■群馬高専には、保護者を取りまとめる会として「後援会」が存在し、一般的な学校のPTAに相当する活動を行っています。また、後援会の運営は、少なくとも形式上、学校からは完全に切り離されているものとされています。
PDF ⇒ qnhwzja.pdf
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群馬高専後援会HPより。URL:
http://www.gunma-kousen.com/greeting/ ↑
しかし、群馬高専において発生した電子情報工学科アカハラ事件や寮生連続自殺・不審死等の諸事件をめぐるこの数年間で、本来保護者を唯一取りまとめる機能をもつはずの後援会の影は極めて薄く、少なくとも外部の目に見えて、責任の追及・真相解明・建設的解決・再発防止に向けた実効的な活動は皆無といってよいものでした。
■そこで当会では、「なぜ学生を守ったり、保護者・学生の声を反映しようとしないのか」と質す前段階として、そもそも後援会として、群馬高専で起こった諸事件や未だ解決をみない現状についてどのような見解を抱いているのかを確認するため、「群馬高専での諸事件に係る見解の問合せ」と題して公開質問状を7月2日付で提出しました。
しかし、7月24日に返ってきたのは「後援会の活動をもって回答とする」という、事実上の回答拒否とも言ってよい「回答」でした。あまりににべもない内容に閉口しつつも、仕方がないのでお盆休み直前の8月10日に再度、可能な限りシンプルに仕立てた内容の再質問状を提出していました。経緯は以下のブログ記事をご覧ください。
○2018年7月2日:
群馬高専アカハラ・寮生連続死問題を追う…群馬高専後援会あてにアカハラ事件の見解を問う公開質問状を発出↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2682.html
○2018年7月24日:
群馬高専アカハラ・寮生連続死問題を追う…群馬高専後援会からアカハラ事件見解に関する回答が到来↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2706.html
○2018年8月12日:
群馬高専アカハラ・寮生連続死問題を追う…無責任な対応を続ける群馬高専後援会に再質問状を送達↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2723.html
■しかし当会が指定していた回答期限(8/24)になっても何一つ連絡がなく、10日も過ぎた9月4日になって、ようやく9月3日付の「回答」が当会事務局に送付されてきました。その内容を早速見てみましょう。
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群馬高専からの再公開質問への回答*****
PDF ⇒ 20180904qnj.pdf
平成30年9月3日
市民オンブズマン群馬
代表 小川 賢 様
群馬工業高等専門学校後援会
会長 滝上 幸一
「再公開質問状」について(回答)
平成30年8月10日付けで出されました再質問状につきまして、期日までに回答できなかったことを深くお詫びいたします。
当会は、学生の学業の達成・課外活動のその他に関して後援することを目的にしており、懇談会などの各種事業において保護者からの意見を吸い上げ、後援会活動の改善や学校に対して意見・要望もしております、これらは過去からも未来へも継続されている活動となります。
当会は学生の保護者の会であることから、第三者が活動に参加することはご遠慮いただいており、併せて、会議の傍聴、インタビュー等もご遠慮いただきたく存じます。
当会の事業や活動内容に関しましては、後援会ホームページで閲覧いただけますので、どうぞご覧ください。
なお、当会は上記目的を達成するために運営・活動しておりますので、前回と繰り返しになり大変恐縮ではございますが、貴殿におかれましても、当会の主旨にご理解いただけると幸いに存じます。
