日々

穏やかな日々を

特集ワイド:平沢勝栄衆院議員の永田町日記・お忙しいことで・・・・・

2011年06月07日 10時07分32秒 | 
特集ワイド:平沢勝栄衆院議員の永田町日記 小沢さん、松木さんをなぜ止めなかった

国会内を歩く平沢勝栄衆院議員。永田町の揺れはいつ収まるのか=2011年6月3日午後0時半、西本勝撮影 自民党など野党3党が提出した内閣不信任決議案は否決されたが、菅直人首相の玉虫色の“退陣表明”でなおも混迷が続く。緊迫した日々の中、与野党の議員らはどう動いたのか。特集ワイド恒例、自民党所属の平沢勝栄衆院議員に「永田町日記」を公開してもらった。【構成・宮田哲】

 ◇不信任案が理解されないのは我が党の説明が足りないからだ
 ◇シャドーキャビネットの会合に出席 「自民党はだまされたんじゃないのか」の声
 5月26日(木)

 朝、自民党改革委員会の会合があり、所属議員が改革案に意見を述べた。「首相経験者は次期衆院選では公認・推薦しない」という項目に賛成の声が相次ぎ、私も「企業でも、社長を辞めた人が会長などで何人も残っていたら活力を失う。検討を進めてはどうか」と言った。だが、会合の後、安倍晋三(元首相)さんから携帯に電話が。「ちょっとひどいじゃないか」としかられた。私の発言が「説得力があり、流れを決めた」という話を聞いたらしい。

 私は、首相経験者は党の一議員ではなく、米国のカーター元大統領のように一国の外交の顔になってもらいたいと思っている。「元首相」の肩書は、クルクル代わる外相よりも重みがあるはずだ。

 27日(金)

 民主党の小沢一郎さんに近い議員らに、野党が提出しようとしている内閣不信任決議案に同調する動きがある。今国会、私が野党筆頭理事を務める法務委員会では、コンピューターウイルス作成罪を新設する刑法などの改正案を審議してきたが、国会は相当荒れそうな雲行き。

 「そうなる前に法案を通そう」と各党と話し合い、この日の委員会で私も質問。31日の委員会で可決し、その直後の本会議で可決する運びとなった。ひと安心。

 ところで法務委員会の民主党筆頭理事、滝実さんは阪神大震災時の消防庁長官。豊富な知見を持っているはずなのに、菅政権がその経験を生かしているように見えないのは不思議でならない。

 30日(月)

 <政治屋さんの甘えもいいかげんにしてほしい>。地元の有権者から、内閣不信任案提出への批判のメールが続々と届いている。国民の皆さんが震災で大変なときに「なぜ」と思われるのは当然だ。

 しかし、どう考えても菅さんに危機管理能力はなく、この人のもとでは震災復興も原発事故収束も無理だ。不信任案が理解されないのは我が党の説明が足りないからだ。

 31日(火)

 昼、東京都港区内のレストランであった中曽根康弘元首相の誕生会に出席。誕生日からは4日遅れの開催だ。ある民主党の1年生議員が「若手の仲間と朝に話して、一致した。不信任案に賛成します」とあいさつをした。席が近くだったので「人数は?」と聞いたら「100人くらいはいくでしょう」と自信ありげだ。

 夕方、民主の原口一博(前総務相)さんが発足させた「日本維新の会」の設立総会に出席。代理も含め国会議員130人以上が参加する盛況ぶりだ。原口さんも、大きな政局が来たら何か仕掛けようと考えているのだろう。

 夜、その原口さんと、同じく民主党の松木謙公さん、自民党の先輩議員の4人で赤坂で食事をした。松木さんは古い友人だ。中曽根内閣当時の26年前、私は警察庁から官邸に出向し、藤波孝生官房長官の秘書官になった。そこで出会ったのが藤波さんの秘書だった松木さん。以来ずっと、気が置けない間柄だ。

 松木さんは「(不信任案賛成で)1年生議員が盛り上がっている。80人から90人に達するだろう」。原口さんは政府の放射線対策を「子どもの安全を考えていない」と批判しつつも、「直ちに不信任案に賛成はしない。菅さんに政策を変えるよう最後まで言い続ける」と話した。

 6月1日(水)

 <自民党など野党3党が内閣不信任決議案を提出>

 昼、加藤紘一(自民党元幹事長)さんらと毎週開いているカレーを食べる会。話題はやはり不信任案だ。我が党内にも「提出は早過ぎる」「被災者が苦労しているのに」という声があり、欠席などの造反が起きるかもしれないとのこと。どうなるのか。

 国会内の控室で同僚議員らと党首討論を見る。谷垣禎一総裁は過去の対決での穏やかな口ぶりとは打って変わり、厳しく首相を追及。「力が入っている」と評判も良く、株を上げた。ただ、「山口那津男(公明党代表)さんの方が話は分かりやすかったな」という声もちらほら。

 午後10時半ごろ、会合を終えた松木さんから私の携帯に電話が。「皆で賛成すると決めました。会合に集まったのは71人。原口さんもいる。鳩山由紀夫(前首相)さんのグループの票が加われば不信任案は通ります」。賛成すれば除名されるかもしれない。苦しい決断だろう。

 2日(木)

 <内閣不信任決議案を採決。反対多数で否決>

 昼、国会の控室で民主党代議士会の生中継を見る。菅さんが「一定のめどがついたら……」と言った途端、その場にいた十数人からどよめきが起きた。「おいおい、いつのことなんだ」「茶番劇だ」「小沢さんはどうするんだ」。一番多かったのは「不信任案を乗り切るための菅さん一流のごまかしじゃないか」。皆、思った。「これは否決だ」

 小沢さんたちは欠席して採決。自民党席の空気は落胆と驚き。響くのはヤジ。昨晩、カメラの前で賛成を明言していた人もみんな反対だから。松木さんが賛成票を投じた時だけは拍手が起き、最後に、横路孝弘議長が「投票漏れはありませんか」と確かめると「小沢はどうしたんだ」という声が方々から飛んだ。

 その後、党本部でのシャドーキャビネット(影の内閣)の会合に「影の法相」として出席。「修羅場にならないと人間は分からない」「自民党はだまされたんじゃないか」という声も。とはいえ、辞任の言を引き出すなど成果もあった。「野党が多数を占める参院で頑張ろう」と、さばさばしたムードも漂っていた。

 夜、松木さんがテレビ局をはしごする途中で議員会館の私の部屋に立ち寄った。「自分の信念でやった。他の人も自分の責任でやったんだからいいんですよ」。彼は仲間の悪口は絶対に言わない男だ。 自民党員としては、松木さんの賛成を喜ぶべきかもしれない。しかし、友人としては違う。どうせ否決されるのなら、小沢さんはなぜもっと強く止めてくれなかったのか。除名は夜のうちに決まった。

 3日(金)

 衆院は会議がなく、閑散。菅さんは昨夜、早期退陣を否定した。控室にいた議員4、5人はみな「早くやめさせなければ」。夕方の党本部。都連幹部らで雑談した折、石原伸晃(党幹事長)さんは断言した。「菅さんとは、2次補正予算の話はしないよ」

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 ◇「特集ワイド」へご意見、ご感想を
t.yukan@mainichi.co.jp

ファクス 03・3212・0279

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 ■人物略歴

 ◇ひらさわ・かつえい
 1945年岐阜県生まれ。東大法学部卒。警察庁に入り官房長官秘書官、岡山県警本部長などを歴任。96年に衆院初当選、現在5期目。テレビ、ラジオで政界の動向を率直に語る一方、拉致問題にも取り組む。

毎日新聞 2011年6月6日 東京夕刊

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日本のこだわり、東芝・ソニー、中小型の液晶事業を統合へ

2011年06月07日 09時49分49秒 | 
東芝・ソニー、中小型の液晶事業を統合へ
産経新聞 6月7日(火)9時1分配信

 東芝とソニーが、スマートフォン(高機能携帯電話)などに使われる中小型の液晶パネル事業を統合する方向で検討に入ったことが7日、明らかになった。両社共同で年内にも新会社の設立を目指しており、6月中の基本合意に向けて調整を進めている。

 東芝とソニーは現在、それぞれ全額出資の子会社で液晶パネルを生産している。テレビ用の大型液晶で日本メーカーは韓国、台湾勢に引き離されているが、タブレット型端末にも搭載される中小型液晶は、テレビ用より高い機能が必要で、日本が優位に立っている。

 両社は年内にも新会社を設立。中小型の液晶パネルで世界シェア首位を目指すとともに、液晶より高精細で消費電力が少ない有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルの開発・量産も急ぎ、先行する韓国サムスン電子に対抗する。

 また、官民ファンドである産業革新機構からの出資受け入れも検討する。
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人が替わったところでかわらないのが日本、税金の無駄はかわらない。税金払うの腹が立つよね

2011年06月07日 09時46分20秒 | 
<大連立>ポスト菅 公約見直し姿勢焦点に
毎日新聞 6月6日(月)21時34分配信


拡大写真
民主党の主な「ポスト菅」候補
 菅直人首相の退陣後をにらみ、大連立に向けた与野党の動きが活発化している。参院で野党が多数を占めるねじれ国会で菅首相が追い詰められたことから、民主党のポスト菅選びは「与野党協力ができる候補かどうか」がポイントで、野党が求める民主党マニフェスト(政権公約)見直しへの態度などが焦点になる。ただ、野党の協力を得て13年の参院選まで大連立を継続させたい民主党と、期限付きで早期の衆院解散・総選挙を求める自民党との間の溝が広がっている。【野口武則、念佛明奈】

【これが民主党】民主党の党内人脈図

 次期民主党代表選は、大連立を含め、自民、公明両党との協力関係のあり方が争点となる。同党内は自公両党が求めるマニフェスト修正への賛否で二分されているからだ。

 岡田克也幹事長は6日のNHKの番組で「マニフェストをそのままでいくかぎり大連立や与野党協力はあり得ない」と語った。すでに修正論議の前倒しを指示しており、全議員による政策懇談会や両院議員総会で議論を進める意向だ。岡田氏に近い安住淳国対委員長も「マニフェストをただ守れではなく現実を直視して、真剣に議論すべきだ」と述べ、代表選の争点にすべきだとの考えを示した。

 修正でほぼまとまる主流派内で有力視されているのが前原誠司前外相だが、外国人から献金を受け外相を辞任した痛手が残る。岡田氏については、側近も「菅内閣の退陣に責任がある幹事長だから次は出ないのは普通だ」と指摘する。仙谷由人官房副長官は自民党の大島理森副総裁ら野党とのパイプがあり、「暫定ならば仙谷さんでいい」(閣僚)と推す声があるが、65歳で、首相が言及した「若い人」からは外れる。

 野田佳彦財務相の名前も挙がるが、税と社会保障の一体改革や財政再建など難題を抱え、グループ幹部は「簡単に手を挙げられる状況にない」という。

 仙谷氏と石井一副代表は6日、東京都内のホテルで「ポスト菅」を巡って情報交換した。後継首相を決めないと自民党との大連立の話も進まないとの認識で一致し、「谷垣(禎一)副総理」案も出た。仙谷氏は前原氏ら複数の名を挙げたが、石井氏がそれぞれ問題点を指摘したという。

 これに対し、小沢一郎元代表のグループはマニフェスト堅持派がほとんど。原口一博前総務相の名が挙がるが、内閣不信任決議案への賛否が二転三転したため、同グループ内からも「失格」との声が出る。このため、小沢色が薄く、自民党にも抵抗が少ないとみられる鹿野道彦農相をかつぐ案も浮上している。

 ただ、マニフェスト堅持では自公両党との連携シナリオを描けない。小沢グループ幹部は「挙党一致内閣を作るべき時に、誰かを排除するのはおかしい」と述べ、民主党執行部が自公両党と組み「小沢外し」に動くことを警戒している。

 ◇期間巡り溝深く 民主・総選挙は先延ばし 自民・期限区切り解散を

 「期限を切って連立して衆院解散しろなんて、のめるわけがない」。民主党の岡田克也幹事長は6日、国会内で面会した同党の旧民社党グループの議員らに明言した。岡田氏と自民党の石原伸晃幹事長は5日、大連立にそろって前向きな考えを表明したが、思い描く道筋にはなお隔たりが大きい。

 石原氏は、首相退陣を受けて大連立する場合も最長半年程度の期限付きとし、衆院選ができる環境が整った時点で信を問うよう主張する。山本一太・同党参院政審会長も6日の記者会見で「次の総選挙の日程をきちっと約束することが前提条件だ」と指摘した。

 自民党が解散日程にこだわるのは、大連立がなし崩しで長期化した場合、次期衆院選で再選を目指す前衆院議員らから不満が噴出し、執行部の足元が揺らぎかねないためだ。

 日程を巡るせめぎ合いを有利に進めようと、大島理森副総裁は4日の仙谷由人官房副長官との会談で、「復興基本法案が成立すれば首相は退陣すべきだ。それを受けて新しい代表を選び、どういう協力ができるかだ」と首相の早期退陣を要求。自民党国対幹部は6日、「復興基本法案は17日にも参院で可決、成立する」との見通しを示し、自民ペースで退陣、解散日程を決めていく構えを強調した。

 だが、民主党執行部は、劣勢が予想される衆院選をできるだけ先延ばししつつ、当面の野党の協力を取り付けたいのが本音。自民党が「民主党の首相のもとで大連立しても、来年初めごろの衆院選を約束するか疑わしい。谷垣(禎一)首相が望ましい」(山本氏)と期待するのに対し、菅首相は4日、首相公邸で石井氏と会談した際、「(谷垣首相は)解散権を握られるのであり得ない」と語った。
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平和

2011年06月07日 09時36分03秒 | 
子どもの表情があまりに切なくて
じっと見とれている
口もと、歯、
目、ほっぺ
時間の過ぎるのは気にならない
「おばあちゃん、そんなに見ないで!」
「なにみているの!」
そんな手厳しい会話がかえってくると
「はいはい」
と目を逸らすのだけど
すっかりいやされてにこにこ
でも、だがしかしその直後
牛乳ひっくり返した~~~~!!
なんてことになって我に還る(爆)

平和
存在
維持
癒し
・・・・・・・
福島のお方たちの
心を思う
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放射性物質を体外に排出する薬剤

2011年06月07日 00時47分30秒 | 地域

放射性物質を体外に排出する薬剤、7月承認へ
2011年6月4日 提供:読売新聞

 プルトニウムなどの放射性物質を吸い込んだ患者に使う薬剤2種類を、厚生労働省が7月に承認する見通しとなった。

 「ジトリペンタートカル」と「アエントリペンタート」(いずれも商品名)で、点滴すると、プルトニウムやアメリシウムなどの放射性物質を吸着し、尿を通じて体外に排出させる。

 同省は昨年5月、原発事故や放射能テロが起きた場合に必要性が高い薬剤だとして、製薬会社の日本メジフィジックス社に開発を要請。今年1月には審査機関に対し、迅速審査を通知していた。


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キレる・引きこもる…韓国にネット中毒専門外来

2011年06月06日 00時15分53秒 | 仕事
キレる・引きこもる…韓国にネット中毒専門外来
2011年5月28日 提供:読売新聞

 韓国中部・公州(コンジュ)市の病院に、過度のインターネット利用により、突然逆上したり、引きこもりになったりした「インターネット中毒」の人を治療する専門の診療科が設置された。

 韓国では若年層の1割強がネット中毒と推定され、「ネット中毒診療科」は今後、増える可能性がある。

 韓国でネット中毒は正式な疾病として認定されてはいないが、国家情報化基本法は「ネット依存により身体、精神、社会的な機能障害を負った状態」と定義する。

 公州の病院ではまず、来院者にアンケートを行う。「インターネットをしていない時にも、ネットのことを考えている」といった全20問の設問に該当する割合が高いと、ネット中毒になっている危険性が高い。

 病院では治療として、集団で楽器をひいたり、せっけんを作ったりする作業を通して、対人関係改善の契機を作ると同時に、磁気をあてて脳を局所的に刺激して脳波の安定を図る。本来はうつ病に使われる治療法で、欧米ではすでに広く用いられているが、韓国では珍しく、効果が期待される。

 診療科の李在元(イチェウォン)部長によると、ネット上で文章を送り合って会話する「チャット」を頻繁に行う女性にネット中毒者が多い欧米と異なり、高速大容量回線が整備された「IT先進国」韓国では、ネットゲームに熱中する男性に中毒者は多い。

 韓国では、キャラクターを育成するゲームを好む余り、引きこもるになるタイプと、敵を倒すゲームにはまって周囲に攻撃的になるタイプに二分される傾向があるという。
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久しぶりの土日2連休であった

2011年06月04日 23時33分13秒 | 私自身や健康
久しぶりの土日2連休であった。
通常月から土まで時に日まで、そして夜間も仕事であった。
だがしかしさすが3歳児の相手をすると、正確には2歳10カ月~
筋肉が疲れた。
遊ぶ時もやんちゃをいうときも、どーんと体ごとぶつかって
後ろに倒れながらも倒れないようにふんばったり
ときにだっこおんぶもであって
通常の筋トレでは間に合わなくなった。
それが3歳になって1ヶ月も過ぎ、2か月も近づけば
さすがたてわけもわかって
腰が痛いとか骨が潰れる(事実骨粗鬆症)といえば
無理を言わなくなって
楽になった。
さあいつまで元気でおれるやらと思いつも
子孫のいる自分を幸せと思う普通の婆。

しかし
今年の花粉も黄砂も大変な症状になり
ここのところやっと酷い咳が止んだ。
しかし
国立に肺CTを撮りにいかければと、
友の肺がんや子宮がんやがんの多さには驚きながらも
自分も?と思ったりする今日この頃
不安はひとつひとつ解消と婦人科と呼吸器科へは行かなければと・・・
消化器内科は受診中、特に異常なくOKで。

だがしかし
今年の黄砂は上孫の咳↑↑で
ほんとに酷いせき込み方で・・・
これも、今のところ一段落し、今のところ元気かな?

さて
明日もお休みで
なにしよう♪?
なにしよう♪?

そうそう、保育所で必要な(雨の日散歩)あまがっぱと長靴を買わねばならなかったね
娘もやっと産後の体調安堵あり
いっしょに西松屋に行くことになり。

5月13日生まれの下孫も順調な体重増加ありか、丸々と太ってきた。


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宮城・岩沼市で、ボランティアがトマトの苗を植えるツアー

2011年06月04日 21時42分45秒 | 私自身や健康
宮城・岩沼市で、ボランティアがトマトの苗を植えるツアーを企画しました。
フジテレビ系(FNN) 6月4日(土)18時20分配信

