日々

穏やかな日々を

藤原正彦さんが書いた「増税論という”物の怪”」

2011年07月22日 16時13分00秒 | 
以下 akiraさんの「平凡な日常」より

http://akiran1969.iza.ne.jp/blog/entry/2350529/

ベストセラー「国家の品格」の著者で数学者の藤原正彦さんが週刊新潮に連載している「管見妄語」が面白い。身辺のことを中心にしたエッセイ風の文が多く、その軽快でユーモアに富んだ文章をいつも楽しみにしている。さすがは新田次郎、藤原ていを両親に持ち、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞しただけのことはある。

そのなかで、たまに政治や経済に関する話題も取り上げてられるのだが、この時は本業の数学者の顔を見せ、極めて論理的かつ簡潔な文章で鋭い論評をする。最新号に掲載された「増税論という”物の怪”」という文はその一例なのだが、図やグラフを使わず、わずか1200文字くらいの短い文章で、政府、財務省、日銀の経済政策の怠慢と誤りを的確かつ鋭く批判してみせる力量には心底から感服する。



増税論という”物の怪”
政府は消費税を2010年代半ばまでに10%まで引き上げる方針という。理由は社会保障に関する財源十兆円あまり不足するからという。よくぞこういう考えがこういう時期に出るものだと感心する。社会保障費の財源不足いうが、デフレ不況が十数年も続いている今、財源不足は震災復興費を始め殆んどすべての部門にわたっている。お金に色はないのに社会保障を口にするのは国民に文句を言わせないための小細工だ。
(中略)
消費税上げが今許されないのは、無駄をほったらかしにしたままだからでなく、日本経済をどん底に沈めるからだ。

消費税を5%上げれば10兆円の税収増になるというのは算数的に一応正しい。
(中略)
1997年に橋本政権は、バブル崩壊後の不況から立ち直り始めた経済を見て、消費税を3%から5%へ上げた。この結果、3年後に消費税収は計算どおりに4.5兆円増えたが、法人税収と所得税収の方は合わせて7兆円も減ってしまった。財政は却って苦しくなったばかりか、現在に至るデフレ不況の発端を作ったのだ。

昭和恐慌時の高橋是清も、1993年のクリントン大統領も、増税どころか中低所得者への減税や公共投資によりデフレ不況を退治した。
菅内閣はなぜ歴史に学ばないのか。財政再建(借金を減らすこと)より景気回復が先なのだ。

日銀が国債や政府短期証券などを数十兆円規模で引き受け、政府がその金で東北を中心に全国で大々的な公共投資を展開し一気に景気を回復させる、というような荒療治をする絶好機だ。政府、財務省、日銀は毎年膨大な貿易黒字、経常黒字を生む勤勉な国民を15年間にわたりデフレ不況で苦しめてきた。そして今、消費税上げだ。日本はいつから物の怪にとりつかれたのだろう。



与謝野氏、一体改革結実「菅政権のためではない」
【単刀直言】
 社会保障と税の一体改革の政府・与党案は、自民党時代からどうしてもやらなきゃいけないと思っていたことがようやく結実した。
 小泉内閣の自民党政調会長時代に財政改革研究会を立ち上げ、将来は社会保障に充てるカネを消費税でやるべきだとの考え方を打ち出した。その後、福田内閣の社会保障国民会議と麻生内閣の安心社会実現会議では、少子高齢化に伴う社会保障改革の方向性を議論しただけで、税の一体的な改革案を取りまとめることはできなかった。
(以下略)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/516772/産経 2011/07/07


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夏休みは島根で 福島の親子受け入れへ

2011年07月22日 11時18分42秒 | 地域
夏休みは島根で 福島の親子受け入れへ
産経新聞 7月20日(水)7時55分配信

 夏休み中に放射性物質を心配せずに屋外で遊んでもらおうと、島根県は19日、福島第1原発事故の影響が懸念される福島県の親子を対象に、滞在費全額と航空運賃の一部を補助する受け入れの募集を始めた。

 中学生以下の子供と保護者が対象で、定員は150人。隠岐を含む県内の農家など約30軒に最長2週間宿泊。受け入れ先の家族と農業や川遊びを体験する。問い合わせは、しまね田舎ツーリズム推進協議会((電)0852・22・6449)。
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訪問看護とリハが目玉=全日病・西澤会長が見解

2011年07月22日 10時59分36秒 | 仕事
同時改定、「訪問看護とリハが目玉」-全日病・西澤会長が見解
医療介護CBニュース 7月14日(木)18時38分配信

 中央社会保険医療協議会(中医協)委員の西澤寛俊・全日本病院協会会長は7月14日、「国際モダンホスピタルショウ2011」のセミナーで講演し、来年4月に予定されている診療報酬と介護報酬の同時改定では、訪問看護とリハビリテーションの評価の見直しが目玉になるとの見解を示した。

 西澤会長は、診療報酬と介護報酬の両方にかかわる訪問看護やリハビリテーションの評価は、同時改定でなければ見直しが難しいと説明し、「訪問看護は大きく変わる。リハビリも変わるだろう」と述べた。