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■読者の皆様はどう思われましたでしょうか。少なくとも当会としては、群馬高専を牽引していくはずの保護者の代表らの出すメッセージとは思えないほど無責任で常識の欠落した「回答」に、しばし唖然とせざるを得ませんでした。
ここまでアカハラ事件について徹底的に触れない卑怯さの源にいったい何があるのか、その分析は後段に回します。しかしそれにしても、「学生の学業の達成」を妨害するアカハラ事件を食い止めることも追及することもせず、アカハラ・寮生連続自殺への「保護者らの意見を吸い上げる」こともせず、一連の事件に関して「学校に対して意見・要望」もろくにしなかった群馬高専後援会が、よくもまあこのような「回答」を平然と返せたものだと感心するばかりです。
「これが後援会の活動だ」と壊れたレコーダーのように繰り返していますが、そうだとするなら、上記のとおりその最低限の活動目的すら後援会は果たせていないわけですから、単なる後援会費の無駄食い集団でしかありません。滝上後援会長も理事も、吸い上げた膨大な会費をさっさと保護者らに返納すべきでしょう。
■この「回答」が事務局に寄せられた夜、当会の事務局長は「到底許せない」と憤慨を禁じ得ませんでした。無理もありません。
前橋市内で小中高生向け学習塾を経営し、また自ら教鞭も執る事務局長にとってみれば、手塩にかけて教えてきた大事な生徒たちがアカハラの餌食にされるなど、まして自殺に追い込まれるなど、たまったものではありません。そのことによる後押しもあって事務局長も、アカハラや自殺の根を絶つべく、数年間にわたり群馬高専への働きかけには熱く心を燃やしてきました。保護者ぐるみでアカハラの助長に邁進している学校のままでは、群馬高専への進学を志す生徒たちの背中を、安心して押してやることができません。
事務局長のような事情がなくとも、群馬高専が我々国民の税金で運営され、我々の子弟が群馬高専に進学する(あるいは、既にしている)可能性がある以上は、広い意味で我々国民全体が「学校利用者」であり、群馬高専に関する問題も決してミクロなものではなく広く考えられていくべき課題のはずです。そのスタンスでこれまで群馬高専に関する問題を追及してきたにも関わらず、学生を守ろうとすらしなかった後援会が、無神経かつ高慢に「第三者」などとオンブズマンや市民をくくっていることも遺憾であると事務局長は感じたようです。
■事務局長の例を見てもお分かりのとおり、塾の生徒のいち進学先としての群馬高専ですら、これほど興味・関心と問題意識を持つのが普通なのです。なぜ大切な我が子が青春を捧げて通うはずの学校の致命的な腐敗に対して、後援会がここまで冷淡で無責任で無能なのか。おそらくそこには「大小2つの事情」があると当会では考えております。
1つ目、小さいほうの事情としては、やはり「市民団体」としての当会への不信感がぬぐえないということがあるのでしょう。当会が本件についての調査・追及や、情報の拡散を行うあるいは行っていただいた過程の中でも、幾度となく「市民団体」への偏見に直面しました。
この件が話題になる中でも、残念ながらチラホラ「共産系」「学生運動の残渣」「左翼」などというような事実無根の見方がなされていたようです。しかしながら当会では、こうした反応であっても、問題の投げかけに対して世間一般が見せた貴重な波紋のひとつとして、受け止めたいと考えています。
なお、念のためにこの場を借りて申し上げておきますが、当団体「市民オンブズマン群馬」は、いかなる特定政党・特定政治思想に基づく政治団体・新興宗教団体・特定企業・特定国家・特定有力者・その他危険団体や危険人物等とも、活動の追及対象とする場合を除き、会として一切の関係はございません。
また、当会会員が、これまでに上記のような団体・個人から不健全な形での教唆あるいは利益の供与を受けて活動を行ったというような事実や、特定の政治イデオロギーに基づき暴力的・反社会的な活動を行ったというような事実も一切ございません。
さらには、活動に便乗した勧誘行為(いわゆる“オルグ”)や金銭を要求する行為なども断じて行っておりません。したがって、仮にこのような言説がなされておりましたら、すべてが事実無根のデマであると考えていただいて差し支えございません。
■また、群馬高専後援会がアカハラとその隠蔽を事実上助長している大きなもうひとつの原因としては、群馬高専に根付く「進学至上主義」が挙げられます。
