日々

穏やかな日々を

認知症保険を来月発売へ 第一、予防サービスも提供

2018年11月24日 11時21分03秒 | 介護福祉高齢者
認知症保険を来月発売へ 第一、予防サービスも提供
2018年11月21日 (水)配信共同通信社

 第一生命保険は20日、認知症と診断されれば保険金が受け取れる「認知症保険」を12月18日に発売すると発表した。発症すれば介護などに多額の費用が必要になるため、需要が高いと見込む。米国のベンチャー企業と提携し、認知機能を調べて発症を予防するサービスも提供する。
 認知症との診断を受け、要介護1以上と認定されれば、200万~1千万円の保険金を受け取れる。保険金が300万円で終身型の契約の場合、月額保険料が55歳の男性は3900円、女性は4700円程度となる。
 発症を予防する新サービスは、スマートフォンの専用アプリで動画を見る際の目の動きを解析し、脳の状態などを調べる。契約者とその家族が利用できる。認知症は発症すると治療が難しいため、予防や早期に症状を発見することが重要になるという。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

診断書の適正料金【わたしの医見】

2018年11月24日 11時17分02秒 | 地域
診断書の適正料金【わたしの医見】
2018年11月21日 (水)配信読売新聞

大阪府 自由業女性 67
 医師に発行してもらう診断書、証明書は皆、医療機関が独自に料金を決めており数千円の差がある。大きな病院では料金を掲示している所もあるが、小さな病院だと表示はなく、支払い時に高額で驚くことがある。
 父が指定難病患者なので毎年、医師の診断書が申請に必要だが、なぜか毎年値上げしている。黙って払うが、合点がいかない。記入項目は至って簡単で、毎年変わらない。こんな書類1枚で5000円近い。国で一律価格にできないものか。患者にはその方がスッキリするのだが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【奈良】カラフル病室 心癒やす

2018年11月24日 10時56分06秒 | 地域
【奈良】カラフル病室 心癒やす
2018年11月22日 (木)配信読売新聞

◇奈良で「ホスピタルアート」展覧会
 患者の心身を癒やすため、殺風景になりがちな病院内を色彩豊かな絵画などで彩る「ホスピタルアート」をテーマにした展覧会が、奈良市で開かれている。「快適性は二の次」という考えが根強かった医療現場に、独自の色彩活用の理論を導入した市民グループ代表の川西真寿実さんは、「色で患者たちの空間を居心地の良いものに変え、生きる力につながれば」としている。(鈴木彪将)
 展覧会場は奈良市今辻子町の「ギャラリー・アウト・オブ・プレイス」。目に飛び込んで来たのは、中心に置かれたシングルベッドだ。全体を病室に見立て、寝転がると赤や黄色の花で飾られたカーテンに囲まれる。壁には淡い黄色の光の玉が浮かぶ絵画が掲げられる。
 川西さんは「殺風景で真っ白な病室の世界に広がりができたようで、患者は新鮮な感覚になるはず」と考える。
 中でも小児がんを克服した少女が描いた作品は目を引く。鮮やかな色をした笑顔の人たちが何十人も並んだ。重い病で落ち込みがちな患者に「明けない夜はない」と前向きな気持ちにさせてくれるという。ほかに車いすや病床などから見える風景を撮影した写真作品など、約40点を紹介している。
 訪れた生駒市の看護師榊原民さん(54)は「職場で寝たきりの患者が、目の前のテレビをぼんやりと見る姿を目にし、彼らにとって本当の癒やしとは何なのか考えていた。展示の絵や映像はどこか温かみがあり、自然と笑顔になれ、こういうものが求められているのだと感じた」と話した。
 川西さんは、小児がん患者や終末期医療患者を対象に独自に色彩を生かして患者の気持ちを前向きにする手法「リハビリカラーセッション」を提唱。生まれ持った肌や髪、瞳の色に調和する「自分の色」を探す考え方を医療現場に導入した。
 52色を基本に構成し、色布を1枚ずつ患者の胸元に当て、適したものを探す。放射線治療中は色素が濃くなったり、抗がん剤治療中は血色が薄くなったりするなど、治療段階での変化も見逃さない。適した色が決まれば、その色のバンダナやスカーフを一緒に作る。月数回、依頼があるという。
 カラーコーディネーターの資格を持ち、色彩に精通。約5年前、父親が胃がんを発症後、入退院を繰り返した。その後、在宅医療に転じたが、病状が進行し、首回りの骨の形が浮き出るほど痩せこけた。
 父は首もとまで襟があるシャツにこだわり、爽やかな青色の洋服ばかりを選んで着たという。川西さんが茶色などダークカラーのパジャマを渡しても着なかった。「最期まで美しい姿で生きていると思われたいのだ」と感じた。父は14年に79歳で肺炎のため亡くなった。
 「患者に彩りを入れることは、心を健やかにするきっかけになる」と考え、川西さんは友人らと昨年4月、市民グループ「ひといろプロジェクト」を創設した。「現代の医療に足りない部分を色彩やアートで補っていきたい」と力を込める。
 展示は30日まで。無料。問い合わせは、同ギャラリー(0742・26・1001)。
【ホスピタルアート】
医療や福祉施設に絵画などの芸術を取り入れ、患者や医療従事者らにより良い環境を作る取り組み。諸説あるが、1970年代から英国などで本格的に始まり、日本でも2000年代以降、導入する病院が増えてきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン