一転、静岡が荒茶の検査実施=神奈川は見合わせ
時事通信 6月3日(金)20時38分配信
静岡県の川勝平太知事は3日、茶葉を乾燥した荒茶や製茶も放射性物質が暫定規制値を超えた場合は出荷制限の対象にするとの政府方針を受け、近く収穫が始まる「二番茶」から、荒茶の検査を実施すると発表した。
一方、神奈川県は同日、生茶と同一の基準を荒茶に適用することは「規制強化に等しい」などとして、合理的・科学的根拠が示されない限り、荒茶の検査を行わない、との方針を発表した。
川勝知事は2日、荒茶を検査しない意向を表明していたが、業界の意向を踏まえ「消費者の安全が最優先」として方針転換した。静岡県は、荒茶の検査を茶工場ごとに実施する意向で、暫定規制値を超えた場合の出荷制限も市町村単位ではなく、工場ごとにできるよう厚労省に求める。
時事通信 6月3日(金)20時38分配信
静岡県の川勝平太知事は3日、茶葉を乾燥した荒茶や製茶も放射性物質が暫定規制値を超えた場合は出荷制限の対象にするとの政府方針を受け、近く収穫が始まる「二番茶」から、荒茶の検査を実施すると発表した。
一方、神奈川県は同日、生茶と同一の基準を荒茶に適用することは「規制強化に等しい」などとして、合理的・科学的根拠が示されない限り、荒茶の検査を行わない、との方針を発表した。
川勝知事は2日、荒茶を検査しない意向を表明していたが、業界の意向を踏まえ「消費者の安全が最優先」として方針転換した。静岡県は、荒茶の検査を茶工場ごとに実施する意向で、暫定規制値を超えた場合の出荷制限も市町村単位ではなく、工場ごとにできるよう厚労省に求める。