だいたいの高専では、大多数の卒業生はそのまま企業に就職し、学校側もそのことを前提に指導を行います。しかし、大学に設けられている高専編入枠や大学院を狙わせ、進学させることを指導の主眼においた「進学高専」も中には存在し、群馬高専もその一つです。卒業生のほとんどが国立大学やその院に進学し、さらに旧帝大や東工大といった名だたるエリート大学・大学院にも相当数が進学していることから、普通高校からの大学進学という一般的な進路にかわる「別ルート」として認知されてきています。
当会が2016年8月に群馬高専の学校見学会に参加した際も、学校側は説明会でこの点を盛んにアピールしていました。
○2016年8月11日:
アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専・・・第1回学校見学会参加報告↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2104.html
■しかしながらこの編入試験は、推薦入試となっていたり、あるいは学力試験であっても学校の作成した調査書や素行経歴を加味しながらの面接等を課しているケースが多く、総体的にみて学校側の関与が大きいシステムとなっています。また、高専の専攻科(大学の3-4年に相当する特別課程)から大学院へ進む場合などは、当然専攻科の選考自体を高専が掌握していますから、これも学校側の胸三寸ということができます。結局のところ、学生がよい進路を勝ち取るには、学校による積極的なバックアップが不可欠なわけです。
そして、これを逆手に取り悪用すれば、学校が進学をネタに学生・保護者を「ゆする」ことが可能になってしまいます。こうした脅迫を平然とおこなう群馬高専の体質を如実に示したのが、2016年7月に西尾前校長が校内の全学級と寮に貼り付けた脅迫文書でした。
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2016年7月8日、当会の群馬高専訪問当日に西尾前校長が全学級に貼り付けた文書。Twitterより。こんなものを平然と貼り付けた西尾前校長の人格が正常でないのは言うまでもなく散々指摘されているが、これを貼られても反応ひとつせず笑って見逃す後援会の体質もまた、極めて異常である。↑
■こうした学校側の有象無象の圧力が、学校を健全な状態に保とうとする学生や保護者の意欲を削ぎ、しまいには人間として当たり前の常識や倫理観までマヒさせられて、群馬高専の悪行の片棒を担ぐただの進学マシーンにまで貶められてしまうのです。
さらに信じがたいことですが、群馬高専の内部者からの報告によれば、「学校の評価が貶められて進学に悪影響を及ぼされたくない」という理由で、アカハラや連続自殺事件の鎮静化(=被害者の泣き寝入り)を望む学生や保護者も決して少なくはないようです。
■じつは、アカハラ・寮生連続不審死事件の過程や当会の調査で、後援会の名前が浮上してきたことは2015年以降何度かあります。一連の事件に対して後援会がどのような対応を取ったのか、時系列を追って見てみましょう。
資料の上で後援会の名前が初めて出てくるのは2015年1月下旬のことです。2014年度に入ってから苛烈さを増した電子情報工学科の雑賀洋平教授によるアカハラについて、被害学生の一人の親が後援会理事であったため、その時に開催された理事会が紛糾したようです。
さらに、同じく2015年1月下旬には、電子情報工学科の4年学生が雑賀教授のアカハラについて後援会事務局に対応と救済を訴え、その結果として後援会会長が当時の西尾校長に抗議を行ったようです。しかし、西尾校長はこれを一蹴しました。
そして、2015年春の段階で被害者側が作成した資料によれば、「後援会は学校を信用しておらず、2015年2月の学生による告発も当然把握していて、学校の出方をうかがっている」という状況分析がなされています。
以上のことから、2015年の段階では、表ざたにならないレベルとはいえ、後援会もそれなりに問題意識をもち、ある程度の対応は行っていた事実が読み取れます。しかしその後、後援会によるアクションはなぜか行われることはなく、後援会は表舞台からは消えていきます。
