
飯豊山荘は飯豊登山の基地である。
この日も大きなザックを背負った登山者を多く見かけた。
日帰り入浴10時からだが少し早く着きすぎた。
それでもOKをいただき500円払って入る。

長いすにカゴを置いただけの脱衣室。
洗面台が1台。
床は板張りで足に気持ちいい。

お風呂は石造りで8人くらいが入れる広さ。
先客さんは2人、挨拶をして入ろうとすると
「そちらは冷たいですからここへどうぞ」
意味がわからなかった。
キョトンとしてる私に
「誰かがお水を出しっぱなしにしていたんですよ」
そのお二人は湯口に背中をくっつけて暖まっていたのだ。
その場所を私に譲ってくれようと離れた。

お言葉に甘えて湯口に進む。
確かにお湯は温い、私も湯口に背中をくっつけて座る。
熱い源泉の流れる所だけがあたたかい。
じっとしてると足下は冷たいのだ。
そのお二人に場所を代わろうと申し出ると
「もう、30分もそうしていたんですからいいですよ」
私は再び湯口にピッタリ。
昨日から泊まっているというお二人は
「昨夜は熱くって入れないくらいでしたよ、今日は冷たくって・・・」
と笑っていらっしゃる。
梅花皮荘・川入荘ともここと同じ源泉を使用。
これらの2つは6キロも引湯しているがここは源泉に近く楽しみにしていたのに・・・・
こんなに加水されていては意味がない。

浴槽の縁には析出物が見られ石も赤く変色。
確かに他の2カ所より濃い成分が感じられる。
それなのにそれなのに。。。。
水を出しっぱなしにした人を恨む。

洗い場は1箇所。
シャンプー類完備。


網戸の外には飯豊の山がすぐそばだ。
清流玉川ははるか下の方に見える。
お二人は新潟から来たという30代、60代とみられる親子。
冷たいくらいにぬるいお風呂で温泉談議に花が咲く。
新潟の温泉を色々教えて頂いた。
秘密にしたいとおっしゃる共同湯の情報も。
冷たくなったお湯にはがっかりだがこの優しいお二人と出会えたから良しとしよう。

帰りに天狗橋から見た玉川がとてもきれいだった。
ナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉
51.5℃ pH6.5
いい感じのお風呂ですね。登山者が多いということは夕食が17時で朝食が6時くらいですね。
消灯もあるのかな?信州の本沢温泉は20時消灯でしたよ。
ここは立ち寄りのお客さんも少ないようですね。
加水でぬるい湯に入るのは残念で仕方ないです。
この前訪れた松楓荘も、子供のいたずらで露天岩風呂がぬるくなってしまいました。
子供を叱る親が少なくなったのもさみしい限りです。
非常に、気になります!
「あれかな?」とか勝ってに想像してますが、俺の知らない未開の地かもです。
「秘密」のキーワードが気になりますが、共同湯なんで、混むと困るという事で、「秘密」なんでしょうね(^^;)
飯豊山荘は登山者だけでなく湯治のお客さんも多いそうです。
子供のいたづらでぬるい湯に入るはめになってしまうというのも困りものですね。
せっかくの温泉が台無しです。
ブログに載せない約束で教えていただきましたが、けっこう温泉ブログに登場していました。
地元の人が利用するお風呂らしいですよ。
開け放して入るので変な人に来られたら困るそうです。
ありし日の広河原の印象が強かったためか
また再訪してみなくてはなりませんな~
広河原はインパクトありますよね。
ここはわざわざ行く事もないような気がしますね。
析出物が見事です
こんなのを見ると嬉しくなっちゃいますが
大量加水で残念~。。。
飯豊温泉はここに一番期待していただけに残念でした。
あのぬるさからすると超大量加水です(泣)