疲労困憊の不忘山登山②

山頂は３６０度の大パノラマ。
涼しい風が吹いて快適。
多くの登山者で賑わっていた。
ほとんどの人が屏風岳方面から来た人。
私もその縦走コースが好きだ。


これが山頂からの眺め。
午後ともなると雲が湧いてくる。











さて山頂で良い気分を味わったら下山。
又、あの長い道を歩くのかと思うと気が滅入ってくる。
しかし歩くしかない・・・
硯石から登ってくる人がいるこの山が気になる。



ザレ場ガレ場のある滑りやすい道。
ストックを使って慎重に下りる。
前回の山で転んだばかりだから今回は手袋装着。

樹林帯に入り黙々と歩く。
段差のある登山道は膝にくる。
疲れきった足が重い。
歩いても歩いても弘法清水にたどりつかない。

やっと半分くらい降りてきた弘法清水で長い休憩。

白石女子高山小屋跡に出た時は疲労困憊。
途中で山頂に行くのを断念した２人と合流。
S氏はスキー場斜面で昼寝をしていた。
爽やかな空気で、それはそれで良かったと言う。

２０分も歩けば駐車場だが、一歩一歩が重くて一歩を出すのが苦しい。
膝が痛い。
転がり落ちたい気分だよ。

７時間もかかった。

休憩も多かったからな～
刈田峠からのピストンで８時間だが、縦走の方が楽だし楽しい。

今まで平気だった白石スキー場からの不忘山。
やはり歳をとって体力もなくなったのだろう。
私の山歴史でいちばんキツかった。

この日の歩数１９９００歩。

この日は家の玄関先まで送ってもらった。
すぐにお風呂に入り入念に足のマッサージ。
ビールを飲んでから両足にペタペタと湿布薬を貼り、夕食も食べないで寝てしまった。
翌朝はずいぶん良くなって足が自由に動く。

これからはきつい山はやめてお気楽登山を楽しむ事にした。