知り合いの会社が、土日出勤になって、
どうしてだろうと思っていたが、
以下のような理由があったんですね。
土日仕事するのは、サービス業や病院の病棟、
慣れているからいいけど
自動車やさんは不慣れでしたね~
大勢の工場のある地域は大変だったんですね~
お休みの変更
私生活ばかりではなく、社会の仕組みも影響受けていたんですね。
お疲れさまでした。
トヨタ自動車などの自動車産業は30日、木曜と金曜に休み、土曜と日曜に操業する生産シフトを終え、10月から通常の生産カレンダーで増産態勢に入る。平日午後の電力需要ピークを下げるための節電協力は、7月から3カ月間続いたが、営業部門などは社外との連絡にもひと苦労。地域社会にも大きく影響したトヨタ「節電の夏」を振り返る。
「子どもと一緒に出掛けられなかった」とトヨタの40代の男性社員。「1週間の始まりが土曜で生活のリズムが狂った」と自動車関連企業に勤める男性(34)。愛知県豊田市内で土日操業の感想を聞くと、マイナス面を指摘する声が目立った。
土日操業を開始した7月、豊田章男社長はトヨタ自動車労働組合の鶴岡光行委員長とそろって工場を訪問。「週末の地域行事に参加できない」などの声を直接、耳にした。
業務面でも不都合が出た。官公庁や海外拠点は、勤務日を変えていないので、連絡や打ち合わせができるのは週の半分に。
トヨタに仕入れる部品メーカーなども土日操業に足並みをそろえたが、自動車以外の製品を扱うメーカーも多く「やっぱり休めなかった」との声が強い。世間並みに木金に出勤した社員には「休日出勤」の手当が必要となり、人件費上昇を招いた企業もある。
全トヨタ労連の東正元会長は、土日操業は「この夏の緊急避難的な措置」と強調。冬場に再び懸念される電力不足には「政府、電力会社には対応の時間がある」として、再度の協力には消極的だ。「節電には十分協力できたと思う」と胸を張るトヨタ首脳も「もうこりごり」と話す。
行政も子育て面などで対応を迫られた。豊田市では未就学児用の保育施設で日曜、祝日の保育を5園から24園に拡大して実施。
小学1~3年生向けの放課後児童クラブも週末にも8カ所で開き多い日には200人近い利用があった。市の担当者は「子どもに負担がかかるし、現場の人のやりくりも大変。短期だから乗り切れたが、毎年や長期となると厳しい」と話した。