真冬の2月に長沼を発ち、4月の半ばに戻ったらすっかり春だった。
早速今年のモミの消毒が待っていた。
稲の苗を立てる前段階で種となる「籾」を通常は60℃のお湯で10分間消毒する。
しかし今年は、夫が札幌で木村秋則さんに聞いてきたやり方「泥消毒」に決定。
田圃の土を水で溶き、種籾をその中でよーく揉み込む。
そのあと井戸水でその泥を洗い流してから15℃の水に一週間浸水。
今「籾」は水の中で暮らしている。
それからまたあれこれした後ようやく苗ポットに蒔き、ハウスで育苗する。
葉が5.5枚になるまでにだいたい40日、6月10日頃めやすで田植えとなる。
長い間自分のやり方で米つくりを続けてきた80歳の山崎さんが
反対もせず「やってみよう」と言って積極的に私たちのやり方を受け入れてくれたことに勇気湧く。
山崎さんが試行錯誤を続けながら稲を作ってきた過程には「苗が全滅したこともある」という。
「その年の米は一切無しか・・と思ったが周りの農家の余った苗を分けてもらって植えたよ」と笑って話してくれた。
山崎さんがニコニコ笑っていると自分も不安を感じない。なんとなく大丈夫なんだなって気になってくる。
ほんとうはとんでもないことをし始めているのかもしれないが、みんなで笑っていると怖くない。
健太郎の脳挫傷騒動でも、結局は毎日みんなで笑っていたな。私たちも、見舞いに来る人も。
けいこさんとホテルで毎晩ビール飲みながら、きょうはオムツがとれたとか、自分で歩いたとか
ぐっすり寝てた、歌を歌った、えんぴつで絵を書いた、ご飯全部食べた、あのことを思い出した、このことが出来た・・・・・・
些細なことに喜んで乾杯して、なんだかんだ笑って笑って喜んで・・・・気づいたら治ってた。
稲の力信じて笑っていよう。
自然農法の田圃の土を採取
井戸水に土を溶かし、その水を30分ほど静止させ、澄ませる。
4kg毎に網に詰めた種籾を 泥の中で丁寧にもみ洗いする
もみ洗い後、泥水に15~30分ほど漬ける
漬け終わった籾は、泥水をよく水気を切る
流水か 奇麗な溜め水の中で よく泥を落とした後 浸水槽に入れる
早速今年のモミの消毒が待っていた。
稲の苗を立てる前段階で種となる「籾」を通常は60℃のお湯で10分間消毒する。
しかし今年は、夫が札幌で木村秋則さんに聞いてきたやり方「泥消毒」に決定。
田圃の土を水で溶き、種籾をその中でよーく揉み込む。
そのあと井戸水でその泥を洗い流してから15℃の水に一週間浸水。
今「籾」は水の中で暮らしている。
それからまたあれこれした後ようやく苗ポットに蒔き、ハウスで育苗する。
葉が5.5枚になるまでにだいたい40日、6月10日頃めやすで田植えとなる。
長い間自分のやり方で米つくりを続けてきた80歳の山崎さんが
反対もせず「やってみよう」と言って積極的に私たちのやり方を受け入れてくれたことに勇気湧く。
山崎さんが試行錯誤を続けながら稲を作ってきた過程には「苗が全滅したこともある」という。
「その年の米は一切無しか・・と思ったが周りの農家の余った苗を分けてもらって植えたよ」と笑って話してくれた。
山崎さんがニコニコ笑っていると自分も不安を感じない。なんとなく大丈夫なんだなって気になってくる。
ほんとうはとんでもないことをし始めているのかもしれないが、みんなで笑っていると怖くない。
健太郎の脳挫傷騒動でも、結局は毎日みんなで笑っていたな。私たちも、見舞いに来る人も。
けいこさんとホテルで毎晩ビール飲みながら、きょうはオムツがとれたとか、自分で歩いたとか
ぐっすり寝てた、歌を歌った、えんぴつで絵を書いた、ご飯全部食べた、あのことを思い出した、このことが出来た・・・・・・
些細なことに喜んで乾杯して、なんだかんだ笑って笑って喜んで・・・・気づいたら治ってた。
稲の力信じて笑っていよう。
自然農法の田圃の土を採取
井戸水に土を溶かし、その水を30分ほど静止させ、澄ませる。
4kg毎に網に詰めた種籾を 泥の中で丁寧にもみ洗いする
もみ洗い後、泥水に15~30分ほど漬ける
漬け終わった籾は、泥水をよく水気を切る
流水か 奇麗な溜め水の中で よく泥を落とした後 浸水槽に入れる