おんせんたまごのお気楽日記

東北の温泉・山・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

雪の新野地温泉

2011年12月27日 | 福島県の温泉
雪の季節になると一度は行きたくなる新野地温泉の露天風呂。
仙台ではほとんど雪を見ることはないが福島市内は一面の雪景色。
土湯峠への道は凍っていて慎重運転。

やっとのことで新野地温泉・相模屋旅館に着く。
玄関には見た事もない大量のスリッパが並んでいる。
これから団体さんが来るのか・・・・
いやな予感。

フロントで声をかけ、日帰り入浴をお願いすると
一瞬、困ったような表情を浮かべた年配の女性。
「今日は学生さんの団体が泊まっていて・・・」
だが、すぐに
「今は出て行ってますから・・・どうぞ!」

こんな思いをして雪道を上って来たんだもの。
よかった。。。


足早に勝手知ったる露天風呂に急ぐ。



もちろん誰もいない。
貸切で雪見露天が楽しめるぞ!!!
雪を被った脱衣棚。
もう片方の棚に置かれたカゴは雪から守るため逆さにしてある。



お湯が透明だ、まだ入れ替えたばかりの新鮮なお湯。
メチャクチャ熱いお湯を予想して掛け湯。
ヌ、ヌルイ!!

湯口の所に行ってもぬるい。
ぬるいを通り越して冷たくさえ感じる。




この露天風呂でこんなにぬるいのは初めてだ。
いつもは熱すぎて回りの雪を放り込んで温度を下げているのに。
その内に温まるだろうと湯に浸かるが寒いだけ。
だめだ、上がろう!


走るように湯小屋に戻る。
それはそれは良いお湯が待っていた。
湯加減もちょうど良く熱めの硫黄泉にどっぷり浸かる。



屋根の透き間から風とともに粉雪が入ってくる。
それがまた、いい具合に湯小屋を快適空間にしてくれる。
湯小屋の湯がこんなに良いと思ったことはない。



体が温まったところで2階にあるもう一つの露天へ行こう。
この宿は女性だけ2階の内湯の隣に露天があるのだ。

ところが、脱衣室から露天へ出るドアが開かない。
雪が積もっていてまったく開けられない。
それではと、内湯側から行くドアを開けようと試みるがNG。
結局、今日は雪見露天は楽しめなかった。



仕方なく2階の内風呂に入って新野地温泉を後にする。


雪見露天をただただ楽しみにして行ったのに残念。
だが、湯小屋のお湯のよさを実感でき収穫だ。

土湯の道の駅あたりの気温表示がマイナス1度。
峠はいったい何度くらいだったのだろう。
こんな寒い日の露天風呂が大好きだ。


硫黄泉

福島市土湯温泉町字地野地2番地
電話 0242-64-3624
10:00~15:00
500円


コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしい! (yuki)
2011-12-27 23:10:02
相模屋旅館、雪のない季節に数回泊まりましたが、冬はまだですね!
秘湯の雰囲気が感じられて好きな温泉です。
返信する
好きですね 感心します。 (笑い男)
2011-12-28 08:47:59
福島市民ですら冬の土湯峠を通るのは嫌がるのにおんたまさんは毎度毎度相模屋さんまで出掛けるのは凄いです(笑)
今年もたくさん温泉の話と蕎麦の話ありがとうごさいます。
来年も楽しみにしております。
御家族で良いお年をお迎え下さい。
返信する
雪景色 (おんせんたまご)
2011-12-28 21:00:33
yukiさん、ここはお気に入りの温泉ですが
雪の季節が最高です。
返信する
大好きです! (おんせんたまご)
2011-12-28 21:02:27
笑い男さん、この露天風呂の雪景色が好きです。
運転は私じゃありませんから。

来年も拙いブログにお付き合いくださいませ。
良いお年をお迎えください。
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