宮城・岩沼市で、東京などから参加したボランティアが、トマトの苗を植えるツアーを企画しました。
震災当時、畑にはキャベツやニンニクが植えられていましたが、津波で流されたり、塩害で枯れてしまっていました。
そこで以前、塩害の被害に遭った熊本県で植えられたトマトが、小ぶりだが甘い、塩トマトとしてブランド化していることに目をつけたNPO(民間非営利団体)法人が、被災地の復興に役立つのではと企画されたイベント。
参加した人は「楽しい。(どういうところが楽しい?)切るところとか」、「こういった新しい塩トマトとか、そういった名産を作っていただいて、そういうちょっとでも貢献できればなと思いますね」などと話しました。
塩トマトの収穫は8月上旬から中旬の見込みで、被災地の特産品としても検討しているとのことです。

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「首相は長く居座らぬ」

2011年06月04日 21時21分35秒 | 

「首相は長く居座らぬ」=9月までの退陣示唆―枝野官房長官
時事通信 6月4日(土)12時47分配信

 枝野幸男官房長官は4日午前、テレビ東京の番組に出演し、菅直人首相の退陣時期について「そんなに長く居座る気持ちはない」と述べ、早期に辞任するとの見方を明らかにした。その上で、9月前半に米国で予定されている日米首脳会談に関し「首相は(2日の)記者会見でも自分が出るようなことは言っていない」と述べ、新首相が対応するとの認識を示唆した。
 番組で枝野長官は、東日本大震災の復興で「一定のめど」が付いた段階で若い世代に責任を引き継ぐとした首相の民主党代議士会での発言に触れ「その(部分の)前に『首相という重い責任を任せられている』と言っている」と述べ、退陣を意味するとの認識を表明。さらに、「だれがどう聞いても(退陣は)そう遠くない時期だ」と指摘した。
 首相が会見で福島第1原発事故の収束に言及したことに関して、枝野長官は「それが辞める時期のめどでないことははっきりしている」と強調。首相が退陣時期を明確にしないことに関しては「(政策遂行上)本当に辞める直前までは自分では言えない」と述べた。一方、鳩山由紀夫前首相が「ペテン師」などと首相を強く非難している状況を踏まえ「申し訳なく、恥ずかしく、責任を感じる」と語った。
 首相は4日午前、民主党の津村啓介総括副幹事長ら菅グループ若手と首相公邸で会った。この後、津村氏は「首相は『党の声もしっかり聞いていきたい』と言っていた」と記者団に語った。引き続き首相は野田佳彦財務相と約30分会談。野田氏は記者団の呼び掛けに無言だった。さらに首相は首相官邸での復興構想会議に出席した。


だからといって
だれがするの?
政治家からは失望しかもらえない・・・
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運動のエコノミクス  経済評論家・勝間和代氏 「経済ウイークリー」

2011年06月04日 01時59分44秒 | 
運動のエコノミクス  経済評論家・勝間和代氏 「経済ウイークリー」
2011年6月1日 提供:共同通信社

 5月から一念発起し、毎朝9時には時間が決まった仕事が入っていない限り、1時間ほどスポーツクラブで汗を流すことに決めました。私が働くのは毎日7~12時間くらい。そのうち1時間を運動に投資をすることで、残りの時間の効率がよくなると考えたためです。

 毎日の運動をすることで、筋力や最大酸素摂取量が大きくなり、肩こりの軽減、集中力の上昇、老化の軽減などの効果があります。もちろん意志が強い人でしたら、家でも毎日、運動をできるのでしょうが、私はついつい、目の前の誘惑、例えばパソコンや読書などに負けてしまうため、あえてスポーツクラブに場所を移すことにしました。

 昔は仕事の中で自然に運動が入っていたため、ここまで苦労をしてわざわざ運動をする必要がなかったのでしょうが、私を含め多くの方の日常生活はそれこそ、「キーボードよりも重いものはたたかない」はずです。

 そして、指や肩、首などの慢性疾患に悩まされるよりは、早め早めの対処で、運動続けることがいいかと思います。

 すべての方がスポーツクラブには通えないでしょう。大事なことは毎日、運動をするなんらかのきっかけをつくるということなので、それはウオーキングでも、ジョギングでも、自転車通勤でも、ラジオ体操でも構わないと思います。

 とにかく、三食と同じくらいに「運動」を私たちの生活の中で必須なものとしてとらえ、どうやって生活の中に上手に組み込んでいくのか。それが将来的な病気や疾患のリスクを減らし、生活の質を高めることにつながると考えます。

 そうはいっても、この毎日の運動、言うはやすく行うは難しの典型の行動です。だからこそ、運動の「エコノミクス(経済学)」を理解して、優先順位を上げていく必要があるのではないでしょうか。将来に医療費や仕事の効率低下で支出を増やすよりは、今こそ運動に投資すべきです。

   ×   ×   

 かつま・かずよ 68年東京都生まれ。慶大卒。19歳と当時最年少で会計士補の資格取得。マッキンゼーなどを経て独立。05年に米紙から「世界の最も注目すべき女性50人」に選ばれた。