 同時改定の時期については、来年度に実施すべきだとの考えを改めて示した。政府・与党がまとめた社会保障と税の一体改革案で、病院病床の機能分化や在宅医療の充実などの方向性が打ち出されたことに一定の評価を示した上で、「来年度に同時改定をしなければ、その分、改革が遅れることになる。わたし個人の考えでは、改革は待ったなしだ」と強調した。

 診療報酬改定については特に、10年ぶりに全体でのプラス改定となった前回改定であまり恩恵を受けなかった中小病院や診療所、慢性期医療、在宅医療を重点的に評価すべきだとの考えを示した。



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柏・松戸放射線観測日記さんより

2011年07月22日 10時42分31秒 | 地域
<頑張るブログさんより>
柏・松戸放射線観測日記
私自身のための、柏市/松戸市を中心にした、ガイガーカウンターDP802iによる放射線量観測日記、兼リンク集です。

http://geiger.sblo.jp/article/44259805.html

http://ameblo.jp/rocket-cafe/entry-10858271297.html


削除されてしまうと困るので、一部を引用します。

白血病の労災認定値
テーマ:地震
2011-04-11 09:52:28
昨日文部科学省が福島の子供達に
年間20ミリシーベルトを被曝限度値としたとの記事をアップした。

このままでは被曝量が増えて外で運動出来なくなるから
被曝限度を引き上げるのだ。


よく調べてみると原発労働者の
白血病の労災認定基準は1年あたり5ミリシーベルトだった!



原発被曝労働者に被曝認定を  より一部抜粋

喜友名さんが被曝した線量は、1997年9月から2004年1月までの6年4ヵ月間で99.76ミリシーベルトで、1年あたりでは15.8ミリシーベルトも被曝をしています。白血病の労災認定基準は1年あたり5ミリシーベルトですから、その3倍以上も被曝しているのです。当然、被曝労働による労災として認定されるべきです。

引用終わり

それで基準をあげて労災認定しないように工夫した値が、100ミリシーベルト。
それを今回の事故でさらに上乗せして250ミリシーベルト。

「大丈夫ですよ、直ちに健康に悪影響は与えません、
ただし、10年とか15年後までは知ったところじゃないですよ」
こう言いたいのだろう。
でもそんなことは口が裂けてもいえない。



原発労働者が年5ミリシーベルトで白血病の労災認定なのに

なぜ子供が年間20ミリシーベルトなんですか(怒)

http://ameblo.jp/rocket-cafe/entry-10858271297.html


私の子どもたちは私が守らなければいけないと感じました。


松戸でも地表は1μSv/hを観測したことは前の記事の通りですし、文部省も教育委員会も本気で子どもたちを放射線から守ろうと思っているか疑問です。この国ときたら、昔は水銀を安全といって、アスベストを安全と言って、でも光化学スモッグでは校庭で遊ばせず。基準がいい加減すぎです。

政府や文科省は最低として、最初に子どもたちを守り始める自治体はどこでしょう?統一地方選挙で勝った知事さんや市町村長さんには英断を期待したいと思うのですが…


≪起きたものはしかたがない
わからんものはわからん
じゃあ どうすりゃいいの≫
この世の男たちの多くはそう思っている?
科学者も
政治家も
証拠がないから動けない
そう言ったらパニックになる
証拠がない
だから
安全としかいいようがない!!!!
自分たちの健康は自分たちで守れ!
この世の原発推進者たちはそう思っているのでしょうか?

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<関西電力>高浜と大飯原発、相次ぎ停止へ 

2011年07月22日 10時05分34秒 | 地域
おおいに結構
放射能、長期に浴びてどうなるのか、人類は知っていない
原発は将来の地球の生き物を永遠に不幸にする
そのうち放射能に強いネズミしかいなくなるかも



<関西電力>高浜と大飯原発、相次ぎ停止へ 定期検査で
毎日新聞 7月21日(木)19時39分配信


拡大写真
高浜原発4号機=福井県高浜町で2007年11月14日、本社ヘリから西村剛撮影

 関西電力は21日、高浜原子力発電所4号機(福井県高浜町、出力87万キロワット)の定期検査で運転停止作業を始めた。同日夕方から出力を落とし、22日未明に原子炉を全面停止する予定。大飯原子力発電所4号機(同おおい町、出力118万キロワット)も22日に定期検査で運転停止作業を始める予定で、関電が福井県に設置する原発11基のうち7基が停止することになる。

 原発7基停止は08年6月以来で、電力需要がピークとなる夏場は初めて。関電は8月の予想最大需要3138万キロワットに対する供給力の余裕(予備率)が6・2%不足するとして、節電を呼び掛けている。

 また、関電は高浜原発4号機で定期検査後に予定していたMOX燃料(ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料)を使ったプルサーマル発電を延期する。国による安全評価(ストレステスト)などで、再稼働の見通しが不透明なため。【横山三加子】
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復興に10年・25兆円、増税は税目明記見送り

