大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

貢献・世界の平和

2019-01-13 | 日記
雪が毎日静かに降る。
手で撥ねるくらいの量が降るので、否応なくひと汗かけるのが有難い。
沢山降れば夫が機械でががーっと除雪するので、妻、戦力外だ。

正月の1週間をひとの家で過ごしたが、いろいろ発見があった。
妹宅2泊目の夜「姉ちゃん髪洗ってるの?」といぶかしがられ
「ちゃんとシャンプー使ってよ!」とばい菌扱いする。「におう~?」
「なんか木みたいな匂いする」(シャンプーの方がよっぽど匂うんですけど)
イライラさせないようにシャンプー使って安心させた。香料で頭がクラクラした。
弟は早朝から家の周りをブンブンいわせて除雪機を動かしている。
「とおちゃん、雪がちょっと降っただけで除雪したがる。そして疲れた疲れた、、ってアピールする」
家族は弟の身体と除雪機のガソリン代の心配をしているが、弟、反論もせず、いう事も聞かず。。。
古い恋を捨て新しい恋に意欲的な姪が「理屈っぽくないひとがいいな」というので、
「ああ、カナちゃんと反対の人ね、、」と、何んの気なしに言ったら、両親(弟夫婦)が(ぎょ!)って
顔見合わせて固まった。本人はケロリだったが、両親はドキリだった。親の気遣いか?、、ナルホド、、
88の母が家の中を杖を使い、ずいぶん不自由そうな身のこなしを見て憂いていたら、間髪入れず
「婆ちゃん一人の時ならタッタカ歩いてる」と家族は鼻先で笑った。母、反論も言い訳けもせず。。ぷっ
従弟の家では注意深く暮らした。以前、家の中を裸足で歩きまわっていたら「ひわ、スリッパ!!」
と何度もいわれ、(うるさい。。)と腹の中は戦争だったが今回はずっと履いていたのでお互い安泰。
もう20年以上、朝、顔は洗わず、両てのひらで顔全体を包んで触れてすべすべつるつるを確認し、
(あかちゃんみたいー)と言ってやるだけ。シミ・シワ等の視覚は棚上げし、触覚重視。
が、80過ぎの叔母に「洗面所にあるクリームだけはつけときなさいよ」と言われ香料にむせたがつけた。
「ほら、艶が全然違う」と言われたので「ほんとー?」と相槌も打った。相手が安心すると自分も安心。
群馬のみっつさんにこれらの事を報告すると、「ひわちゃんおとなになったねえ」と褒められた。
実験途上の若い時なら自分を曲げずに向い風まともに受けたが、今なら調和第一。
親兄弟、親戚一同、互いの記憶の中に刻まれた数々の対立と不調和に幕を閉じ、和平合意の時来る。。。
新年、世界平和にちょっと貢献。