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携帯電話、がん危険性も

2011年06月04日 01時46分35秒 | 仕事
携帯電話、がん危険性も 限定的とWHO組織初指摘 長時間の本体接触避けて
2011年6月1日 提供:共同通信社

 【ジュネーブ共同】携帯電話の電磁波とがん発症の関連性について、世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(本部フランス・リヨン)は31日、「聴神経腫瘍や(脳腫瘍の一種である)神経膠腫(こうしゅ)の危険性が限定的ながら認められる」との調査結果を発表した。WHOの組織が携帯電話に関して発がん性を指摘したのは初めて。

 国際がん研究機関は危険性の数値化はしておらず、「(最終的な結果を得るためには)今後、携帯電話の長時間使用について調査を続ける必要がある」としている。同機関の分類では、電磁波による発がんの危険性について得られている証拠の確実性は、鉛やコーヒーと同じ部類に入るという。

 当面の対策としては「(耳に触れずに)携帯電話のメールを使うなど直接電磁波に触れないような使用方法が重要だ」と指摘。なるべく携帯電話本体に触れる時間を短くするよう提案した。

 国際がん研究機関は、1日30分間、10年以上使用を続けている場合、神経膠腫の発症危険性が1・4倍になるとした過去の研究結果を紹介。

 発がん性の評価については(1)臨床的に十分な実証がある(2)臨床的には限定的な実証しかないが、動物実験では十分な実証がある(3)動物実験でも実証が十分とはいえない-といった段階分けをしており、今回は(3)に分類されるという。

 国際がん研究機関は昨年5月にも、日米欧など世界13カ国で脳腫瘍患者と健康な人、計約1万3千人を対象とした最大規模の調査結果を発表。この時点では「携帯電話の使用が脳腫瘍の発生の危険を増やすとは認められない」としていた。

 今回の調査は、過去の欧米での研究、動物実験などを14カ国、31人の研究グループが検証した結果をまとめた。近く医学専門誌に掲載される。

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一体改革案要旨

2011年06月04日 01時39分20秒 | 
一体改革案要旨
2011年6月3日 提供:共同通信社

 政府の集中検討会議がまとめた改革案の要旨は次の通り。

 I 改革全体像

 (1)基本的考え方

 社会保障の機能復元と強化を図る。自助・共助・公助のバランスに留意。給付の重点化、制度運営の効率化を同時に行う。世代間、世代内の公平を重視。財政健全化と経済成長も実現する。

 (2)優先順位

 子ども・子育て支援、若年雇用対策、医療・介護改革、年金改革、貧困・格差対策に優先的に取り組む。

 【子ども・子育て】子ども・子育て新システムの実施で、保育の量的拡充や幼保一体化など機能を強化する。

 【医療・介護】サービス提供の効率・重点化と機能強化を図る。非正規労働者の健康保険への加入拡大。高額療養費の負担を減らすため、受診患者の窓口負担に一定額上乗せする。医療・介護などの自己負担を合計し上限を設ける制度を導入する。70~74歳の窓口負担を1割から2割へ。

 【年金】社会保険方式による所得比例年金と、税財源で賄う最低保障年金を組み合わせた新しい年金制度の創設に取り組む。現行制度の改善として▽高所得者の給付見直し▽非正規労働者の厚生年金加入拡大▽第3号被保険者制度の見直し▽被用者年金の一元化▽支給開始年齢引き上げ-などを図る。

 【就労】若者の安定的雇用を確保。

 【貧困・格差】求職者支援制度を創設。生活保護を見直す。

 【共通番号制度】社会保障と税に関わる番号制度の導入で、負担の公正性確保、行政の効率化が可能。6月に大綱を策定し今秋以降早期に国会への法案提出を目指す。

 II 費用推計

 改革で2015年度には費用が約3・8兆円かかるが、効率化で削減し、追加公費は約2・7兆円。分野別は、子ども・子育てに約0・7兆円、医療・介護に約1・6兆円、年金に約0・6兆円。社会保障給付費は47・4兆円で、うち年金、医療・介護、子ども・子育てにかかる費用を42兆円と見込む。

 III 一体改革の姿

 (1)財源確保の枠組み

 (1)あらゆる世代が広く公平に分かち合う観点から、消費税収を主要な財源とする。

 (2)消費税を目的税化し区分経理を徹底。将来的には社会保障給付にかかる公費全体について、消費税収を主たる財源とする。

 (3)社会保障給付での国と地方の役割分担に応じた消費税収の国・地方間の配分を実現。地方独自のサービスに財源が確保できるよう、地方自治体の課税自主権の拡大を検討する。

 (4)まず15年度までに段階的に消費税率を10%まで引き上げ、当面の社会保障改革の安定財源を確保する。

 (2)財政健全化の同時達成

 社会保障給付財源の多くが赤字公債で賄われている現在の状況はこれ以上放置できない。「社会保障の機能強化」と「制度の持続可能性の確保」を目指し、一体改革で財政健全化を同時に達成する。15年度までに国・地方の基礎的財政収支赤字の半減させる財政健全化目標を達成する。

