日々

穏やかな日々を

夫と同居あの世で…樹木希林の語る半生「上出来でした」

2018年11月05日 23時44分16秒 | アート美術演劇等
夫と同居あの世で…樹木希林の語る半生「上出来でした」
聞き手 編集委員・石飛徳樹
2018年6月9日10時08分

 今年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを獲得した「万引き家族」(是枝裕和監督)の全国公開が8日から始まりました。カンヌでは俳優たちの演技が高い評価を受けていたようです。安藤サクラさんやリリー・フランキーさんら、芸達者の出演者たちをとりまとめる“祖母”の役で出演しているのがベテラン俳優の樹木希林さんです。樹木さんがその半生を縦横に語った連載「語る 人生の贈りもの」(全14回)をまとめてお届けします。

樹木希林さん=東京都中央区築地、村上健撮影
「少々焦げてもいいですから」
 がんと付き合って、もう13年になります。これまでに30カ所を治療してきました。でも、口だけは達者だから、何だか元気そうに見えるらしくて、「死ぬ死ぬ詐欺」なんて言われてますけどね。
 《2005年、乳がんで右乳房全摘出手術。13年の日本アカデミー賞授賞式で、全身がんであることを公表した》
 乳がんの時はね、胸にしこりがあったので、病院で先生に「がんですよね」と聞いたら「いや、違うでしょ」と答えるの。「きっと、がんですよ」と粘るとね、「じゃあ調べてみましょう」と。検査後に先生が「やっぱりがんでした。よく分かったねえ」と感心するのよ。私の場合、がんの告知まで、間の抜けた感じになっちゃうのよね。
 その後、体のあちこちに転移したので、最近は年1回、鹿児島の病院へ放射線治療を受けに行ってました。1日たった10分の照射。でも1カ月かかるのよ。人生を見つめ直す良い機会になったけれど、飽きてくるでしょ。「先生、1週間で仕上げてもらえませんか。少々焦げてもいいですから」って言ったんだけど。
 でも、闘病しているという気持ちは全然なかったわね。抗がん剤治療で苦しむ患者さんを何人も見ました。でも、私の治療法だと、生活の質が全く落ちなかった。だから、とても満足しています。
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あとはじぶんで考えてよ…新聞全面で語る樹木さんの言葉

2018年11月05日 23時36分40秒 | テレビ映画
あとはじぶんで考えてよ…新聞全面で語る樹木さんの言葉
加藤勇介
2018年10月29日10時33分
10月29日の朝日新聞朝刊に掲載された宝島社の企業広告「あとは、じぶんで考えてよ。」
10月29日の読売新聞朝刊に掲載された宝島社の企業広告「サヨナラ、地球さん。」

 9月15日に75歳で亡くなった俳優の樹木希林さんを起用した新聞の見開き全面広告が29日に掲載された。
 宝島社が企業広告として同日付の朝日新聞と読売新聞朝刊に掲載したもの。朝日新聞には夫の内田裕也さん、長女の内田也哉子さんと夫の本木雅弘さん、3人の孫と一緒の家族写真と共に、「絆というものを、あまり信用しないの。期待しすぎると、お互い苦しくなっちゃうから」「病を悪、健康を善とするだけなら、こんなつまらない人生はないわよ」と、生前に樹木さんがインタビューなどで語った印象的な言葉が並ぶ。最後は「あとは、じぶんで考えてよ。」で締めくくられる。
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ジャポニカ表紙、たった一人で撮影 苦い記憶のクワガタ

2018年11月05日 23時30分44秒 | カメラ
ジャポニカ表紙、たった一人で撮影 苦い記憶のクワガタ
伊藤隆太郎
2018年10月31日16時36分
山口進さんが撮影した写真が載るジャポニカ学習帳(人気投票で選ばれた復刻版)

 「ジャポニカ学習帳」の表紙を飾る虫や花の写真を、40年にわたって撮影してきたのが、自然写真家、山口進さんです。「生き物のありのままの姿を伝えたい」と、世界中に足を運び、総移動距離は地球200周分を超えるといいます。
 一瞬のチャンスを逃さない。カメラマンが持たれがちな、そんなイメージとはかなり違う。
 チョウが飛来し、花に止まっても、静かに見つめるだけでカメラを構えない。やがてチョウが飛び去る。「いいんですよ。『自然は繰り返す』と信じていますから」
 写真家である以上に観察家であり研究家だ。まず、しっかり観察して生態を理解する。そしてチョウが再び来るのを辛抱強く待つ。
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2018年11月05日 17時16分02秒 | 草花
朝顔の種
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悪性腫瘍にダ・ヴィンチ手術100例 行田総合病院

2018年11月05日 13時29分30秒 | 地域
悪性腫瘍にダ・ヴィンチ手術100例 行田総合病院
2018年11月1日 (木)配信埼玉新聞

 行田総合病院は、ロボット支援腹腔鏡下手術「ダ・ヴィンチ手術」による泌尿器科悪性腫瘍手術で100症例を達成した。ダ・ヴィンチ手術は2017年5月に導入。前立腺全摘・腎部分手術で適用し運用してきた。同病院は「近い将来300症例を達成したい」と話している。
 ダ・ヴィンチ手術は、患者に触れず医師が患部の立体画像を見ながら遠隔操作で医療ロボットのアームを動かすハイテク技術を駆使した手術法。導入以前は、泌尿器科で緊急な対応ができず、患者は大学病院まで搬送されて処置を受けていた。
 導入後は、月に約10例ペースで安全で高度な医療を提供。視野が良好でがんの取り残しが少ない根治率が高く、出血も少ない。神経・直腸損傷のリスクも少なく、術後の尿失禁や勃起不全を軽減できるという。放射線治療に比べてがん再発率も低く、排尿・排便障害など放射線治療に見られる長期にわたる合併症もないという。
 常勤医師5人はダ・ヴィンチ手術の認定資格で、うち2人は、指導者認定を有し、県内では数少ない認定施設だ。
 ダ・ヴィンチ手術の保険適応は当初、前立腺がんのみだったが、今では腎がん部分切除術にも適応。約1年間で77例を手掛け、手術成績も良好だった。今年4月には膀胱(ぼうこう)全摘術も保険適応になり、浸潤性膀胱がんにもダ・ヴィンチ手術を検討している。
 副院長で泌尿器科の林暁部長は「高度な医療の提供かつ急性期と慢性期疾患にも対応する地域完結型医療施設に少し近づけた」と手応えを感じている。
 前立腺がんの罹患(りかん)率は上昇しており、男性がんでは最多。今後もさらに増加していくものと思われる。腎がんも50歳以降の男性に多いとされる。林部長は「前立腺がんの早期発見につながるPSA検査や腎がん発見に有用な腹部超音波(エコー)検査を受けてほしい」と呼び掛けている。
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