温泉クンの旅日記

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中崎山荘 奥飛騨の湯

2014-06-22 | 温泉エッセイ
「あ・・・、これはたしか、湯雨竹だ・・・」わたしは別府の鉄輪温泉の足湯で見たことがあった。高温の温泉を適温に冷ますにはいろいろな方法がある。一番目は浴槽に少しずつ溜めることで、二番目は水を加える、三番目はタンクなどで溜め置きする、四番目にはクーリングタワーや熱交換機を使うなどがある。ただ、時間がかかることや、加水は温泉成分が薄まってしまうのと水道代がかかる。タンクは費用がかかる。いまはどうかわからないが、杖立温泉では高温の温泉を川のなかのパイプに通して冷していた。そこで、流下式塩田の仕組みを使った冷却装置「湯雨竹」を大分県が開発した。百度以上ある高温の温泉を、竹枝を伝わらせて落ちる間に、源泉をそのままになんと四十五度ぐらいまで冷却させてしまう非常に優れ物の装置である . . . 本文を読む
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