
今年芽を出したばかりのシダの子供だが、どうやら「大王ウラボシ」の子供のようです。
大王ウラボシ。
中央アメリカからブラジルにかけてが原産地らしいが、原産地では1.5メートルくらいになる大型のシダです。
日本では売られていないようで、一部の植物園にしかないらしい。
それが数年前に我が家で生えたのです。
始めて見た時がこんな感じで、「ちょっと変わっているな」と思って育ててみたところ、毎年のように大きくなり、一昨年には90センチくらいにまで大きくなり、胞子を作りました。
去年も胞子を作り、これはその胞子が芽を出したようなのです。
他にもあちこちから芽を出しているが、もう必要はありません。
「沖縄ウラボシ(ラウアエ)」と同じ仲間ではあるが、はるかに大きく、匍匐茎は大人の親指くらいの太さがあります。
ちなみに、熱帯性のシダではあるが、比較的低温にも強いようです。
我が家では冷え込むときは5度を切ることもあるが、それでも枯れたりはしません。
最近は少しシダに人気が出てきたらしいが、私のシダ歴は20年を超えます。
数年前までは日本在来のシダばか中心であったが、数年前から外来種のシダが増えています。
さて、我が家には何種類あるのか。
数えたことはないが、20種類近くはあるだろう。
庭に勝手に生えているものもたくさんあるが。