前々から欲しかったのだが、値段が高くて手を出せな買ったが・・・・。
たまには安いものも見つかるが、安い分幹も細く、盆栽にし難い物ばかり。
ところが、これは幹も結構太く、その割にはかなり安い値段であった・
これがその幹で、意図的にやったのだろうか、太い枝が枯れたような跡がある。
切り口を養生していないので枯れこんだようで、この部分がこれからどう変化するのか。
うまく枯れ込んでくれるととこの部分に味が出るが、
盆栽作りにはそれなりの芸術的センスが必要だが、私にはそれがない。
若いころにも一時盆栽作りをしたことがあるが、すぐに挫折。
一番の原因は「芸術的センスの無さ」ではありません。
そのころは盆栽にできるような素材も少なく、値段もかなり高かったので、すぐに嫌になってしまったのです。
ところが・・・・。
最近は意外なほど安い値段で素材が手に入るようになっています。
「一億円」なんて値の付く盆栽もあるようだが、あれは例外中に例外で、大半は50年前と同じような値段て手に入ります。
ちなみに、今からおよそ50年前の1965年4月の郵便貯金の預入限度額は「100万円」です。
このころはまだ「100万長者」などともいわれていた時代です。
そのころの盆栽の値段が今と大差ない。
そう、かつては「金持ちの道楽」ともいわれた盆栽が、今は私のような貧しい年金暮らしでも楽しめる。
変われば変わるものです。