国の借金、3月末に過去最大の1024兆円に
読売新聞 10月29日(土)3時3分配信
財務省は28日、2011年度末の国債や借入金などを合計した「国の借金」が、前年同期に比べ1年間で99兆7451億円増え、過去最大の1024兆1047億円に達するとの見通しを明らかにした。
国の借金が増え、銀行などに対する国債の売れ行きが鈍れば、金利が上昇して国の利払い費が大きく膨らみかねない。財政再建に向けた議論にも影響を与えそうだ。
借金が増えるのは、政府が臨時国会に提出した11年度第3次補正予算案で、東日本大震災復興策の財源として復興債を11兆5500億円発行することなどが原因だ。
11年度末の国の借金のうち、赤字国債や建設国債、復興債など国債は前年同期比35兆5248億円増の794兆938億円の見通し。償還期間6か月以下の政府短期証券は、為替市場での円売り介入の際の資金調達によって増え同60兆7769億円増の171兆5617億円に膨らむ。借入金は3兆4432億円増の58兆4491億円となる。
国の借金1024兆円=国民1人当たり802万円―11年度末見込み
時事通信 10月28日(金)21時0分配信
国債や借入金などを合計した「国の借金」が2011年度末に過去最大の1024兆1047億円に達する見通しであることが28日、政府が国会に提出した予算関連資料で明らかになった。東日本大震災の復興財源を賄うため、11年度第3次補正予算案で復興債を11兆5500億円発行するのが主因だ。
10月1日時点の推計人口(1億2772万人)で割ると、国民1人当たり約802万円の借金を背負う計算となる。財務省は11年度末の残高を995兆9232億円(2次補正予算ベース)と見込んでいたが、3次補正編成でさらに借金が雪だるま式に増える。
読売新聞 10月29日(土)3時3分配信
財務省は28日、2011年度末の国債や借入金などを合計した「国の借金」が、前年同期に比べ1年間で99兆7451億円増え、過去最大の1024兆1047億円に達するとの見通しを明らかにした。
国の借金が増え、銀行などに対する国債の売れ行きが鈍れば、金利が上昇して国の利払い費が大きく膨らみかねない。財政再建に向けた議論にも影響を与えそうだ。
借金が増えるのは、政府が臨時国会に提出した11年度第3次補正予算案で、東日本大震災復興策の財源として復興債を11兆5500億円発行することなどが原因だ。
11年度末の国の借金のうち、赤字国債や建設国債、復興債など国債は前年同期比35兆5248億円増の794兆938億円の見通し。償還期間6か月以下の政府短期証券は、為替市場での円売り介入の際の資金調達によって増え同60兆7769億円増の171兆5617億円に膨らむ。借入金は3兆4432億円増の58兆4491億円となる。
国の借金1024兆円=国民1人当たり802万円―11年度末見込み
時事通信 10月28日(金)21時0分配信
国債や借入金などを合計した「国の借金」が2011年度末に過去最大の1024兆1047億円に達する見通しであることが28日、政府が国会に提出した予算関連資料で明らかになった。東日本大震災の復興財源を賄うため、11年度第3次補正予算案で復興債を11兆5500億円発行するのが主因だ。
10月1日時点の推計人口(1億2772万人)で割ると、国民1人当たり約802万円の借金を背負う計算となる。財務省は11年度末の残高を995兆9232億円(2次補正予算ベース)と見込んでいたが、3次補正編成でさらに借金が雪だるま式に増える。