東京から戻り、早2週間 。怒涛のような日々が過ぎた。
これほど緊張感に満ちた日々はない。これからが本番ともいえるが。
巨大津波に(神様ここまでするのか・・)と背筋が伸びたが、(東京じゃなかった)と
安堵感が先に来た。しかしそれは福島原発の最初の爆発の時点で吹き飛んだ。
東京絶滅の危機感に身体中の毛穴がガガガっと開いた。
ほんとうに、「その日」が来た。と地球と太陽系と銀河系くらいまでの全細胞が集結して
(ニッポンを立て直すいのちを生み出す若者を一人でも多く残す)と指令が来た。
息子、娘、親戚、友人知人に「早く逃げて」と命がけで訴えた。大かぶ開放も宣言した。
しかし、みな、一応に冷静すぎるほどで、だれもそれに「ほいきた!」と反応する者は無く・・・
息子は友達が大事。娘は婚約者とその両親のいる横浜を離れない。。各々 明日は人に会う約束している。。
仕事は休めない。。学校がある。。味噌と米があるから大丈夫。。ホッカイドーって仕事あるの?。。。
あ、そ、そうなんだ、ごめん、煽るつもりはない。
この危機感はじぶんたちだけなのか・・・宇宙からの指令はなんだったのさ・・
しかし、自分が各々の立場なら、、、、友達や愛する人がそこに残る決心をしたのなら、一緒に残るだろう。
じぶんが誇りを持って就いている仕事があれば、それを全うすることで後悔のない人生、とするかもしれない。
そういう自分も、30年前、チェルノブイリは他人事だった。神戸の震災さえまだまだ余裕だった。ついこの間の
ニュージーランドも地球のあちらこちらで絶え間なく続く紛争や天変地異も、はっきり言って、自分の事ではなかった。
これが全部自分事なら、恐怖と悲しみでとっくに死んでしまっているだろうから、うまくできてるな・・・
わたしは私の立場において、じぶんの思いを伝えるだけ。あとは各々の決断をわたしが(そうか)と受け止めるだけ。
東出さんの奥さんのひとみさんが首都圏混乱のさなか埼玉に決死の覚悟でたどり着き、
生まれたばかりの孫とお嫁さんを連れ帰った。
東出さんは電話口で男泣きしていた。「俺達はもう捨石でいいんだ。若い人を守らなくては」 私も泣いた。
こんなに、ホッカイドーのおじさんおばさん熱くなっているのに首都圏の若者はクールだ。
精子も卵子も、すでにケイタイの電磁波と毎日取り込む食品添加物もろもろで、用を成さないことを知っているのか・・・
生命の存続をかける意識など、経済社会の中では無用のものだろう。ぜんぶ機械がやってくれるんだもん。
孫に肩たたきしてもらうまで育て上げる費用より、高性能なマッサージ機を購入するほうが安上がりだろう。
福島のほうれん草がなくったって、三陸の牡蠣が食べれなくても、大きな工場で、衛生的に製造された
サプリメントの錠剤のストックがあればいつもお肌ぴちぴち・・・・・・
それはそれで少しも悪いことじゃない。じゅうぶん魅力的。でもじぶんはそれじゃ落ち着かない。
じゃあ、わたしってどんなことをシアワセだって思っているのだろう・・・・・・
そのことを胸に問いながら、こんどこそ自然と調和し新しい社会を生きていくのだ。と自分自身に宣言した。
これほど緊張感に満ちた日々はない。これからが本番ともいえるが。
巨大津波に(神様ここまでするのか・・)と背筋が伸びたが、(東京じゃなかった)と
安堵感が先に来た。しかしそれは福島原発の最初の爆発の時点で吹き飛んだ。
東京絶滅の危機感に身体中の毛穴がガガガっと開いた。
ほんとうに、「その日」が来た。と地球と太陽系と銀河系くらいまでの全細胞が集結して
(ニッポンを立て直すいのちを生み出す若者を一人でも多く残す)と指令が来た。
息子、娘、親戚、友人知人に「早く逃げて」と命がけで訴えた。大かぶ開放も宣言した。
しかし、みな、一応に冷静すぎるほどで、だれもそれに「ほいきた!」と反応する者は無く・・・
息子は友達が大事。娘は婚約者とその両親のいる横浜を離れない。。各々 明日は人に会う約束している。。
仕事は休めない。。学校がある。。味噌と米があるから大丈夫。。ホッカイドーって仕事あるの?。。。
あ、そ、そうなんだ、ごめん、煽るつもりはない。
この危機感はじぶんたちだけなのか・・・宇宙からの指令はなんだったのさ・・
しかし、自分が各々の立場なら、、、、友達や愛する人がそこに残る決心をしたのなら、一緒に残るだろう。
じぶんが誇りを持って就いている仕事があれば、それを全うすることで後悔のない人生、とするかもしれない。
そういう自分も、30年前、チェルノブイリは他人事だった。神戸の震災さえまだまだ余裕だった。ついこの間の
ニュージーランドも地球のあちらこちらで絶え間なく続く紛争や天変地異も、はっきり言って、自分の事ではなかった。
これが全部自分事なら、恐怖と悲しみでとっくに死んでしまっているだろうから、うまくできてるな・・・
わたしは私の立場において、じぶんの思いを伝えるだけ。あとは各々の決断をわたしが(そうか)と受け止めるだけ。
東出さんの奥さんのひとみさんが首都圏混乱のさなか埼玉に決死の覚悟でたどり着き、
生まれたばかりの孫とお嫁さんを連れ帰った。
東出さんは電話口で男泣きしていた。「俺達はもう捨石でいいんだ。若い人を守らなくては」 私も泣いた。
こんなに、ホッカイドーのおじさんおばさん熱くなっているのに首都圏の若者はクールだ。
精子も卵子も、すでにケイタイの電磁波と毎日取り込む食品添加物もろもろで、用を成さないことを知っているのか・・・
生命の存続をかける意識など、経済社会の中では無用のものだろう。ぜんぶ機械がやってくれるんだもん。
孫に肩たたきしてもらうまで育て上げる費用より、高性能なマッサージ機を購入するほうが安上がりだろう。
福島のほうれん草がなくったって、三陸の牡蠣が食べれなくても、大きな工場で、衛生的に製造された
サプリメントの錠剤のストックがあればいつもお肌ぴちぴち・・・・・・
それはそれで少しも悪いことじゃない。じゅうぶん魅力的。でもじぶんはそれじゃ落ち着かない。
じゃあ、わたしってどんなことをシアワセだって思っているのだろう・・・・・・
そのことを胸に問いながら、こんどこそ自然と調和し新しい社会を生きていくのだ。と自分自身に宣言した。