東鳴子温泉は素朴だが「頑張ってる温泉」というイメージがある。
それはニュースなどで取り上げられる温泉街のイベントや取り組みを見て感じる。
そんな時、必ずと言っていいほど顔を出してるのがここ「大沼」の御主人だ。
きっと盛り上げの中心人物であろう。
ここは貸し切り風呂が多く全部で8つのお風呂がある。
以前、玄関まで行きながら脱いである靴の多さに引き返した事がある。
今回は空いてる様子がうかがえる。
番頭さんらしき人が現れ丁寧にお風呂を案内してくれる。
玄関を入り左手に進むとお風呂だ。
廊下の右側に貸し切り浴場、突き当たりが女性浴場だ。
その脱衣室からは混浴の大浴場にも行ける。
4階にも2つの貸し切り風呂があるという。
まずは女性浴場へ。
脱衣室は1人のおばあちゃんがいて、当たり前のように混浴大浴場へと入って行く。
入り口の戸をそっと開けて見るとおばあちゃん1人。
さっそく入る、ラッキー。
薬師千人風呂(混浴大浴場)
浴室は湯気がたちこめて白っぽくぼやけている。
まだお湯を貯めてる最中で少し浅い。
20人くらい入れるタイル張りの大きな浴槽。
男性出入り口の方にあるタイル壁には目玉のような前衛的な絵が描かれている。
浴槽の中に直径1メートルくらいの石の台がある。
お湯の面から少しだけ下だ。
座るためにあるのだろうか。
少し黄緑がかった透明のお湯で特に匂いなどはない。
42度くらいの入りやすい温度だ。
軟らかくてやさしいお湯はとてもきれいである。
いつまでも入っていたいお湯だ。
壁面には天女の絵。
洗い場は両サイドに5,6カ所あり、シャンプー類完備。
東鳴子混合泉
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉
74.6℃ pH8.0
離れたところにある貸切露天も良かったです。
なによりチェックアウト後にお見送りにスタッフさん総出で出てくれて、大女将さんまで着物をきちんとされてお見送りしてくださったのが印象的でした。
宿泊者用の母里の湯にもう一度入りたいです~。
私も今回、立ち寄りしてみて泊まりたいと思いました。
そして、宿泊者専用の露天風呂に入りたいものです。
感じのいい宿でした。
自炊部でも母里の湯に入れるのですね。
お茶を点てていただけるなんてステキです。
昨年の11月初旬でしたが、温泉には宿とは別の場所にも特別な露天風呂があって、車で連れて行ってくれました。露天は混浴ですが、時間で入浴できるようになっていました。
宿の中の千人風呂は、壁にはご覧のような天女のイラストが描かれていて、お湯に浸かりながら癒されましたね。
泉質は全国的にも知られているほど有名らしい!
その宿泊者限定の露天風呂に入りたいと思っています。
写真でみるとステキですよね~。