 IV 税制抜本改革

 一体改革では、所得、消費、資産にわたる税制全体の改革を実施する。

 V スケジュール

 経済動向を踏まえつつ遅滞なく税制抜本改革を実施するため、11年度中に必要な法制上の措置を講じる。

 VI 成長との好循環

 成長と安心、社会保障と経済成長は車の両輪。国民利便の向上と新たな産業分野育成の観点からの諸改革を進める。

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新規財源は2兆7千億円 家計負担増も 社会保障改革案

2011年06月04日 01時24分41秒 | 
新規財源は2兆7千億円 家計負担増も 社会保障改革案
2011年6月3日 提供:共同通信社

 社会保障と税の一体改革に関する集中検討会議(議長・菅直人首相)が2日にまとめた社会保障改革案では、低所得層への配慮など機能強化だけでなく、高齢者などの家計への負担を求める効率化・重点化が盛り込まれ、2015年度に新規に必要な財源は2兆7千億円に落ち着いた。

 当初は社会保障制度の信頼回復を目的としたサービス増強に主眼が置かれていたが、東日本大震災で財源に制約が生じ、改革メニューは尻すぼみとなった。菅政権の足元は揺らいでおり、「絵に描いた餅」にならないか懸念される。

 【機能強化】

 機能強化のため、最も公費を投入するのが、医療・介護分野。救急医療や在宅医療・介護に従事する職員を大幅に増加するほか、グループホームなどの施設を増設。さらに、低所得者の国民健康保険と介護保険の保険料を軽減することなどで、計約2兆4千億円を計上した。医療、介護、子育て、障害福祉サービスの自己負担額の合計に上限を設ける「総合合算制度」も導入する。

 年金では、年収65万円未満の低所得者に対する月1万6千円の加算や受給資格期間を現行の25年から10年に短縮することにより6千億円が必要と試算。パート労働者などの厚生年金加入拡大を進め、最大で400万人の拡大を目指す。専業主婦などの第3号被保険者制度を見直す。

 子ども・子育てでは、0~2歳児の待機児童対策や幼稚園と保育所の垣根を取り除く「幼保一体化」推進で7千億円を提示。別に所得税制の控除の見直しを加え、1兆円を見込む。

 【効率化・重点化】

 一方、効率化により国民への給付減や負担増につながる改革も盛り込んだ。

 年金では、低所得者への年金加算の財源として、高所得者の基礎年金を減額。年収1千万円から減額を始め1500万円以上では基礎年金を半額まで減らすことで450億円を調達する。労働人口などの減少に応じて年金給付額を削減するマクロ経済スライドをデフレ下でも発動できるようにする。

 生活習慣病や介護の重度化の予防対策、入院日数短縮なども合わせ、医療・介護分野で1兆2千億円を捻出する。

 改革案では、各分野の充実策を実施した場合、15年度までに公費3兆8千億円が必要と推計。抑制策で生み出される財源1兆2千億円を引いても、約2兆7千億円の財源が必要となる。これを消費税増税の約1%分でまかなう。

 【家計への影響】

 社会保障の効率化、重点化で、家計が負担増となるケースもある。

 特に、「社会保障が高齢者に偏重している」との批判を受けて世代間公平を図るため、高齢者の負担増が目立つ。70~74歳の医療費については、現在窓口負担が暫定的に1割になっているのを本来の2割に戻す。

 年金分野でも、高所得者の年金を減額するほか、年金支給開始年齢の68~70歳へのさらなる引き上げ、厚生年金の年齢引き上げの前倒しを提起した。

 初診、再診時に外来患者に1回100円程度を上乗せして支払ってもらう制度を創設。高額医療患者の負担軽減に振り向ける考えだ。

 【課題】

 医療、介護保険の財政安定など多くの課題が具体性を欠く内容になった。民主党の“金看板”の新年金制度でさえ、最低保障年金の額を「おおむね7万円以上」、所得比例年金の保険料率を「15%程度」などとするだけにとどまった。

 政府は、税制改革の在り方を含む一体改革の全体像が固まり次第、具体的な制度設計に入るが、与党内には、消費税率の引き上げだけでなく、医療保険などの負担増や給付減への抵抗は根強く、法案化にこぎ着けるのは難航が予想される。

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節電の夏、暑さに負けない体作り

2011年06月04日 01時15分33秒 | 仕事

節電の夏、暑さに負けない体作り
読売新聞(ヨミドクター) 6月3日(金)12時12分配信

 電力不足に伴う夏場の節電で、熱中症の増加が懸念されている。暑さが本格化してからの対策だけでなく、今の時期から適度な運動で発汗を促すなど、「暑さに強い体作り」を始めることを専門家は勧めている。

