大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

マツユキ草

2010-05-23 | 日記

     マツユキ草(スノードロップ)2010/写真小川道子

この、美しい花は、札幌東区の小川道子さんのお庭で、今年の3月20日に雪の中に咲いたマツユキ草です。マルシャークの「森は生きている 12月のものがたり」でわがままな女王の贈り物にする花を真冬の森の中に採りに行かされる女の子が、森の奥で12人の月の精たちと出会い、一時間だけ4月の月からもらったマツユキ草をかご一杯摘む。。。大好きなお話。
小川さん自身もこの物語が大好きだそうです。ご自身が主宰し脚本を書く、演劇集団「グループ森」で何度も何度も上演し、
20年前京都の苗屋さんから取り寄せて植えたこの花が毎年こうして札幌の雪の中で一ヶ月も咲き続けるのだそうです。

詩は小川さん句は小川さんのお母様です。  写真では、読みにくいですね。以下に記します。

まずは 生きてみようよ
生きてみることが大事さ
生きていれば
季節がめぐるように
人生の四季だってめぐるものさ
自然界の花だって
秋に植えれば春には咲く花もあり
土の中でゆっくり成長して
何年もかけてやっと咲く花もある
土の中できっと思っているのさ
生きていればいつか咲くさ、と

誰かが言っていたよ
「時間がたつと、人は強くなれる」ってね
「今日と明日ではまわりも変るし
自分も変るはずだから」って
それからこうも言っていた
「すぐに幸せになれなくても
ゆっくり幸せになればいいんだよ」ってね

今日と明日では
変わり方は目に見えないかもしれないけれど
時間が それを見えるようにしてくれる日が きっと来る

だから まず 生きてみようよ
自分のために
愛する人たちのために


句 『旅立ちの季節未踏に立ち尽くす  和子 』

迷余会員?!

2010-05-23 | 日記
今年もそろそろ始まるなー、裂き織り教室。
相変わらずレース編みに夢中で、織りの欲求は来ず。。。。
去年は、のぶこセンセイが「あなたは織らなくても私の生徒です」と葉書をくれた。
今年は、生徒たちみんなに来ているらしい日程の葉書が私には来ない・・・・・・
新しい生徒も増えるらしいから、織らずに弁当だけ食べに行くのは気が引ける。
去年一年間、弁当持って編み物して、いっぺんも織らずに月謝も踏み倒した。
『恥的障害者』と認定され居心地がいいのでふと気付いたら、そうなっていた。
今年はいくらなんでも、そんな甘えとわがままは自分自身がユルシマセン。
と、思っていた矢先、のぶこセンセイがかずちゃん運転の車でふらりと遊びに来た。
風邪でひどい熱があるらしく「すぐに帰るからね」と言いながら、喋って飲んで足湯して、ぐーぐー昼寝して夕飯食べて
結局そのまま一晩泊って、朝ご飯ばくばく食べて「あーー!風邪治ったーーー!」と帰っていった。
そしてこのたび、なぜか「ひわちゃんは私の教室のメイヨ会員としてデンドウ入りとなりました」との電話を頂く。
メイヨカイイン?? 裂き織り教室の迷い子としてお余りな存在、『迷余会員?!!』 ぴったし・・
デンドウってどこだ??喋りすぎる口を電動マッサージ機にはめ込んで休ませろってかい??うまいな。。
とにかく、この一年は『迷余会員』として教室の出入りが許されたのだ。一瞬背すじが伸びる。そのあとニヤニヤ・・・
先週の日曜日、今年第一回目の教室がはじまり、12時の弁当の時間めがけて教室に到着する段取りのはずが
朝からうっかりいろいろなことに手をつけたら、とっくに12時を過ぎ、「おひるでーーーす」とセンセイからメール頂く。
一応他の生徒さんの手前けじめが大切。『迷余会員 ながのひわ』と書いたバカデカイ名札を胸に付けて参上する。
「来ましたー」 と なんの説明も弁解もせずに入りこんで、かずちゃんが作ってくれた弁当を食べながら喋る。

長沼温泉の桜

大根の芽が顔を出したよ!

今年も 田圃起こしで奮闘中!