おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

乳頭温泉黒湯

2005年07月06日 | 秋田県の温泉
黒湯は駐車場から細い道を下りて行く。
平日にもかかわらずその道は人の列が続いていた。

茅葺の鄙びた建物と新しい旅館部と思われる建物が混在した湯治場らしいたたずまいの宿である。
最初に賽の河原が目に入る。
ごつごつした岩場に浅くお湯が溜まっている。
硫黄の臭いがプーンとする、ここが源泉なのか木の柵で囲ってある。
石に腰掛け記念撮影、ふと見るとそこに金勢様が奉ってあった。

黒湯名物の、よく本に載っている東屋の混浴露天を外から覗く。
小さな正方形の露天に男性が3人入っていて目があってしまった。
こんなに丸見えでは入る勇気もなく立ち去る。

女性露天に入るべく湯小屋に行く。
入口の戸をあけるとすごい数の靴に圧倒される。
混雑覚悟で中に入る。

長方形の内湯は素通りして露天風呂へ。
板囲いの露天風呂だが景色を見られるように板戸が開けてある。
お湯は真っ白ではなくやや灰色がかった熱めの温泉であった。
内湯に比べてなぜ人が少ないのかすぐにわかった。
アブである。
アブがやたら飛んでくるのだ。

早々に引き揚げたのはいうまでもない。

ここも静かないい雰囲気の一軒宿なのでのんびり滞在してみたい。
宿の脇から上の方へ散策してみると川もあり、乳頭山への登山道となっていた。
川にかかるコンクリート製の細い橋の上に腰掛け足をブラブラさせながらおにぎりを食べた。
きれいな空気も一緒においしかった。




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