大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

米づくり春作業予定は

2013-04-04 | 日記
 米づくり春作業の予定
     今年も3月も終盤となり、雪の多かった今年の冬ももうすぐ終わり、いよいよ農作業が始まります。
    4月の初旬
     種もみの泥消毒(病気の原因の菌を田圃に住む土壌菌を使って殺菌する、通常は薬品を使う)と 
     温かいお湯に一週間ほど浸し、発芽させる。
    4月20日過ぎ
     育苗ポットに土を入れ、発芽した種もみを蒔く
    5月最終週
     田植え(田植え機にて植える)
    6月初めの土、日曜日
     手作業による田植え
    6月田植え後、7月初めごろ
     田圃の草取り

    
今日も 渡り鳥の群れが飛んでゆく 

豆 豆 豆三昧!

2013-04-04 | 日記
毎日豆落とし。毎日豆選り、豆三昧。
頼んであった今年の野菜の種も到着して、夫はソワソワ袋を出したり入れたり。
(早く豆片付けろよ)といわんばかりだ。
じゃあ、夫も豆落とせばいいじゃないか、、とも思うが、彼には向いてない。
注文品の発注、仕入、配達、資金繰り、米の籾摺り、薪割り、川の水の調整、、、
町内会のこと、今日明日のこと、週間、月間、年間、10年先50年先、、、、、、
いつも頭の中はこれらがぐるぐるしている。。。と推測する。
だから自分の不得意分野には近づかない。けっして豆には近づかない。
しかし、よくしたもので、頭より手足が動く妻がその隙間を埋める。
頭の使い方も男はハード系、女はソフト系。世の中家の中それがひとつで機能する。陰陽だ。

夫と自分の”ちがい”20年かかって合点の入り口に立つ。
 2~3日前の朝7時前 「オイ、行くぞ」と布団を出た夫が着替えながら言う。
(え?ばかに段取りいいな)と布団から飛び起きて、すぐに出かける支度する。
予報は”午後から吹雪”。朝は快晴だが、これから急変することを考え早目の段取り。。と思った
が、、夫は着替えて外に出たまま帰らず、出発したのは3時間後だった。
その間、今か今かと豆を選りながら(マッタク。。やっぱり。。いつもそうだ。。。)と腹がぶすぶす・・
ようやく走り出す。夫はけろりとしている。(なんだっていうんだ、これだけ待たせて)
腹も顔もぶすぶす。  ふと 「ああ、、」と合点する。
『今日は11時に札幌に着くために、早く起きてやることを済ませてから「行くぞ」』
と、言いたかったんだね、とーちゃん。と運転席の夫に聞く。「そうだ」と言う。 
倉庫で事務仕事。ヤギと羊にごはん。夕べの嵐の吹き溜まりを除雪それからあれこれ、、、、
それを起き抜けに「オイ、行くぞ」だけで言い表す夫。そのままそっくり単純解釈する自分。 
夫のこの表現法に翻弄されて20年。
生じる心のストレスは許した振りして埋めてきた。が、今謎解けた。
なんでこんなことに莫大な時間を費やしたのか?やっぱ、頭ちゃんと使ってないんだな。
ふところの深さが邪魔して、頭のわるさに気づけなかった。ははは


国道174沿いの河には 今年も白鳥が飛来して しばし体を休めでいる
            
          でも4月に入っても 畑には こんなに雪が・・・・