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5、6年前の火事がなければ白布温泉には3軒の茅葺き屋根の旅館が並んでいた。
ただ一軒火災から逃れたのがこの西屋である。
道路を挟んだ駐車場に車を止めて茅葺きの宿に入る。
一歩入ると磨かれて黒光りした床や柱が歴史を感じさせてくれる。
とても落ち着いた玄関である。
右手に長い廊下が見えたがそれはそれはステキな雰囲気だ。
「
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とても感じのいい女性に案内され、中庭を通ってお風呂へ行く。
軒先で靴を脱ぎ赤いのれんをくぐるとそこは明るいきれいな脱衣室。
籐のゴザが心地よい。
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お風呂の戸を開けると豪快に流れる湯滝の音と浴室の雰囲気に感動の声をあげてしまう。
黒い石の浴槽からザーザーともったいないくらいお湯があふれている。
どこからどこまでが浴槽かわからないくらいお湯が流れ出している。
歴史と風格を感じさせるお風呂だ。
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熱めのお湯に浸かると細かい湯の華が見える。
無色透明のきりりとしたとてもいいお湯である。
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打たせ湯の3本の湯滝は豪快に落ちてくる。
その樋は苔むし、これまた歴史を感じる。
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打たせ湯の横には重厚な1人用の石風呂がある。
ここも気持ちいいほどのお湯があふれている。
入ろうとしたがとても熱くて入れなかった。
加水すればいいのだがあえて広い浴槽だけ入る。
お風呂の造りは東屋と同じである。
もしかして、消失した中屋も同じだったのだろうか?
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高い天井からの日の光と廊下側からのほのかな採光が自然な雰囲気をかもしだしている。
このすばらしいお風呂を一時間近く一人占め、幸せ~。
このお風呂はすっかり気に入ってしまった。
感動のお風呂だ。
次回はぜひこの茅葺きの西屋に泊まってみたいものだ。
カルシウム-硫酸塩泉
59.8℃ PH7.1
お湯の音が少しうるさいけど、あそこのお風呂で鄙び系の温泉もいいな~って思ったのでした。
入るのは即、あきらめましたよ。
本当に良い雰囲気のお風呂でした。
温泉本や旅行雑誌などで見るより、ずーっといいお風呂でした。
お風呂の造りが東屋とほとんど同じに見えますが、
どこか違う点はありましたか?
同じかと思ったので、ここはパスしてしまった
パサ君のコメントでブログを少し書き換えしました。
ありがとうです。
少し違うといえば石の色でしょうか、西屋は真っ黒な石で重厚な感じがします。
パスしない方がよかったよ。