温泉クンの旅日記

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熱海、起雲閣(2)

2018-03-25 | ぶらり・フォト・エッセイ
玄関をはいって靴をロッカーに入れ、中にあったスリッパに履き替える。さすがに建物の中は観光客が多いので、いいアングルの全体的な画像を撮るのは難しそうである。大正九年(1920年)に起雲閣の最初の持主、政財界で活躍し海運王と呼ばれた内田信也が、実母の静養の場所として「麒麟・大鳳の棟」と「孔雀の棟」を建てた。まずは玄関から一番近い「麒麟」の間。日本の伝統的な建築美を伝え、大正浪漫の薫り立つ部屋である。鮮やかな濃いブルーの壁がとても面白い . . . 本文を読む
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