市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

第40回岩野谷地区体育祭が秋空のもと開かれる

2018-10-08 23:45:00 | 国内外からのトピックス
■筆者は今年度、地元の隣保班の班長を仰せつかったため、地区内の行事に駆り出される頻度が急増しています。先日9月30日の道普請とその後のグラウンドゴルフ合同練習に引き続き、今週末はいよいよ練習成果が問われる体育祭に参加することになり、10月7日(日)、台風25号一過の秋晴れに恵まれるも、南風で気温が朝からグングン上昇するなかで、地元の碓東(たいとう)小学校に午前8時に集合するため、7時45分に家を出ました。

会場の安中市立碓東(たいとう)小学校。耐震補強工事済み。

 筆者が地元の運動会に参加するのは、子ども育成会当時以来ですから、おそらく25年ぶりのことです。

 地元の8歳から88歳までの住民ら約350人が一堂に会して、開会式が午前8時半から始まりました。開会宣言、開会あいさつ、来賓挨拶、競技上の諸注意説明のあと、ラジオ体操で体をほぐしました。


体協岩野谷支部長の挨拶。

ご来賓の面々(茂木英子市長、上原富士雄・安中市議会副議長(斎藤盛久議長代読)、阿久津浩司・市体協会長、岩井均県議、伊藤清県議、高橋由信市議)。


茂木市長の挨拶。ちなみに毎年「祝い金」として3,000円を市長交際費から支出している。
※平成29年度市長交際費執行状況 URL ⇒ http://www.city.annaka.lg.jp/gyousei/soumu/files/kousaihi2.pdf


上原副議長の挨拶。市議会事務局中島様に確認したところ、市議会議長交際費から例年どおり3,000円を祝い金として持たせたとのこと。しかし市議会交際費はHPで公開されていない。なお、安中市議会は9月市議会定例会で政務活動費をこれまでの年間12万円から18万円に増額したことは記憶に新しい。この機会に、市議会は議員の政務活動費に係る収支報告や領収書を全てHPで開示すべきだが、動きは鈍い。

阿久津体協会長挨拶。祝い金5,000は教育委員会体育課の予算から支出。

岩井県議の挨拶。群馬県議会事務局小板橋様に確認したところ、「岩井県議と伊藤県議が祝い金としていくらを、どのような費目から手当したのかについて、少なくとも議長と副議長は交際費が使えるが、その他の県議の場合は政務活動費から支出するのかどうか、確認するしかない」とのこと。もし政務活動費から支出した場合には、領収書が必要であり、来年4月末に所属会派を通じて提出期限となり内容の公表(閲覧)は来年7月となるため、それまでは県議本人に確認するほかはないという。ちなみに、議会事務局の見解では「政務活動費に関するマニュアルによれば、祝い金の類の支出はたとえ領収書をもらっても、不適当な事例に当たる」とのこと。なお、平成29年度の政務活動費は、今年7月から県のHPで領収書も公表しているとのこと。

地元の高橋市議の挨拶。市議会事務局に確認したところ、議会では交際費は議長にしか用意されておらず、その他の議員は自腹で「祝い金」を支払っているはずだという。なお、政務活動費としては「祝い金」として費消できないルールになっている。

選手宣誓。

■高齢化のためか、最近はかつての「運動会」のように各種競技を行って得点を競う形ではなく、誰でも参加出来ることを主眼とする「体育祭」という呼び方をしており、安中市の岩野谷地区の場合はここしばらくはずっと、「スマイルボウリング」と「グラウンドゴルフ」の2競技のみで開催されております。

 「スマイルボウリング」はボウリング場でなくてもできる室内ボウリングで1982年に前橋市高齢者スポーツ活動推進委員会が開発したと云われ、全国各地に広がっております。

 また、「グラウンドゴルフ」は同じく1982年に鳥取県東伯郡泊村生涯スポーツ活動推進事業の一環として考案されたと云われています。

 両競技とも、高度な技術を必要とせず、集中力や調整力を発揮する場面がうまく組み合わされており、ルールもごく簡単なことから、老若男女問わず初心者でもすぐに取り組めるのが特徴です。また、必要な用具は全て安中市教育委員会が準備しました。

■さて、ラジオ体操のあと、コートの整備などで30分ほどして午前9時頃から始まった体育祭では、校庭では、東西の2面を使ってグラウンドゴルフが、体育館の中ではスマイルボウリングが実施されました。

 体育祭には地元岩野谷の地区7地区が参加し、対抗戦形式で、両競技の合計得点で順位が決定されます。また、個人賞もあり、上位チームには優勝旗と3位までの入賞カップ、そして表彰状が渡されます。それ以外のチームにも、努力賞が渡されますが、筆者の所属する北野殿チーム(北団)は、しばらく最下位に甘んじ続けており「今年こそ最下位脱出を!」を合言葉に、両競技に臨みました。

 筆者はグラウンドゴルフの北団第4チームとして参加し、ちなみに前半の東コート、後半の西コートで、それぞれ8ホールを回り、スコアは31と32でした。ご高齢の参加者が、筆者よりも遥かに良いスコアを出すので、練習の重要性を痛感しました。

 幸い、どなたも熱中症や転倒などの事故もなく、無事にコースを回り終えることができました。


北団の待機場所。日差しは強いが、台風の影響でときどき風が吹き、心地よい。

 午後1時から閉会式が行われ、北野殿チーム「北団」は見事、参加7チーム中、6位となり、念願の最下位脱出を果たしました。これは、スマイルボウリングでの2位という成績が大きく寄与しました。


閉会式。

 北団は例年参加者が少ないので、グラウンドゴルフで4チーム(1チーム5名編成)、スマイルボウリングで3チーム(1チーム3人編成)の選手確保にやっきですが、最下位脱出により、今後は優秀な(?)選手の発掘にさらに拍車がかかるかもしれません。

■なお、北団では午後4時北野殿公会堂に参加者が約30名ほど集まって、反省会を兼ねて親睦を深めました。

【ひらく会情報部】





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