大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

朝倉LC~中村氏のアフガン水車製作費に寄贈

2015年11月19日 11時31分22秒 | 日記
「 朝倉ライオンズクラブ(LC)はアフガニスタンで用水路建設など復興支援に取り組む福岡市の非政府組織『ペシャワール会』に、現地の水車製作費40万円を寄贈した。朝倉市であった寄贈式で現地代表中村哲医師(69)は『多くの支えがあり、現地で仕事ができる。3基目の水車製作費に充てたい』と感謝の意を表した。 中村医師は同市で江戸時代に完成し、今でも現役の山田堰や三連水車をモデルに、戦乱や干ばつによる混乱が続くアフガンに取水堰や水車2基を建設。砂漠など約1万6千ヘクタールを農地に変え、小麦や野菜が栽培されている。中村医師によると、水車1基の製作費は40万円で賄うことが可能で、20~30ヘクタールの畑を潤せるという。 チャリイティーゴルフの益金の一部を寄贈した岩下繁隆会長(65)は『中村先生のおかげで朝倉が全国的に有名になった。活動に役立てほしい』と述べた。」(下㊨:2015年11月5日西日本新聞「アフガンに新水車を 中村氏に製作費寄贈 朝倉LC」全文)
中村哲氏は<大牟田ンモン>として大牟田市民にも愛されている方です。大牟田にはペシャワール会の会員も多いです。〝朝倉が全国的にも有名になった"言われているのは、中村氏が常々、アフガンの治水は朝倉の山田堰をモデルにしたことを講演会などで話されていて、関心が集まったことや、昨年9月には山田堰が「かんがい施設遺産」に選ばれたこと、そして今年の3月にはアフガンの農村復興開発大臣が山田堰を中村医師の案内で視察されたことなどがあります。(下㊧:2015年3月28日西日本新聞・中川次郎「アフガン大臣 山田堰視察 朝倉の宝活用『先人喜ぶ』 地元関係者、誇りと歓迎」より) とても喜ばしい寄付だと思います。良かったですね!!
中村医師は現地で活動を続けられながら、日本各地で現地活動報告の講演会、写真展などされています。ペシャワール会の会報も発行され、会員募集(年会費3千円)もあっています。多くの支援を要請されています。