■アカハラの解決もままならないうちに、今度は2015年6月と2016年1月に、立て続けに電子情報工学科4年寮生の不審死事案が発生してしまいました。しかしこの件についても、後援会が再発防止や原因究明のために何らかのアクションを起こしたという事実は確認されていません。
ところで、一連の事件を受けての2016年夏の大きな動きとして、2016年6月17日に上毛新聞が寮生連続不審死事件を報じ、同7月8日に当会が群馬高専を訪問し西尾前校長がくだんの脅迫文書を全学に貼り付けた事件がありました。
○2016年6月17日:
アカハラから寮生連続怪死事件に及んだ群馬高専の闇に光を照らすべくオンブズマンが新たに情報開示請求↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2031.html
○2016年7月8日:
【速報】アカハラと寮生連続死亡事件に揺れる群馬高専に3度目の公開質問状を提出↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2061.html
実は、この2つの出来事の狭間、つまり上毛新聞による報道のみがなされていた段階の7月2日に、2016年度群馬高専後援会総会が開催されていました。これに参加した保護者からの報告によれば、なんと、「後援会が、明らかにサクラを使って議事誘導しており、事件への追及を揉み消そうとする意図のもとだった可能性が高い」という事態が起こっていたようです。
具体的には、後援会が用意したあるいは元理事等で協力したとみられる学校側のサクラが、議長選出の際に「執行部に一任」と大声で言ったあとに、寮生死亡についての話題が提起されないよう、「学校だよりを家庭に送付するか学生に手渡しにするか」という些事で長時間紛糾させ(そもそも、学校だよりは学生配布も家庭送付も両方行っていた)、最後にサクラが一声あげて混乱をまとめる(参加者曰く、「外見上かなり揉めていたのに、あまりに一瞬でまとまりすぎていた」)といった方法で、学校側に火の粉が飛ばないように調整したようです。
■この2016年度に後援会長を務めていたのが時任康夫氏ですが、その後に学生有志が対処を求めて水面下でアプローチを行ったことがあるようです。しかしながら、「時任という群馬県内では珍しい苗字がオンブズマンのブログに掲載されてしまい、最悪自宅を特定される危険性すら生じた」「アカハラ被害者や不審死遺族の意向が反映されているのか疑問がある」という理由とともに、オンブズマンへの不信感を表明されたようです。
しかし、後援会長の氏名は後援会のHPそのものに掲載されていた(しかも、署名として大きく載せられていた)ものであり、当会はそれを確認のうえで掲載したにも関わらず、あまりにも理不尽な批判というほかありません。加えて、保護者学生数千名を束ねる後援会の会長となれば公人的性格を帯びてくるのは当然であり、別に強制されてなったわけでもないのに、氏名すら明らかにできない、というのは無責任です。
さらに、アカハラ被害者や不審死遺族の意向が反映されているのか不明なのであれば、難癖を付けることを優先し見て見ぬフリを正当化するのではなく、関係者の連絡先を知っており、ある程度の立場も権限もある後援会自らが責任をもって確認すべきものです。しかも、被害者が散々要請したにも関わらず、2015年度以降音沙汰のなくなった後援会にしびれを切らして、被害者が当会に駆け込んだ面もあるにも関わらず、この理屈はあまりに経緯を無視しているものです。
■それでも、一連の事件の対処に関する要請には、「検討する」「理事会に諮る」といった返事があったようですが、その後、実際に後援会によって対処が検討されたり諮られた痕跡は、残念ながら確認できません。
この際、学生有志のいくつかの提案に対して、後援会側は「オンブズマンの肩を持っていると見られたくない」と本音を吐露したようです。当会としては、「オンブズマンが関与しない形の自浄作用が何も機能していない状況にも関わらず、では後援会が自力で動いてくれるのか」と聞き返したくなったことは言うまでもありません。そもそもこれは、学生生活の安心・安全が学校側によって阻害されているという総体的な問題であり、オンブズマンの動向に関わらず後援会が追及するのが当然の課題であって、学校とオンブズマンの二者による私的な争いという構図に矮小化して、「肩を持つ」などという表現をすること自体が、極めて遺憾でしかないと感じています。