 気候が健康に与える影響などを研究する「日本生気象学会」は5月、「節電下の熱中症予防のための緊急提言」をまとめた。今夏は電力不足で冷房使用が制限されたり、家庭でも使用を控えたりすることが予想されるためだ。

 提言では、本格的な夏が到来する前の今の時期に、ジョギングなど少し汗をかくくらいの運動を始めることを勧めている。1日30分を週に3回程度、4週間ほど続けるのが目安という。「私も毎年6月からジョギングをしているが、夏場は汗をよくかくようになり、暑さに強くなった。就寝時に冷房を使わないことが多い」と、同学会会員で横浜国立大教授(環境生理学)の田中英登さんは話す。

 中高年や体力に自信がない人は、速足でのウオーキングとゆっくり歩くことを3分ずつ繰り返すなど、「ややきついと感じる運動」をするのがお勧めだという。いずれも朝夕の比較的涼しい時間帯を選び、軽い運動ができる服装や靴で取り組むのがポイントだ。

 こうした運動の効果について、同学会会員で信州大教授(スポーツ医科学)の能勢博さんは、「体内の血液量を増やすので体の熱が外に逃げやすくなって体温調節機能が改善する。発汗作用も高まり、熱中症の予防になります」と説明する。

 能勢さんや田中さんの研究では、運動を続けた人たちの血液量や発汗量が増えるなど、体質改善につながったとの結果が出ているという。

 提言では、暑い時期になってからの対策も挙げる。

 簡単にできそうなのは、衣服の工夫だ。汗を吸いにくいワイシャツなどを素肌に直接身に着ける人もいるが、「吸湿性、速乾性のある化学繊維混紡の下着を着るといい。ネクタイをはずし、シャツと下着の間に風を通りやすくすれば、汗の気化を促進させ、涼しく感じられます」と田中さん。体感温度を下げる「冷却グッズ」の活用もお勧めで、持ち歩き可能な氷のうタイプのアイスバッグ、冷却パッドなどが人気という。

 屋外では日陰を選んで通行し、信号待ちなどで立ち止まる場合は建物の陰に入って日差しを防ぐなど、体感温度を下げるよう工夫する。こまめな水分補給も大切で、汗をかいたら、喉が渇く前にスポーツドリンクなどを飲むことも呼びかけている。

 「冷房の普及で現代人は汗をかかなくなった。適度な汗をかくことは、熱中症予防だけでなく、健康づくりにもつながります」と田中さんは話す。


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「消費税10%」と明記

2011年06月04日 01時14分08秒 | 
「消費税10%」と明記 15年度まで段階増税 政府の一体改革案 「社会保障と税」
2011年6月3日 提供:共同通信社


 社会保障と税の一体改革を検討している政府の「集中検討会議」(議長・菅直人首相)は2日、改革案を決定した。社会保障を支える安定的な財源を確保するため、消費税率を2015年度までに10%へ段階的に引き上げると明記。税収の使途を子育て支援を含む社会保障に限ることや、本年度中に法制上の措置を取ることも盛り込んだ。

 与党や地方自治体の意向も踏まえ、6月中に政府案を最終決定する。

 政府は早ければ12年度中に2~3%増税することも想定。ただ、菅首相が退陣の意向を表明、後継政権の枠組みも不明確な政治情勢では改革の実現は見通せない状況だ。

 改革案は、25年度には社会保障費が60兆円規模に膨らむと説明。全額を消費税収で賄うと税率を20%程度にする必要がある。

 社会保障改革では、年収65万円未満の高齢者に月1万6千円を年金支給額に上乗せする低所得者対策などで15年度に約3兆8千億円の費用が掛かると推計。年収1千万円以上の高齢者の基礎年金減額など重点化・効率化で約1兆2千億円を抑制するが、差し引き約2兆7千億円が追加で必要になると試算した。

 このほかの具体策では、医療機関の窓口で100円程度の上乗せ負担を求め高額医療費の軽減に充てたり、70~74歳の医療費の自己負担割合を2割に上げたりすることを盛り込んだ。医療、介護、子育て、障害福祉サービスの自己負担合計額に上限を設ける「総合合算制度」も導入する。

 これにより、貧困や格差対策などを含めた社会保障費は国と地方を合わせて約47兆4千億円と、11年度から約8兆円膨らむ。

 こうした費用を「全世代が広く公平に分かち合う」ため、15年度時点だと1%で約2兆7千億円の税収が見込める消費税の増税を実施。増税による5%分(計約13兆5千億円)の税収は、改革や高齢化による社会保障費増加に4%分、増税に伴う政府の物品購入費などの増加に1%分を充てるとした。

 消費増税により15年度に国と地方の基礎的財政収支の赤字を半減する財政健全化目標が達成できると説明。20年度に同収支を黒字にする目標の達成に向け、一段の増税もにじませた。

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