市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

小雨の中、藤井坂の通学路の整備作業に総出で汗をかいた地元の北・中・東野殿の住民ら

2015-08-23 21:40:00 | 国内外からのトピックス

■8月27日に2学期の始業式を控え、夏休み最後の日曜日となった8月23日午前7時30分から、安中市岩野谷地区の北野殿、中野殿、東野殿の子どもたちが毎朝晩通う藤井坂の歩道や沿道の草刈りやコサ切り(樹木の枝打ち)の共同作業を行いました。およそ45名ほどの住民が、仮払い機、草かき、鎌、箕(み)、熊手、箒などを持ち寄り、なかには脚立やエンジンブロアーを持参した人もいました。

道具を手に手に集まった地元住民の皆さん。

 当日は雨がパラつく天候でしたが、あまり気温が高くないものの湿度が高めの条件でした。最初はよかったのですが、そのうち雨のせいか、汗のためか、上着がびっしょりになりました。それでも、今週木曜日からはじまる子どもたちの2学期の通学に支障がないようにと、老いも若きも中年も、一生懸命に歩道や沿道の整備作業に汗を流しました。

地元子ども育成会長の挨拶。

 例年通り、北野殿の住民は藤井坂の上から、中・東野殿の住民は藤井坂の下から、手分けして作業を開始しました。

下から作業する皆さんが軽トラで移動。

 仮払い機を使用しての作業と、草かきを使った人力での作業が混合したため、事故の懸念がありましたが、そこは普段から共同作業になれている住民の皆さんだけあって、あうんの呼吸で、安全に仕事がはかどりました。

頑固な雑草と格闘。

歩道の反対側の笹薮も刈り取り。

 また、藤井坂は市道なので、車の往来も結構ありましたが、たがいに声を掛け合って、車の通行について注意喚起が行われ、事故もなく、円滑に作業が進められました。

大勢でやると作業が随分はかどる。

本来は市道の道路管理者である市役所の仕事。


共同作業の甲斐あって随分きれいになった。子どもたちの通学もスムースだ。

 作業そのものは40分で終わり、最後に各参加者に冷たいペットボトル入りの緑茶やウーロン茶が配られ、渇いた喉を潤したのち散会しました。

作業完了、お疲れ様。冷たい飲料が配られる。

 それにしても、道路側の縁石と舗装の間などに生えた雑草は、仮払い機でガリガリと削ってもなかなか取りにくく、草かきの鋭角部分で突くようにして、手間をかけて除去しました。

■安中市は、相変わらず財政ピンチという言葉しか発しませんが、財源不足を理由に、道路のメンテナンスは、ほとんど沿線住民任せです。せめて1台くらい路面清掃車を購入して、暇な市職員に運転させて、市内の市道の維持管理に役立ててもらいたいものです。
※路面清掃車の一例:http://www.sny9.com/cgi-bin/sny9/siteup.cgi?category=1&page=3

 えっ、購入費や燃料代、車検代をどうやって捻出するのかって?

 答えは簡単明瞭です。タゴ51億円事件の和解金として群銀に毎年支払っている2000万円の公金支払いをやめて、市民のために使えばよいのです。

【ひらく会情報部】

コメント
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