新へそ曲がりおじさんの花便り(旧へそ曲がりおじさんの、へそ曲がりなオカヤドカリ飼育法)        

わけあってリニューアルオープンします。オカヤドカリの飼育はやめたので、花便りがメインになります。

これが何かわかるだろうか

2018-12-17 22:54:14 | シダ



このようなものを見たことがある人はほとんどいないと思うが。

知らない人にとっては「ただのごみ」としか思えないと思うが・・・・。



実はこれ、かの有名な「マリモ」の赤ちゃんです。

マリモは有名なので知っている人は多いと思うが、実際に栽培したこともある人は少ないだろう。



マリモ、

国の天然記念物なので、採取も販売も禁じられている。

なのに、時折売られている。

採取も販売も禁じられているのに、何故販売されるのか。


それは、国産のマリモではないからです。

聞くところによると、北欧の一部の地域でもマリモがあり、そこから輸入されているらしい。



で・・・・。








これが今我が家にいるマリモたちです。


いつ買ったのか正確な記憶がないが、多分20年くらい前だと思う。

初めのうちは真面目に栽培管理をしていたが、今ではほとんどほったらかしで、年に2回くらい水を交換するだけ。

置いてある場所も、浴室のあまり日の当たらないところ。









これが最も大きな奴で、およそ9センチある。

正直、ほとんど何も世話をしていないため、マリモらしさがなくなってしまった。


中心部は腐ってしまったようで、シュークリームのような状態です。









これは別の個体で、外側が破れている。


で、これを細かくバラバラにすると・・・・。









これは数年前にバラバラにしたもの。

バラバラにしても枯れることはなく、それぞれがまた1個のマリモとして再生します。


で、最初の画像のマリモは、その時に出た細かな砕片をペットボトルに入れておいたものです。


細い髪の毛のような1本の細片からでも再生します。




が・・・・。

水槽内だとなかなかきれいな球形にはなりません。


きれいな球形にするには、ある程度以上の水の動きが必要で、その動きの再現が難しい。




後、水温が低いと他の藻類の発生の少ないが、水温が高いと他の藻類が発生しやすく、日に当てるととんでもないことに。


これまでのどれだけのマリモを里子に出したことか。

多分、今残っているものの倍くらいは里子に出しているだろう。
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全く花を咲かせる気配のない「ヤコブセニー」

2018-12-17 04:10:38 | その他の多肉植物



セネシオ属の「ヤコブセニー」

今度で3度目の冬越しになるが、かなり大きくなったのに花を咲かせる気配がない。


雰囲気的にはポーチュラカを巨大化させたような感じだが、ポーチュラカより寒さに強い。

1回目の冬越しは無事だったが、2度目の冬越しで半分ほど消えたが・・・・。

それは今年の1月のこと。

「-4.8度」という今までにない寒さで凍害を受け、半分が消滅。


それでも半分は何とか生き残り、それがここまで回復。

夏の高温多湿が苦手なものが多い中、ヤコブセニーは大丈夫なようです。


ここにきて冷え込みも厳しくなったようで、昨夜はこの冬初めて「0度」を記録しました。

屋外は「-1度」だったので、それよりは少しマシな程度。


ただ、同じ温度でも、屋外とでは条件が違うので、屋外では冬を越せません。

「風が吹くと体感温度が下がる」というが、これは植物にも当てはなるようです。



外は風が強くて寒いが、ここは風がないのでそれほど寒くはない。



今年も残すところあと15日。

歳をとると1年のなんと早いことか。
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