(4)-4 小田原~元箱根
ようやくのことで甘酒茶屋に到着した。完璧にへろへろ状態である。
古民家の店は改装中で、プレハブで営業している。
(とにかく、なんともはや疲れた・・・なあ)
なににしようかな。甘酒は甘いという字だけでやめとくとして、ところてんや
いそべ餅もいいが、さすがにまだ途中なので食べるのをやめて。冷たい抹茶にし
た。
悲しいことに煙草は吸えない。
「よーし、もうちょいだ!」
抹茶の飲みきると、気合をいれて立ち上がるがふらついてしまった。
元箱根まで四十分という文字をみて、風船から空気がぬけるように気持ちが萎え
た。
(まだ、そんなにあるのか)
雨が強くなってきた。
しかも、まだ登りとくる。石畳は濡れて危なっかしい。
やっと平坦な道に出てしばらくいくと、こんどは降りの石畳である。登りより
降りの石畳のほうがヤバイ。片手に折りたたみ傘を持っているので、濡れた石畳は
露天の岩風呂のようで、転んで頭を打ったら一巻の終わりかもしれない。なんとな
く貝掛温泉のことを思い出してしまう。
なんとか石畳をクリアすると、椿が敷き詰められた道に出た。あと、ほんのすこ
しである。きれいだなあ、と足をとめる余裕も出てきた。
「着いた!」
芦ノ湖である。
汗と雨に濡れて身体が冷え切っている。雨はますます強くなっている。
温かいものを食べようと、はいった蕎麦屋だがメニューを見ると伊豆箱根値段で
ある。一番安いなめこ蕎麦を注文した。
とにかく、完了した。
もう二度とこの小田原から元箱根はご免である。
次回は三島、相模の国を脱し伊豆の国にはいるのだ。
累計:10宿(次) 日本橋より24里(98キロ) 所要日数:10日
所要時間:24時間30分
歩数:153,818歩 歩いた距離108キロ
交通費:5,550円(戸塚までは通勤定期を使用)
宿泊費:0円
→ 貝掛温泉の記事はこちら
→ 東海道五十三次(4)-3の記事はこちら
→「東海道五十三次(3)」の記事はこちら
ようやくのことで甘酒茶屋に到着した。完璧にへろへろ状態である。
古民家の店は改装中で、プレハブで営業している。
(とにかく、なんともはや疲れた・・・なあ)
なににしようかな。甘酒は甘いという字だけでやめとくとして、ところてんや
いそべ餅もいいが、さすがにまだ途中なので食べるのをやめて。冷たい抹茶にし
た。
悲しいことに煙草は吸えない。
「よーし、もうちょいだ!」
抹茶の飲みきると、気合をいれて立ち上がるがふらついてしまった。
元箱根まで四十分という文字をみて、風船から空気がぬけるように気持ちが萎え
た。
(まだ、そんなにあるのか)
雨が強くなってきた。
しかも、まだ登りとくる。石畳は濡れて危なっかしい。
やっと平坦な道に出てしばらくいくと、こんどは降りの石畳である。登りより
降りの石畳のほうがヤバイ。片手に折りたたみ傘を持っているので、濡れた石畳は
露天の岩風呂のようで、転んで頭を打ったら一巻の終わりかもしれない。なんとな
く貝掛温泉のことを思い出してしまう。
なんとか石畳をクリアすると、椿が敷き詰められた道に出た。あと、ほんのすこ
しである。きれいだなあ、と足をとめる余裕も出てきた。
「着いた!」
芦ノ湖である。
汗と雨に濡れて身体が冷え切っている。雨はますます強くなっている。
温かいものを食べようと、はいった蕎麦屋だがメニューを見ると伊豆箱根値段で
ある。一番安いなめこ蕎麦を注文した。
とにかく、完了した。
もう二度とこの小田原から元箱根はご免である。
次回は三島、相模の国を脱し伊豆の国にはいるのだ。
累計:10宿(次) 日本橋より24里(98キロ) 所要日数:10日
所要時間:24時間30分
歩数:153,818歩 歩いた距離108キロ
交通費:5,550円(戸塚までは通勤定期を使用)
宿泊費:0円
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