
青根温泉の新しい共同浴場は「じゃっぽの湯」と名付けられ4月1日オープンの予定。
建物はほぼ完成したように見えた。
広い駐車場はこれから整備されるのであろう。

中央から右側がお風呂、左側は地元の集会室だという。
しかし、休憩所にもなるかもしれないと工事関係者の男性の話である。
私の期待した露天風呂は無いらしい。
今度はトイレも完備。

入浴料は今までみたいに150円とはいかないという話だ。
どうやら300円になるらしい。
この真新しい建物は共同浴場というよりは日帰り入浴施設という感じだ。
これだけ広い駐車場と新しい施設、きっと人がわんさと押し寄せるだろう。
今までの静かな雰囲気の湯は楽しめないと危惧する。
青根温泉は最近足湯を作ったり、湯巡り手形を出したりして温泉街に人を呼び戻す努力をしているようだ。
鄙びた温泉が好きなのは外来者であって地元の温泉経営者は人の集まる活気ある街作りを望んでいるのだろう。
私は寂れた、鄙びたこの青根が好きだ。
それに150円だからこそしょっちゅう行けたんです。
木をふんだんに使って立派な施設になっちゃいましたねー。
でも、このような日帰り施設はあちこちに出来てますから
何か特徴と言いますか、売りがないと他の施設との
差別化は、なかなか難しいところです。
300円でしたら、まー、外来者には安い方だと思いますが
地元の方には倍の値上げですね。
お湯の湧出量との関係も有りますけど、新施設はそれはそれでいいとして、
青根温泉にとっては、「大湯」のような昔からの共同湯こそ、
残すべきだったのではないかと思います。