白樺の内湯は3階にある。
四角い木でできた浴槽である。
7,8人入ればいっぱいの大きさ。
灰色っぽい白濁の湯は硫黄の匂いがする。
源泉が80度近いためかとても熱い湯である。
強酸性の湯はピリピリする。
あまりに熱くて水道水で加水されていた。
硫化水素にやられないためか全て木でできたお風呂だった。
なんとも落ち着く昔風のお風呂に源泉が掛け流しされている。
洗い場は2カ所に分かれていてカラン・シャワーが6個くらい。
シャワーの温度調節が難しく水量も少ない。
髪など洗う時は苦労する。
シャンプー、石けん類は完備。
洗い桶に入った泥がおいてある。
温泉の成分らしい。
「体の悪いところに塗って10分後に洗い流す云々・・・」
と書いてある。
「頭と顔だね!」
「それは無理よ!」
友人と腰や足に泥パックをする。
洗い流した後は体がツルツルピカピカになる。
飲泉用のコップが置いてあり
「温泉は飲む野菜」とか書いてある。
とっても酸っぱ~いお湯だった。
脱衣室は広くなくカゴを置く棚があるだけでドライヤーなどは無い。
早朝、誰も入っていないお風呂に入った。
前夜と違い濃い湯を実感できた。
灰色っぽい白濁の良いお湯だ。
風情ある浴室に真新しい源泉が投入されとても良い温泉だった。
単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)
79.2℃ pH 2.6
入りたいな~。でも、遠いよね
そしてとっても良い湯が掛け流しですよ~。