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27日、福岡、鹿児島など8県が関係する
「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」が
世界遺産推薦候補に選ばれました。
新聞記事を読みますと、
いろいろなコメントが出されています。
福岡県小川知事~「大変喜ばしい。世界遺産に向けて前進した」。
鹿児島県・世界文化遺産総括監の酒匂氏~「ここまできたら(国内候補)に選ばれてほしい」「長崎教会群も価値ある文化遺産。企業の誘致合戦とは違うので『対決』のイメージが出ないようにしたい」。
長崎県中村知事~「世界遺産としての熟度が高い教会群を先に推薦決定いただきたい」
又、「今回の選考が従来と違い、文化庁と内閣官房がそれぞれの候補を出す異例の展開となったことについて」NPO法人の<軍鑑島を世界遺産にする会>坂本理事長は~「推薦候補決定の過程が分かりにくく、すっきりしない。喜びは半分」。
(2013/8/28西日本新聞号)
などが注目されます。
明治期に絞っていますが、絞れるのでしょうか。
近代化産業遺産を産業革命遺産にしたことも
言葉だけの変更でしょうか。
世界の例ではイギリスの場合も
「産業景観」「産業遺産」となっていたと思います。
「遺産」はますます拡大するのではないでしょうか。
地域毎の「熟度」にも差があるようです。
大牟田荒尾地域の遺産群だけで世界遺産の価値があるとも言われます。
かえって課題が多くなったと感じます。