2011年07月22日 10時01分06秒 | 
復興に10年・25兆円、増税は税目明記見送り
読売新聞 7月22日(金)3時4分配信

 政府は21日、首相官邸で「東日本大震災復興対策本部」(本部長・菅首相)の会合を開き、産業空洞化防止のための法人税減税や、「復興特区」創設など約100項目の施策を盛り込んだ復興基本方針の骨子案を大筋で了承した。

 一方、焦点となっている復興財源を賄う臨時増税については与党内で慎重論が強いことなどから、月内に決定する最終的な復興基本方針でも税目までは明記しない方針だ。

 骨子案では、法人税減税に関して成立のメドが立っていない2011年度税制改正法案で盛り込まれた実効税率の5%引き下げについて、「与野党間での協議を経て」との条件付きで実施すると明記した。減税は全国の企業が対象となる。法人税減税は当初入っていなかったが、民主党復興基本方針等検討小委員会(座長・直嶋正行元経済産業相)が震災で企業が海外に拠点を移す動きが広がっていることを理由に明記を求めたことなどを受け、盛り込んだ。

 直嶋氏らが法人税減税の明記を要求したのは、復興財源確保のための臨時増税の税目に法人税を含める議論をけん制する狙いがあるとみられる。ただ、政府内では具体的な税目については意見集約が進んでおらず、法人税が除外されるかどうかはなお不透明だ。また、政府は復旧・復興期間は10年間とし、必要な予算総額を23兆~25兆円とする方向で調整に入った。予算総額の約8割の19兆円を前半5年間の集中復興期間に重点配分する方針で、このうち約10兆円超を復興債で賄う考えだ。


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"うさぎドロップ"な・・・・・・・

2011年07月22日 09時51分34秒 | 仕事
亡くなったおじいちゃんの隠し子を引き取ることになり、突然始まったイクメン生活。
そんな、27歳、独身、彼女なし、ごくフツーのサラリーマンであるダイキチが選んだのは「新しい生活に合わせた働き方」だった。


誰でもダイキチのように、仕事以外の何かも大切にしながら生きていきたいと思ったことがあるはず。
リクナビ派遣をご利用のみなさまからも、そんな"うさぎドロップ"な働き方に共感の声が届いています。

結婚したので家事もしっかりやりたくて残業なしのお仕事にしました。
ひとみさん
福岡県(30歳)

なかなか募集がない大手企業でも派遣なら働けるので新しい出会いが楽しみです。
ゆきこさん
東京都(28才)

職場の雰囲気を知ってから働けるので、紹介予定派遣の制度はとても助かりました。
なおみさん
愛知県(32歳)

派遣なら仕事を通じて成長できる未経験でも大丈夫なお仕事も多いから安心です。
ももこさん
大阪府(25歳)



 ダイキチのような、育児に積極的に参加する"イクメン"は、ここ3年ほどの間に急激に増えました。いろいろな要因がありますが、最も大きいのは社会の変化です。2007年から、団塊の世代の定年退職が始まり、企業の社員ピラミッドの一番ボリュームゾーンだった世代が減りました。労働人口が一気に減るという事態を迎え、企業を担う新しい働き手は、30代半ばから後半くらいの団塊ジュニア世代に変わりました。まさに男女ともに育児世代で、ここ何年間の不況で、彼らの特に男性の年収が減りましたから、夫一人では家計を支えられない。企業としては、女性にも男性にも育児をしながらでも残ってもらいたい。企業側が求める人材の許容範囲が、ガラッと変わったんです。

 ダイキチは子育てのために、時間に余裕のある部署に異動します。彼の場合はこれまでの部署の仕事では子育てはできないと判断しました。なかなかできることではないと思いますが、本人は相当な決断を要したことだと思います。実際にはまず、自ら決めた時間内で集中してこれまでと同じ分量の仕事をこなすよう努力し、仕事も育児も両立させる。これからの"イクメン"の皆さんには、今いる部署で労働時間の短縮にトライして頂きたいですね。

 子育てと仕事の両立に苦しんだ経験のある女性は、ダイキチのお母さんが怒る台詞にすごく共感すると思います。悪いのは、仕事と子育てを天秤にかけてしまう女性ではなく社会構造なんです。もし育児と仕事を両立できる社会ができたら、子育てがもっと全力で幸せなものになるはずなんです。

 ダイキチの「子供が出来たら強くなるんだと思っていたけれど、めちゃくちゃ臆病になった」という台詞に一番共感しました。強い親なんかいないので、社会と会社と家庭で、支え合っていきたいですね。

おおいに結構ですね~
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2011年07月22日 09時35分08秒 | 

静かな朝
目を閉じれば何もなし
耳にも何も入ってこない
静かな朝

風もなく
肌に感じる物もなし
花はなく
鼻に感じる物もなし

赤い赤い部屋でも
青い青い部屋でも
黒い黒い部屋でも
みな同じ感覚の
静かな中でじっとしていると
何も考えないことの快感
染みて

いく時間さえわからず・・♪

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