おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

湯倉共同浴場

2008年06月02日 | 福島県の温泉

国道252号から只見川にかかる橋を渡る。
そこから左側に進むとすぐだ。






川沿いに赤い堆積物が見えて「あそこだ!」とわかる。
湯倉共同浴場は杉の木の下にひっそり建っていた。






ここは混浴なのでそっと戸を開けて様子を伺う。
ラッキー、誰もいない!!!
ここも協力金として200円を箱に入れて入る。
脱衣室は男女別だ。

5,6人入れるコンクリート造りの浴槽。
笹濁りの微白濁のお湯。
表面に油膜ができている。
金気臭がするしょっぱくて濃厚なお湯だ。

肌にまとわりつくようなお湯である。
密度の濃さを感じる。
私には熱めの適温だが友人は熱くて入れないらしい。
やっとの思いで入ったようだ。










誰かが忘れたタオルかと思ったが違った。
このタオルでお湯の出入りを調整しているのだ。

浴槽のすぐ横を勢いよく源泉が流れている。
このタオルを取り払うと源泉が浴槽に入るようになっている。
何気なくその源泉を触ったら激熱。
「アチッ!!!」思わず叫ぶ。

この状態では新しいお湯がほとんど投入されていない。
堰き止めているタオルの固まりを取り払おうとすると、
「熱くなるからやめて!」
と、熱いお湯に入れない友人が言う。

仕方なくよどんだようなお湯に浸かる。
これは何か工夫をして欲しい。
源泉を満喫できるがお湯に新鮮味を感じられないのはどうかな・・・

そんなこんなしてると男性脱衣室に人影が!!!
忍者のように素早く上がる。
この環境での混浴は私にはハードルが高すぎる。

あわてて出たせいかお湯の成分のせいか体中がポカポカ熱くて汗がダラダラ。
とにかく奥会津の温泉はすばらしい!!!


ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉
62℃ pH7.0



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タオルバルブ?! (ごまちゃん)
2008-06-02 21:44:49
タオルで温度調節とは。。。意外と、立派な配管をするより低コストで確実かもしれませんね。
それにしても、そのバルブ代わりにしているタオルの色がすごいですね。お湯のよさがそれだけでも伝わってきます。
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画像はない・・・ (のら)
2008-06-02 21:50:17
何度か訪れていますが、時間帯なのか常に地元の方が数人いらっしゃいます^^

今からの季節は熱いお湯でヘロヘロになっちゃいますね。
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すごいです (おんせんたまご)
2008-06-02 22:23:08
ごまちゃん、このタオルを見た時は一瞬固まりましたよ。
グッドアイデアですよね~。
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午前中 (おんせんたまご)
2008-06-02 22:25:01
のらさん、きっと地元の方は加熱した時間に入られるのでしょうね~。
それとも私達はラッキーだったのかも知れません。
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析出物の小山! (パサ君)
2008-06-04 15:44:34
ここは郡司さんの温泉本にも出てくる共同湯ですよね。
よくこんな山奥まで行きましたね~^^;
私の所からは、行くだけで一日がかりかも・・・
食塩泉に二酸化炭素が含有されて、それに重曹が加わり、
昆布茶のような旨味になるそうです
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濃厚な味 (おんせんたまご)
2008-06-04 21:47:19
パサ君、昆布茶のようなうまみは感じられませんでした。
チラッとなめただけですから飲んでみないとわかりませんね~
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