つるし雛

秋保里センターでは「手作りおひな様展」を開催中。
山の会のお仲間３人も出展。





館内に一歩踏み入れると思わず「ワー！！」と叫んでしまう。
天井からつるされた色とりどりのつるし雛。

このつるし雛は「雛のつるし飾り」とも言い、静岡県稲取地方で江戸時代から伝わっているらしい。
子供の成長を願って、これらの小物にはそれぞれの意味があるという。
いただいたパンフレットには由来が書かれていた。





這い子人形。
ハイハイをよくする子は丈夫という言い伝えから、
子供のすこやかな成長を願う。



うさぎ。
赤い目の兎は呪力があり病気を退治する。



亀。
長寿の願い。



俵ねずみ。
ねずみには金運や霊力があり子供をたくさん産んで働き者になるように。
俵は五穀豊穣。



ぞうり。
早く歩けますように。



お花。
花のように美しく。



金目鯛。
稲取名産の縁起物、赤は魔よけの色とされる。


これらの他に座布団・巾着・ハト・桃・三角・猿・とうがらし・大根・ニンジン・手まり・よだれかけ・羽子板・お手玉・蝶・だるま・すずめ・犬・ふくろう・はまぐり等々が飾られていた。




小さなつるし雛。

受付の所で吊し雛の作り方を教えていた。
私も覗いてみたがあまりに細かい作業に恐れをなす。
作ってみたいと思うが私に一番足りない「根気」を要するようだ。


※この手作りおひな様展は２２日まで。