
月山登山の帰りに寄った温泉。
市町村合併で鶴岡市になった旧羽黒町の日帰り温泉施設である。
まだ新しそうな近代的な建物である。
何でも、出羽三山の神社の形を真似たそうだ。

玄関を入ると目の前にで~んとあるお風呂入り口。
脱衣室は多くのカゴがあるがその割には狭いと思う。
100円が戻ってくる貴重品ロッカーもある。
地元のみなさんはお風呂グッズ持参でカゴ置き場はいっぱいである。
15ぐらいある洗い場も全部ふさがっていた。
内湯は広くやや塩素の臭いがする循環風呂である。
ジャグジーもサウナもある。
無色透明のお湯は海の水くらいしょっぱい。
こんなにしょっぱいお湯は多分初めてだと思う。
相変わらず洗い場は満員、3人の人が順番待ちで並んでいる。
あまりみともいい光景ではない。
内湯からドアを開けるとすぐに露天風呂である。
露天風呂は広々とした岩風呂で半分は屋根がある。
囲いがあるものの開放的で気持ちがいい。
よそ者とわかるのか、孫を連れたおばちゃんが
「どこから来たの?」
と話しかけてくる。
仙台と答えると驚いていた。
浴室も脱衣室も清潔でよく清掃されていた。
天井が高く明るい館内である。
※混雑のため風呂画像なし

お風呂上がりに館内のレストランでざるそば(550円)を食べたがごく普通の蕎麦だった。
お水がとても美味しかった。

フロント近くの廊下にお客さんから寄せられる目安箱掲示板があった。
「男湯の清掃を女性がするのは止めて欲しい。男だって羞恥心がある云々・・・」
「サウナマットくらい無料にしろ・・・」
「入れ墨の人を断らないのか云々・・・・」
「女風呂に男の子を入れないで欲しい・・・」
「汚物が浮いていたので従業員に言うと云々・・・」
そんなお客さんの意見に対し、生協の白石さんまでもはいかないが丁寧に回答されていた。
読んでいるとおもしろい。

夕暮れ時、次から次へと車が入ってくる。
人気の温泉のようである。
ナトリウムカルシウム・塩化物温泉
74.7℃ PH7.4
外観とロビーが、以前記事に載っていた河北町でしたっけか?
そこの温泉に似ているような、ないような
今、山形の温泉をもう一度見たら、ありましたよ。
ホントそっくりです。
設計者が同じかしらね。