広野を望むことである。
 経済(発展)を追及するだけでなく、もっと、文化の精神面である「公に奉ずる」という発想(信条)が欠如してはならない。
 我が安中市の文化の伝統を失わずに維持するには条例遵守しなければならない。
 被告岡田は、新行政公序は、果断なる条例等遵守実行をみて、新しい希望と抱負をもち、新しい安中市行政の思想的指導の任務を自ら課する気持ちでより公正公平で透明度の高い市行政に作り変えていくことである。
 これは、一都市安中市の成長、発展という未来への道にとり、非常に太切なものだということである。
 安中市民は、今、大切なのは太陽だ。
 強い太陽に照らされて霧が晴れれば、安中市民は初めて自らの道、新生安中市のゆく道が見えてくる。
 新生安中市民は「心と心の絆を築こう!]
 以上の観点からしても、平成19年9月6日~8日に渡り台風9号が来襲して安中市は有史以来の大きな被害を受けて同年9月6日23時災害対策本部を設置(被告第1準備書面証拠説明書平成21年3月13日付)したのである。
 安中市は県知事にヘリコプター出動を要請してヘリコブターによる救出、市道135件、農道38件、林道30件、水路40件、家屋損害4件が同年9月6日~8日に渡り台風9号襲来による甚大な被害を受けて、その復旧対策に忙殺されている時である。(丙第3号証-1、-2、-3)、原告松本氏及び未来塾は、台風9号の甚大な被害を受けた安中市は県や国との事後対策協議に忙殺の中での未来塾代表松本氏外と市による意見交換会である。台風9号の襲来で睡眠不足と疲労が重なっていても誠実に対応していることに対し理解されないことは極めて残念である。
 原告松本氏及び未来塾関係者は空虚(安中市公園条例数次の違反)なスローガンに踊らされ、それで満足して、しまっている。
 あるいは面子ばかりに、こだわり、何の問題の解決も、できないばかりか、ボランティアの価値観を混乱させてしまっている。
 原告松本氏及び未来塾は五里霧中の中にあると言わざるを得ないことは誠に残念である。
 五里霧中から脱皮脱却しないと「ボランティア文化」の精神的な「伝統」の重みがみえなくなってしまうことを懸念するのである。
 反面、安中市行政は「適切な監視」に努めるはずの首長(数次条例違反)も歯止めをかけられなかったことが混乱の元凶にもなっている。
 以上の観点から、岡田義弘は市長として、行政運営者として、フリーマーケットの開催について、未来塾関係者との話し合いの内容などは公表したくないと考えていたのであるが、安中市の皆様や市外の方々から未来塾の一方的な報道では理解できないので当然、広報等で知らせるべきだとの声が寄せられたのである。岡田市長として、行政運営者として公表はしたくはなかったのであるが、談話という形で、内容を公表して説明したのが真実である。
 お互いに欠かせぬ「公に奉ずる心」を大切にしよう!

**********

■なにやら、岡田市長個人の被告準備書面(3)は、準備書面というよりも、愚痴というか、説教というか、もうひとつの「談話」という感じになってきました。さらに、わが安中市では市民がチラシを新聞折り込みしようとすると、岡田市長に批判的な個人、団体のチラシの場合、岡田市長のシンパの新聞販売店に受付を拒否される状態にあります。そのため、未来塾もチラシの手配りを余儀なくされているようですが、岡田市長は、得意の情報収集力を発揮して、そうした手配りのチラシ情報さえもすぐに入手可能らしく、未来塾側作成資料などを、丙号証として、このあとに添付しています。それらは、この項の「その4」をご覧ください。

【ひらく会情報部・この項「その4」につづく】

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