■その後、2017年度中はアカハラ情報不開示を巡る訴訟にかかりきりになってしまったため、当会として後援会へのアプローチは困難となり、2018年に入ってようやく訴訟が終結を迎えたことから、後援会の認識を改めて問うべく当会として質問状を発出しましたが、これまでご報告した経緯のとおり、見えてきたのは想像以上に倫理観と責任感の欠如した群馬高専後援会の姿勢でした。
それも、アカハラ事件については絶対に言及せずに、起こった事実一切を抹消するという、被害者の尊厳すら踏みにじるような信じがたいほど卑怯なものでした。後援会を運営する滝上幸一会長以下役員の人間性を疑うとともに、人の親としてまずどうなのか、と感じてしまいます。
上述したとおり、反抗的な保護者の子息や学生に対して、学校側が調査書を辛辣に書いたり、処分歴をつけたり、推薦を拒否したり、専攻科の選考で落とすといった行動に出れば、進学は容易に学生や保護者を制圧する「ムチ」として機能します。これは西尾校長の貼り紙によって如実に示されました。一方で、可能性の上では、従順な保護者・学校に「貢献」する保護者の子息の進学に関して「色を付けてやる」という使い方をすれば、進学は「アメ」としてすら機能するでしょう。
苦しむ他者を踏み台にし、学校としての良識も評価も崩壊させられた中で、なおも学校側に忖度する「飼い犬」としてひたすら振る舞ってまで「進学・学歴」を得て我が子にプレゼントすることが、果たして親として、大人として、人間として正しいことなのか、もう一度問い直す必要があるでしょう。少なくとも筆者の私見としては、極めて理解に苦しむものです。
それに倫理的なものを抜きにしても、保護者が力を合わせれば学校もそう簡単に手を出せるわけはありません。また、理不尽な選択を強いる群馬高専のシステムに永続的に従い続けるよりは、一度勇気を出して悪辣なシステム自体を変えてしまったほうが、結果的なコスト・犠牲は遥かに小さく済むでしょう。この簡単な理屈になぜ気が付いてくれないのかと感じるばかりです。
■加えて言えば、寮生連続不審死における1度目2度目の自殺や、アカハラ事件が発生した時点で、後援会が事実関係の精査や群馬高専の体質改善、再発防止に本腰を入れて注力していれば、後の方の自殺はもしかすれば防げたかもしれなかったものです。その意味で後援会の責任は重大と言わざるをえないものですが、後援会のこれまでの活動や態度に、そうした認識や反省は微塵もみられません。
しかも後援会の無責任さは、「他人なんか知ったことではない、自分だけがよければいい」という構図ですらありません。なぜなら、群馬高専に通わせる子を持つ保護者にしてみれば、群馬高専のアカハラ体質が改善されなければ、次には自分の子供がアカハラの餌食になりうるわけで、決して他人ごとではないはずだからです。実際に、電子情報工学科におけるアカハラ事件では、後援会理事の子女までもが主要な被害者としてその餌食になりました。
すなわち、「群馬高専がアカハラの起こる学校のままでいい、自殺が続発する体質のままでいい」というのは、「自分の子供がアカハラの被害を受けようが、自殺しようがどうでもいい」というのと同義というわけですが、後援会のこれまでの態度を見る限り、本当にそう考えているような印象すら受けます。自分の子供すら守る気がないのならば、率直に「親として失格」と断ずるしかありませんが、しかしこのことが、群馬高専を覆いつくす異常性を、また保護者すら染め上げてしまった闇の深さを象徴しているといえるでしょう。
■当会では、引き続き一連の問題に関して群馬高専を追及していくことにあわせて、群馬高専後援会の無責任さを追及していくとともに、後援会幹部と学校側に不健全な繋がりがないかなどを調査し、その体質の改善を図っていくこととしています。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告・
なお筆者多忙によりご報告が遅れましたことをお詫びします】